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高校の後輩 2期@ 23/9/19(火) 11:05
高校の後輩 2期A 23/9/19(火) 11:57
高校の後輩 2期B 23/9/19(火) 12:22
高校の後輩 2期C 23/9/19(火) 12:47
高校の後輩 2期D 23/9/19(火) 13:24
Re(1):高校の後輩 2期D [名前なし]マサル 23/9/20(水) 0:14
Re(2):高校の後輩 2期D 23/9/26(火) 12:55
Re(3):高校の後輩 2期D [名前なし]マサル 23/9/26(火) 21:37
Re(4):高校の後輩 2期D 23/9/27(水) 10:22
Re(5):高校の後輩 2期D [名前なし]マサル 23/9/27(水) 20:23
高校の後輩 2期E 23/9/26(火) 4:40
高校の後輩 2期F 23/9/26(火) 5:03
高校の後輩 2期G 23/9/26(火) 5:27
高校の後輩 2期H 23/9/26(火) 9:12
高校の後輩 2期I 23/9/26(火) 9:51

 高校の後輩 2期@  - 23/9/19(火) 11:05 -
ショッピングモールで隼と一緒に過ごした後、隼は僕と一緒に道場に行くからと両親を帰らせた。
6時半になり、ショッピングモールの駐輪場に行くと、隼はおもむろに僕の後ろに乗ってきた。
翔「お前走っていくんじゃないの?」
と呆れた感じで聞くと、
隼「翔さん、お願いしまーす。」
と、満面の笑みで甘えてきた。
10分程度の距離だから走れるだろ…と思う先輩としての気持ちと、隼の幼い顔でねだられて躍る心との葛藤。
そんなことお構いなしで、隼は後部座席に跨ると上下に揺れながら「はやくぅー、行きましょうよぅー」と更に追い打ちをかけてねだってきた。
翔「お前、小学生か!」
と、いいながらも道着の入った鞄を隼に持たせると、僕はサドルに跨り自転車を走らせた。
明らかに隼の勝利だった。

最初は両肩を持っていた隼。
車道と歩道との段差で揺れるたび、「揺れるっ」「危ないっ」と言いながら密着して後ろから手を回してきた。
段差で上下に揺れるたび、ズボンの前辺りで僅かに掠る程度の刺激を感じた。
僕はわざと段差を越えるよう車道は走らず歩道を走った。
でもその事に気づかれない様、冷静に振舞っていたが、お尻に当たる隼の下半身の温もりが、さっき咥えた薄ピンクの塊を想像させられてしまい、僕の股間は勃起していた。
僕は中央部が擦れるのを回避するために大きく広げてペダルを漕いだ。
たった10分だったが、理性と欲望との戦いの為か、とても長く感じた。

引用なし

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高校の後輩 2期A
   - 23/9/19(火) 11:57 -
道場の後ろで2人で着替える。
半勃起状態の俺は『早く治まれ』と思いながら素早く下の道着を着た。
無駄話をしながら着替える隼に中学生が近づいてきて、「もうチ●毛ボーボーですか?」とかおちょくってきた。
隼「うっせぇなぁ、当たり前だろ!」
と、隼はパンツのまま中学生に蹴りをいれる。

『僕は知っている。パイパンだ』

治まる所か硬さを増して主張をしだす分身体に、たまらずトイレに駆け込んで、僅かしか出ない小便を出して少しでも治まる様に努めた。
帯を締めると若干気が引き締まり下半身は落ち着いた。
柔軟をしていると、隼と中学生が軽く打ち込みを始めた。
そこではお兄ちゃん的な存在でみんなを纏めたり、アドバイスをして慕われている。
僕も列に加わると、僕が突く度にオーバーリアクションをしてくる。
翔「普段から一緒に練習しとるだろ。」
隼「こいつらとはスピードが全然違うから、つい。」
翔「何言っとるんや。」
と言いながら前立ちを交代した。
隼の突きは小柄だが飛び込みが早く鋭い。
それを見た隼より少し背の高い中学生が羨望の眼差しで見つめているのと、それを少し自慢げに戯ける隼。
翔「えーけー、早よしろ、このドアホ!」
後ろから蹴りを喰らわした俺に直立して「はーい、先輩。」と更に戯けては列に並び直した。

道場では元国体の選手だった先輩や、大学生達と一緒に練習出来るため、自分たちだけでは知り得ない事を気付かされたり教わったりすることができる。
2時間の練習はとても短く感じるが、身体の疲労度は高校の練習の倍位に感じる。流す汗も時に凍てつく事があるため緊張感に溢れる。
でも、この感覚が癖になって毎週欠かさず通うのだろう。
ぼくも相当な空手バカだな、と毎回思う。

練習後に道場の外でパンツ一丁で風に当たる僕と隼を見て嘲笑う先輩達。
たまに練習がキツすぎた時には中学生も混ざる事があるが、大体はそそくさと帰ることが多い。
親たちもいつもの事だと気にも留めず子育てや料理の話などの世間話をしている。

隼「僕も今日、自転車にしていれば良かったなぁ。」
翔「何でや、親が車で迎えに来てくれてるから楽じゃないか。」
隼「だって翔さんとゲームの話とかバカしながら帰れるじゃないですか。」
翔「そんなん、毎日腐るほどしとるし。」
隼「まぁそうですけど。」
そんな話をしていると、隼のお父さんが
「まだ体力が余っとるんじゃろ。道着は持って帰ったるけー翔くんと一緒に帰ってこい。」
と隼の道着と僕の鞄を車に積んで帰って行った。
残されたパンツ一丁の2人。隼を見るとわかりやすく『マジでぇ』と顔が語っていた。

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高校の後輩 2期B
   - 23/9/19(火) 12:22 -
翔「俺、チャリだし。お前走れよ。」
隼「いやいや、一緒に乗せてくださいよぅ。」
翔「さすがに家まで30分も乗せたくないし。身体やばいくらい疲れてるし。」
隼「そんなん、俺も疲れてますし。」
翔「お前が要らんこと言ってるからこんな事になったんだろ、知らんし、走れよ?俺、嫌だかんな。」
隼「そんなぁ…じゃあ僕が漕ぐんで翔さんが後ろに乗る。これでどうですか?」
翔「素直に走れやぁー」
隼「翔さん、お願い、お願いします。」
両手を合わせて懇願する隼に「まぁええよ。」と言うと、「よっしゃー」と飛び上がりながら喜んでいる。
やはり隼はまだまだ体力が残っているみたいだ。

傍に畳んでいた服を着ると、自転車を2ケツしていつもの河原沿いを帰る。
9時を過ぎると人も車もめっきり少なくなる。
いつもは1人で黙々と漕いで帰っているが、今日はエンドレススピーカーの隼と一緒のため、いつもの河原道が少し楽しかった。

夕方の事を思い出して、肩を掴んでいた手を両脇から回して腹で手を組んだ。
密着度が高くて少し笑けてきた。
隼「どうしたんっすか?」
翔「え?あぁ、お前、夕方にこうやって乗ってたからやってみた。なんか密着しすぎて可笑しくなって。ってか、お前汗だくだな。」
隼「先輩だって汗だくでしたよ。」
翔「そりゃそうか。なら嫌だったろ?」
隼「別に嫌じゃないですけど汗くらい。」
翔「まぁお互い汗だくだもんな。」
そんなことを話しながら走っていると、隼が少し足を広くして漕いでいるのに気がついた。
僕は…実体験から…確信した。

引用なし

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高校の後輩 2期C
   - 23/9/19(火) 12:47 -
僕はお腹に回している両手を静かに浮かせると、大胆に両手で隼の股間を包む様に抑え込んだ。

やはり…勃起していた。

隼「え?あっ…ちょっ…と…」
戸惑いのたまう隼。無言で微動だにしない俺。
隼「えっと…翔くん、何してるの?」
無言のままの俺。
隼「ちょっ…マジでやめて。」
翔「じゃあ何で勃ってんの?」
食い気味に言葉を被せた。
隼「えっ、あっ、あの…」
逆に黙ってしまった隼。
先程迄とはうってかわって川のせせらぎが聞こえる程の静寂の中、ペダルを漕ぐキーコーキーコーという音が冷たく響いた。

やや下に俯きながら自転車を漕ぐ隼。
突然身体が震えたかと思うと「ん…ぅん…」と声を漏らすとともに僕の手の中の生き物が動いた。
僕は驚いて手を離すと自転車から飛び降りた。
隼は自転車を停めると…うずくまって泣き始めた。
いつも天真爛漫で明るい隼はそこにはいなかった。

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高校の後輩 2期D
   - 23/9/19(火) 13:24 -
蹲る隼…

傍らに立ち竦む僕…。

数分経っても僕は何と声をかけてあげれば良いかわからなかった。
今更ながら、「お前、逝ったんかぁ?」と嘲笑い罵ってあげた方がいつも明るい隼にとっては誤魔化せて優しかったのかもしれない。
しかし、この虚無な時間のせいでそのタイミングさえも逃してしまった。

10分は経過しただろうか…
薄い月明かりの下、川原に佇む2人だけの空間は、寧ろ常久とも思える重い時間に感じた。

隼「ごめんなさい…」
翔「いや、あの、えっと…」
隼「気持ち悪いですよね、すいませんでした。」
翔「いや、俺の方こそごめん、いやごめんなさい。」
隼「僕は…いや、先輩の手の中で…僕…。」
両手で顔を覆い下を向いたまま立ち竦む隼。
僕はとんでもないことをしてしまった…と焦った。
翔「ごめん隼、いつもみたいにふざけていたら…でもごめん、俺のせいで嫌な思いさせてしまって、ごめん。」
平謝りする俺をみて、何故か少し笑って
隼「何で先輩が謝るんですか。先輩に嫌な思いをさせたのは俺ですよ?」
翔「いや、悪いのは俺だよ、ごめん。」
隼「だって…、だって俺、翔くんの手の中で…、あの…逝っ…ちゃったんだよ?」
翔「そうさせてしまったのは俺だろ?」
隼「いや、あの…逝っちゃった俺が悪いんです。すいません。」
翔「いや、俺が隼を逝かせてしまったんだよ。ごめん。」

お互いにごめんごめんと謝るやりとりを繰り返す中で、僕が隼を逝かせたのは2回目だと気がついた時、ついつい吹き出して笑ってしまい、それを見た隼も笑い始めた。

さんざん笑った後、「この事は2人だけの内緒にしよう」という事でお互い納得し合った。
気持ちが悪いからとその場で後ろ向きになり股間を隠しながらパンツを脱ぐと、ズボンを直穿きした。
パンツはそのまま丸めてズボンのポケットに押し込んだ。
その後はいつもの様にゲームの話をしながら2人で歩いて家路についた。

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Re(1):高校の後輩 2期D
 [名前なし]マサル  - 23/9/20(水) 0:14 -
キターー!このあと、どうなるのか、気まずくなったあとの展開が楽しみです。

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高校の後輩 2期E
   - 23/9/26(火) 4:40 -
翌日、朝練に隼がいなかった。
何となく心配になり練習に身が入らず、またもや先輩にダメ出しを喰らう俺。
『メンタル弱すぎ…』
そんな事を言われても…
いまいち心ここに在らずな俺。

制汗シートで体を拭いて制服に着替えると、隼のクラスを経由して自分のクラスへと向かった。
廊下から隼の姿を確認できたので…安心した。

食堂で友達と学食を食べていると、隼もまた友達と を引き連れてやってきた。
すれ違い様に「お疲れ様です。」や「んちわっす。」といった部活の挨拶をされる。
普段よりかなり小さめな挨拶をした隼に野球部の友達が「何やあいつ、舐めとんか?」と攻撃的な言葉を発すると、他の奴らも過敏に反応し始める。
一年生の集団の一部がそれに気がつきピリピリし始めたので、「いいから、辞めとけ、何でもないから…」と庇うと一時的にその場は落ち着いた。
だがクラスに戻ると「翔は甘い」「空手道部はどうなってるのか」とやや大ごとになりつつあった。
そこもまた俺がその場を収めたが、部活によっては先輩が引退し始めており、新チーム発足などで友達達も相当のストレスに苛まれている…その反動なのだと思った。
実際、俺が先輩からより厳しく叱られ始めたのはそういう時期だからというのもあるのだろう。

放課後、部活が始まると、そこにはいつも通り隼がいた。
組手で向かい合うといつもの隼で安心する。
声出しや動きもいつも通りで安心した。
試合形式になると、いつもより大胆に攻撃して良い点と、動きが雑で単調になって悪い点とが錯交してみてとれた。
先輩達も隼の微妙な変化に気がつき、僕に隼と話して来いと声がかかり、俺と隼は土手ランニングを告げられた。

2人で横並びで無言で走る…

気まずい…
何って話しかけたら良いんだろう…。
普段、話し始めるきっかけって何だろうと考えてみると、いつも隼から話しかけられている事に気がついた。

トン、トン、タッ…。
僕は足を止めた。
先行した隼が振り返りながら止まった。
翔「ごめん、何って話しかけたら良いかわからなくって…」
隼「え?あ…ぃや、大丈夫です。」
翔「ちょっと歩きながら話そうや。」
隼「え?はぃ、でも走んなくて良いんですか?」
翔「俺が良いって言ったらいいの。」
隼「なんかジャイアンっすね。」
やっと隼の笑顔と冗談が聞けて安心した。

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高校の後輩 2期F
   - 23/9/26(火) 5:03 -
翔「朝練、何で来らんかったんや。」
隼「朝、自転車がパンクして…」
翔「なんや、そうだったんか…。」
隼「…」
翔「昨日の帰りの事で、俺、心配してたんだよ。」
隼「…はぃ。」
翔「昨日はごめんな?」
隼「ぃえ…すいません。」
翔「いやいや、俺の方こそ、ごめんな?」
隼「…実は…自転車、パンクしてないんです。」
翔「え?」
隼「今朝先生に会った時に、咄嗟にそう言ったら怒られなかったので、ついまた嘘をついてしまいました。」
翔「…、んー、じゃあ何で俺に嘘だってバラしたの?」
隼「翔さんには嘘をつきたくないから…。」
翔「なんだ、俺、信頼されてるんだな。」
隼「えっ?今更ですか?」
翔「え?どういう事?」
隼「だから3年の先輩達から鈍いとかいまいち頼りにならんとか言われているんですよ。」
翔「…」(ショックで言葉が出ない)
隼「えーっと、僕は昨日、先輩にアソコを掴まれて刺激されて、逝った事がショックで寝れなくて、朝練もズル休みしちゃいました。すいませんでした。」
翔「え?あ、はい。え?ズル休み?どういう事?」
隼「もう一度言わんといけんですか?結構恥ずかしいんですけど…。」
翔「いや、隼はズル休みとか嘘とか、今までなかったから。それに先輩達から頼りないとか思われてるとか、何か色々ごちゃごちゃしてて…。」
惑う俺を見て隼は笑った。
隼「実は俺、早漏なんです。自分で扱いてもすぐだし、昨日もチ●コ掴まれて微妙に上下に揺れて擦れただけで気持ちよくて逝っちゃいました。」
唐突な性の告白を受けて衝撃を隠せなかった。

暫しの無言の中で、僕はまだ話すかどうか迷っていた。

引用なし

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高校の後輩 2期G
   - 23/9/26(火) 5:27 -
翔「隼」
改めてまっすぐ見つめてそう言った。
隼「なんですか?」
翔「話そうか迷ってたんだけど、隼も俺の秘密にしてた事、話しても良いかな?」
隼「え?いいですよ?オ●ニー7回やる猿ってかマシーンなのは知ってますよ?」
と戯けて話してくる。
翔「実は俺、隼が早漏な事も知っているし、今、パイパンだって事も知ってる。」
隼「え?」
翔「そういう事なんだよ。」
隼「えっ………え?何で知っているんですか?」

少し躊躇いながら…
翔「隼、昨日モールで俺に会う前に何してた?」
隼「え?」
翔「ズバリ言うよ、俺、昨日隼のチ●コ咥えた。お前は俺の手の中だけじゃなくて口の中でも果てたんだよ。」
隼「え?」
両手で抑えた口元から声が一音だけ漏れ出た。
翔「だから俺、昨日お前を2回逝かせたんだよ。」
隼は両手で両目を覆った。
隼「…マジですか…ってかマジですよね…マジかぁ…。」
ため息と共に萎れた花の様に頭を真下げた。

暫しの間の後…
隼「じゃあ!じゃあ…昨日キスをしたのは…翔君?」
翔「そうだよ。」
人差し指で唇を撫でながら
隼「僕、ファーストキス…翔君だ。」
そう言うと、僕の方を見てニコッと微笑んだ。

引用なし

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高校の後輩 2期H
   - 23/9/26(火) 9:12 -
隼「じゃあ…勃起した所を見られてるって事ですよね。」
翔「あぁ、小ぶりなとか?包茎とか?白ピンクなこととか?」
隼「あぁ…もう、辞めてよぅ…僕あんなの初めてだったんだから…」
周りをキョロキョロとする。当然だが誰もいない。
隼「じゃあ、今度、僕にも見せてよ。翔くんの勃起したチ●チ●。」
翔「え?何でだよ。」
隼「だって、僕ばっかりズルい…。」
翔「俺だって、ビックリしたんだから。」
隼「僕、目隠ししていたし、今度はちゃんと見たい。」
翔「考えとくよ。」
隼「ダメだよ、約束して。」
翔「んーもぅ、わかったよ、また今度な。」
隼「やったぁー、約束だからね。」
いつもの天真爛漫な隼に戻ると、武道場まで駆けっていった。
寧ろ僕は、自らの秘密を暴露した事で悩み、足取りが悪くなった…。

引用なし

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高校の後輩 2期I
   - 23/9/26(火) 9:51 -
隼に遅れて5分、僕も武道場に戻った。

動きの戻った隼を見て、練習が終わった後で部長に呼び出された。
「翔、隼と何を話したんだ?隼の動きが前より良くなっているみたいだ。」
(えっと…)
翔「隼の悩みを聞いてあげて…僕も少し悩みを打ち明けて…みたいな…」
(嘘は言ってないよな、うん。)
「そうか、ならそれ以上は聞けないな。」
翔「はい、すいません。」
(良かった、話せる内容じゃないし…)
「隼の姿を見て、3年みんなで話し合って決めたんだが、翔、お前が俺らの次の代の部長にしたいと思う。やってくれるか?」
翔「え?僕ですか?まだ先輩達も引退してないじゃないですか?」
「前から次の部長について話ていたんだけど、お前は頼りないかなって意見で半々に別れてて。でも今日、後輩の不調の際に短時間で解決して戻ってきたし、これでも俺はお前を推してたんだぞ?」
(隼との事は特殊な状態だし、僕みたいな人間が部長とかムリだろ…。)
翔「ありがとうございます。でも少し考えさせて下さい。」
そう言って部長との話を終えた。

自転車を走らせ帰宅に就くと河原道で隼が待っていた。
隼「部長さんと何話していたんですか?」
翔「次の…部長?」
隼「え?翔くんがしてくれるんですか?」
翔「まだするとは言ってないけど…。」
隼「翔くんが部長だと頼りになるんだけどなぁ…。」
翔「お前はただ他の人だと甘えれんからやり難いだけだろ?」
隼「そんなこと…あるけど…でも僕は翔くん部長だと嬉しいし、頑張ろうって思える。」
翔「俺は他の奴でも良いと思うんだけど…。」
隼「僕、他の2年生だと勝てちゃいますもん。」
翔「部長って、強いか弱いかじゃなくて、統率力とかがあるかないかじゃないの?」
隼「翔くん、いざって時は声かけてくれるし、1年はみんな慕っていると思うよ?」
翔「そう…かなぁ…。」
隼「そうなんですってば。」
(少しむず痒い)
隼「だから翔くんが部長で決定!良いですか?」
翔「わかった、考えとくよ。」

隼とは別れ家に着いた。
でもまだ踏ん切りはついていなかった。

引用なし

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Re(2):高校の後輩 2期D
   - 23/9/26(火) 12:55 -
▼マサルさん
ありがとうございます♪
少し書き足してみました。楽しんで読んでいただけると嬉しいです。
もしかして前作(神主)の時にもコメントして頂いていた方ですかね?

引用なし

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Re(3):高校の後輩 2期D
 [名前なし]マサル  - 23/9/26(火) 21:37 -
翔くんコメントありがとう&#8252;
神主の話の時もコメントしたりしてたよー!
もしかして、神主の話に出てきてた翔くん??

引用なし

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Re(4):高校の後輩 2期D
   - 23/9/27(水) 10:22 -
マサルさん
話に繋がりはありません。
翔や隼に愛着があるだけです。

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Re(5):高校の後輩 2期D
 [名前なし]マサル  - 23/9/27(水) 20:23 -
あ、そういうことね。
まあこれからの展開も楽しみにしてる!

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