徹ちゃんと会うこともなくなって学年末。
徹ちゃんから、お父さんの仕事の関係で、関西に
引っ越すことになったと聞かされた。
「今から来れない?」徹ちゃんから電話があった。
家族は誰も居なかった。
何時ものことながら、最初は、ヨソよそしくても、
すぐになれてふざけあった。
「もうすぐお別れだから、最後にやろう!」
俺は黙って頷いた。
少し肌寒い陽気だったので、徹ちゃんは暖房をいれた。
すぐに部屋は温まった。
温かいを通り越し、暑いくらいになった。
「暑いね」と言いながら、徹ちゃんは、下着ごとズボンを下げた。
色白の、細長い皮かむりのチンコが半勃起状態で、
ソファーに座った俺の前に突き出された。
俺は下から、支えるように手にすると、グイ〜ン言う感じで、
勃ってきた。
勃起すると、亀頭の先っぽが少し見えてきた。
俺が両手で扱くと、クルッと皮がめくれ、薄く赤みがかった亀頭が
剝きだしになった。
先っぽの割れ目から、透明の粘液が滴った。
徹ちゃんは、俺をカーペットに膝まづかせ、自分から
ソファーに横になり、上半身をまくり上げた。
チンコの裏筋を初めて見た。
色白のチンコの欠陥が青く透けて見えた。
うす赤い亀頭にチョコッと指が触れた時、徹ちゃんは、
全身をピクッとさせて痛がった。
俺は、裏筋をなぞるように、竿の付け根から、亀頭のクビレ
付近まで、皮の上から扱いた。
鈴口から粘液が湧き出てきた。
その粘液をたっぷり指に塗って、テカテカに光っている
亀頭の割れ目に振れたが、痛みはないと言う。
最初の時は、簡単に皮が剝けず、皮の上から容易に扱けたが、
今回は、簡単に皮が剝けてしまい、皮の上から扱くのが
難しくなっていた。
徹ちゃんは俺の手を取り、扱くのではなく、手のひら全体で、
包み込むようにして揉んでくれと言った。
俺は言われるまま、押し込むようにして手のひら全体で、
ユックリユックリ揉みだした。
「それイイ、それ、それイイ」
徹ちゃんは腰を突き上げるようにして、吐息も荒くなってきた。
「あ〜、ぁあぁ〜」更に吐息が荒くなり、
腰を突き上げるようにピストン運動を加えた。
チンコに添えられた俺の手の上から、自分の手を重ねるようにして、
ユックリ回しながら揉み続けた。
やがて徹ちゃんは、全身を反りかえすようにして腰を突き上げ、
体を硬直させた瞬間、生暖かい粘液が、俺の手の間に広がった。
徹ちゃんとはそれが最後だった。
ゲイとかオカマとかの言葉は知っていたかと思うが、
この時は、自分たちのは、一種の遊びの感じだった。