土曜の夜、隼は葵ちゃんの所に駆け寄って手を振ると笑顔で振り返してくれた様で、緊張せずに話せたとのこと。
外の屋台で串焼きとジュースを買って小学校を出て川原沿いに歩きながらお互いの現在について話しをしたとのこと。
まず、同い年の隼が高校生でない事に驚いていた様子。
それから母親の死と親戚宅での地獄の日々…
15歳で料亭の板前修行の時期と虐めによる生命の危機…
なんだかんだあって(ここは誤魔化した様です)俺と出会い、そして仕事を手伝いながら一緒にここにきたこと。
そして…葵ちゃんが『好き』な事も流れで伝えたみたいで、顔を両手で隠して照れながら話してくれました。
一方で、葵ちゃんは広島市内の高校でテニス部をしているが先輩に強く当たられて嫌だったり、勉強がいまいち頑張れず成績が伸び悩んでいたり、親とよく口喧嘩になることなどを話してくれたが、その後で「でも隼君と話をして、私は甘えてたんだなって思った。」と締めた様で、尊敬する…と言われてむず痒かったと心境を語ってくれた。
「ハクション」とクシャミをした際にマフラーを一緒に巻いてくれて、体を温めるためにたい焼きを買いに小学校まで戻ってくる際に、歩きにくい為にどちらからともなく手を繋いだこと。
口元にあんこがついたのを取ってくれた時にドキドキしたことなどを話してくれた。
たい焼きを私と吉川さんに渡した後、葵ちゃんが手を引いて外に出してくれた様で、理由はおじいちゃんがお酒を隼に飲ませたからみたいだ。
以前より気に入った相手には未成年関係なくお酒を飲ませる様で、終わりがないから…だとのこと。
その後、ジャンパーを取りに神社まで戻り、そのまま神殿の階段に座って話の続きをした。