「ただいま。お前髪切って勿体無いな」
「あ、先輩、、変ですか」
「うん。変」
刈ったばかりの襟足に息を吹きかけるだけで頬を赤らめるかわいい後輩の赤い小さな口に僕の本能で充血した熱いペニスをねじ込む。伏し目の長い睫毛を見下ろしながら精液を流し込んで「ありがとう」と事務的に言う僕に抱きつく後輩の体温と今日はシャンプーの匂い。
「汗くさい君の方が君抱いてる気がするよ」
「先輩のヒゲ大好き」
互いに一言も喋らず手を繋いだまま隣り合ってソファーに腰掛けてたまに思い出したように雀の挨拶のようなキスをしながら暗くなるのを待って開けたウイスキーが15年物の高価な貰い物だった事を話題にしたのは僕の15年前は成人式で君の15年前は小学校2年生だよねと茶化す僕にもたれかかるほろ酔いの君の体温。