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神主と2人の少年 神主 22/9/30(金) 18:17

神主と2人の少年11 神主 22/10/5(水) 0:02
神主と2人の少年12 神主 22/10/5(水) 0:52
Re(1):神主と2人の少年12 龍乃祐 22/10/5(水) 2:21
Re(2):神主と2人の少年12 神主 22/10/5(水) 9:04

神主と2人の少年11
 神主  - 22/10/5(水) 0:02 -
しばらく抱きしめ泣きあっていたのだが、ふと体を起こすと、「ごめん…なさい…浴衣が鼻水だらけになっちゃいました。」と、気まずそうに、でも僅かにはにかんで笑いながらそう言った。

「大丈夫だよ、寝るときはパンツ一丁と決めている。浴衣は椅子にでもかけて乾かしておけば良いよ。」そう言うと浴衣を脱いで椅子に掛けた。
「でも、思ったより濡れてるな。もしかして顔からションベン漏らしたのか?」とからかうと、「我慢できませんでした。」と言ったので頭をクシャクシャともんで笑いあった。
ただその時、私の右手にはバサバサになった毛先と、毛根部に引っかかる何かと、そして何度も洗ったはずの髪にひつこくこびりつく臭いの移り香の触感があった。

「明日は早くに起きて、風呂に入ってから朝飯にして、それからこの近くの神社にいく。1日中動き回るからもう寝よう。」
「わかりました。明日は僕は何をしたら良いですか?」
「何って、僕の助手だろ?しっかり後から着いて来な。」そう言いながら部屋の明かりを切ると私は布団に入った。
「わかりました」と言うと、浴衣を脱いでそれをもう一つの椅子に掛けると、彼も自分のベッドに入った。
「明日からよろしくお願いします。おやすみなさい。」そう言うと彼は布団に包まった。
相当疲れていたのだろう。
数分後には彼は死んだ様に眠った。

私は彼が寝たのを確認して、明日の祈祷や奉納の為の準備を行った。
とても静かなため、本当に死んでいるのではと、何度か横のベッドを覗いたが彼は布団と枕を堪能して幸せそうに寝ていた。
スー…スー…と微かに繰り返される寝息は、まだあどけない16歳の少年そのものであった。

日が変わる頃には粗方の準備が整ったため、私も就寝した。

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神主と2人の少年12
 神主  - 22/10/5(水) 0:52 -
ピピピッ。
私は目覚めが良い。携帯の目覚ましは大体鳴った瞬間に消す事が多い。
背伸びをして起きると隣に寝ている彼はまだ深い眠りの中であった。

昨日準備した荷物を車に積むと、私は6時から始まる朝風呂を浴びに温泉に行った。
夏でも爽やかな朝の風と差し込む光が好きだ。
のんびりと湯に浸かりながら部屋で寝ている彼の話をリフレインしていた。
壮絶な人生を歩んできている。そしてもしかするとこれからもそれは続くのかもしれない。
何ができるわけでもないとは思うが、私と一緒に旅をする間だけでも、心から笑うことのできる時間にしてあげれれば…と、しみじみと感じた。

売店でみきゃんのTシャツとジャージと靴下を購入して部屋に戻った。
彼はベットに胡座で座りTVを見ている。「おはようございます。」笑顔で挨拶をしてきた。
おはよう、と言うと「あのボロボロの服は捨てよう。この服を着なさい。」と言って手渡すと、喜んで着替えた。
「何でピンクのみきゃんのTシャツなんですか?」と聞いてくるので、単なる俺の趣味だと答えると笑っていた。
1階のラウンジで軽食を食べた後、チェックアウトをした。
来た時とは違い、私の隣で荷物を持ち堂々と立っている彼は、一晩で人が明らかに変わっていた。
率先して私の荷物を持とうとする姿は、やはり料亭で下積みをしていた名残なのかなと思い感心した。
車に乗り込むと「○○さん、これからよろしくお願いします。」と改まって頭を下げてきた。
こちらこそ、よろしく頼むね。と言うと歯に噛んだ笑顔で元気よく「はい!」と返事をして助手席のシートベルトを締めた。

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Re(1):神主と2人の少年12
 龍乃祐  - 22/10/5(水) 2:21 -
続きを書いていただき、ありがとうございます。毎回、楽しみながら何度も読み返しています。
是非とも続きをお願いします。

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Re(2):神主と2人の少年12
 神主  - 22/10/5(水) 9:04 -
▼龍乃祐さん:
ありがとうございます。

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