Page 3457 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】41 シュウ 07/2/19(月) 18:44 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】42 シュウ 07/2/19(月) 23:27 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】42 七尾 07/2/20(火) 0:54 ┃ ┗もう 遊歩 07/3/2(金) 17:14 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】43 シュウ 07/2/21(水) 18:25 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】44 シュウ 07/2/22(木) 0:24 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】45 シュウ 07/2/23(金) 18:58 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】46 シュウ 07/2/23(金) 23:02 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】46 差異 07/2/25(日) 0:11 ┃ ┗Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】46 ナジ 07/2/25(日) 16:51 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】47 シュウ 07/2/27(火) 23:46 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】47 ゆう 07/2/28(水) 0:35 ┃ ┗Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】47 ゆ 07/2/28(水) 1:46 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】48 シュウ 07/3/1(木) 0:43 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】49 シュウ 07/3/2(金) 19:02 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】49 たか 07/3/2(金) 21:54 ┃ ┗Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】49 よう 07/3/3(土) 19:45 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】50 シュウ 07/3/4(日) 21:21 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】51 シュウ 07/3/5(月) 1:36 ┃ ┗Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】51 ピース 07/3/5(月) 2:16 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】52 シュウ 07/3/5(月) 18:45 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】53 シュウ 07/3/5(月) 22:49 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】54 シュウ 07/3/7(水) 0:12 ┃ ┗Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】54 ピース 07/3/7(水) 10:57 ┣さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 シュウ 07/3/7(水) 19:19 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ゆ 07/3/7(水) 22:41 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ゆう 07/3/7(水) 23:16 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ドク 07/3/7(水) 23:52 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 たか 07/3/8(木) 0:07 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ゆう 07/3/8(木) 0:20 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 かずや 07/3/8(木) 1:07 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ゆう 07/3/8(木) 1:57 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ナジ 07/3/8(木) 23:56 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ピース 07/3/9(金) 2:10 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ハルト 07/3/9(金) 11:24 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 かいる 07/3/10(土) 1:32 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 リョウ 07/3/10(土) 11:10 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ドウデモヨイ 07/3/11(日) 5:24 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 とも 07/3/11(日) 11:47 ┃ ┣Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 隼輔 07/3/12(月) 12:31 ┃ ┗Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】55 ゲン 07/3/13(火) 15:04 ┗さよならの向こう側には…【涙の受験編、後編】0 シュウ 07/3/15(木) 0:29 ┗Re(1):さよならの向こう側には…【涙の受験編、後編】0 とも 07/3/15(木) 13:22 ─────────────────────────────────────── ■題名 : さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】41 ■名前 : シュウ ■日付 : 07/2/19(月) 18:44 -------------------------------------------------------------------------
| ようさん、トラさん、ゆさん、元気かな??花粉症の時期に入って、俺は毎日眠い日々を過ごしています(涙) 光「早く夏にならないかな」 確かにこの時期の自転車通学は寒い。先を急げば急ぐほど風が当たり寒さが身に凍みてくる。 なんとかヒカルの家に着き、部屋に入って小さなストーブに手をかざした。 ヒカルが煎れたてのコーヒーを持ってきてくれたことと、エアコンの暖かさが部屋に広がり、30分くらいでようやく体温を取り戻してきた。 さすがに食べ過ぎたせいか、ヒカルはコーヒーもほとんど飲んでいないようで、カップは手のひらを暖める道具にしかなっていないようだ。 温まるまでの間ヒカルはベッドに寄りかかり、足を投げ出した形で座って何かを考えている様子で、ほとんど話もしないままでいた。 光「こっちに来いよ」 しばらく経ってから、自分の太股をパンパンっと手で叩き、俺を促す様に合図をした。 俺はヒカルの横に座り、左腿に頭を乗せ横になった。今日はあまり目を合わせたくなかったので、ヒカルの爪先の方を向く様にした。 ヒカルも俺も制服を着ていたが、そんな俺の学ランのボタンに左手を伸ばし、ゆっくりと外し始めてくる。 光「そう言えば新しい制服はどうなった?」 ボタンの上3つを外したところで俺に聞いてきた。 実は今年4月の新1年生から制服が新しくなる事が決まっていた。いわゆる『紺ブレ』だ。薄いブルーのYシャツに紺のブレザー、チェックのスラックスといった感じ。もちろん新1年生は100%この制服になるが、既存の1年2年は今までの学ランだけでなく紺ブレを着ても良いことになっている。ただ女子はともかく、ほとんどの男子生徒は誰に聞いてもそのままの学ランでいるっていう事だった。俺もそのままのつもりだったが、ヒカルの「どうしても着てる姿を見たい」っていう希望で勝手に決まってしまい、紺ブレの制服を親に頼み込んで購入する事になった。もちろんヒカルもだ。 俺「親は1年しか着ないから辞めろって言ってたけど、何とかOKが出たし、近いうちに買いに行く事になってるよ。ヒカルは?」 光「もう準備できてるよ」 俺「もう?俺が着なかったらどうしたの?」 光「絶対に着させるし。ダメなら俺がおまえの親に頼みに行くつもりだったから」 なんともヒカルらしい強引さだが、多分ヒカルの勢いからいって俺の親でも押し切られていたかも知れないと思った。 話しながらも手はシャツの首の部分のボタンを外し中に入ってきて乳首を探し出した。 冷たい手に思わずビクっとしてしまう。ただその冷たさがヒカルの今日の心を表している様な気がしたので、俺も片手を入れてヒカルの手を握り温めてやる事にした。 ヒカルも温かさを感じたのか、俺の肌と手に挟まれて手を動かさないでいたが、指先だけは乳首を弄んでいる。 しばらくして一旦手を抜き、抜いた左手で強引に俺の両頬を掴んで、自分の方に顔を向けさせた。 光「制服とシャツのボタンを全部外せよ」 かなり乱暴な言葉で言った。掴まれている顔の痛さと言葉の刺々しさに、ヒカルの気持ちが反映されているようだ。 俺は黙って自分の着ているもののボタンを外した。全部外すとヒカルは俺の顔から手を放し、学ランとシャツをゆっくりと左右に広げて上半身を露わにさせた。すでに部屋がかなり暖かいので寒さはそれほど感じない。 光「下も脱げよ。膝までな」 何を考えているのか分からないし自分だけ脱ぐのは恥ずかしいが、大人しく言うことを聞きベルトを外しズボンを膝まで下ろした。 光「全部脱ぐに決まってるだろ」 その言葉に合わせ、悪戯している乳首をちょっと意地悪く抓った。 痛さに顔を歪めながらも、少し腰を上げ履いているボクサーも膝まで下ろした。 じっくりと観察するように上から見下ろしている。 光「あ〜あ〜情けない格好になっちゃってるな。半分着てるって姿がマジイヤらしいぜ」 そう言って俺の頭を右手で軽く持ち上げ、肌けた姿をわざと見せる。 ヒカルの左手は露わになった胸から腹を撫でていて、その動きのイヤらしさに俺のモノが段々と反応して起き上がってくるのが見えた。 光「感じてんのかよ。なんだか前より男らしい身体になったみたいだな。鍛えて誰かに見せようとでもしてたのか?」 まるでカズヤの事を言っているようなキツい言葉に心苦しさを感じてしまう。 光「勃ったみたいだな。自分でシゴいてイカせろよ」 その言葉に顔を背けながらも黙ってシゴき始めた。 一方的に脱がされた姿を見られる恥ずかしさに、除々に俺の身体にも快感が湧き上がってくる。感じてペースを速める手のスピードに合わせ、乳首を攻める激しさにも度合いが増してきて絶頂へと誘導されていく。 俺「ヒカル…そろそろヤバい」 俺が無意識に握った手の力と速さを加えた時、いきなりヒカルに右手を捕まれてしまった。イク寸前だっただけに虚しさが心に広がる。 光「自分だけ先にイク気かよ」 そう言いながら俺のヒクついたモノを眺めて、イカなかった事を楽しむように笑った。 ヒカルは自分でベルトを外し膝まで脱ぐと、再度俺の頭を太股に乗せた。 光「しゃぶれよ。奥までな」 俺のシャツの中から背中に左手を回し、自分のモノに近くなる様に身体を手繰り寄せ、右手で髪の毛を鷲掴みにして咥えさせた。 不自然な体勢に首や肩が痛んだりする事や、ヒカルの右手で強引に奥まで咥えさせられ咽る寸前までいく事にも耐えしゃぶり続けると、ヒカルの口からも快感の吐息が漏れてきた。 光「…やべぇよ」 髪を掴む右手も乱暴になり、左手も俺の背中からケツまでを掻きむしる様に爪を立てている。 今日のヒカルには全く優しさが感じられなかった。俺を乱暴に扱い落としめる事と、快感を登り詰めていく事だけを考えている様に思えてならなかった。 |
| 光「もう我慢できなくなってきた。起きあがれよ」 俺を起こし、今自分が座っていたところに俺を座らせた。 ヒカルは立ち上がって下を全部脱ぎ捨て、俺の上に跨いで立った。 光「上を脱げよ」 自分でも学ランとシャツを脱ぎながら指図する。俺は上半身裸になりベッドに凭れかかった。 まっすぐ伸ばした俺の足の上に座り俺と向かい合わせになると、一睨みした後右手で2本掴んで一気にシゴきだした。 力づくでシゴいていくだけで、その他の部分は全く触りもしない。考えてみたら今日はキスすらしていなかった。 ただ俺もヒカルもさっきまでの攻めで限界近くになっていた為、イクまでにそれほど時間がかからなかった。 光「クっ…そろそろイクぜ、いいな?」 俺「…俺も」 ヒカルの手に力が入ったところで、俺はヒカルのケツの割れ目に右手を添え、左腕は首に回してヒカルを引き寄せた。 俺とヒカルの頬同士が密着したところで2人とも絶頂に達した。 光「ウっ…ウゥゥっ」 ヒカルは俺の耳元で絞り出す様に低い声を出した。それと同時に俺も果てた。 どっちの物か分からないが、幾度となく胸や腹に精液がかかる感覚が続いた。 その感覚がなくなった後、ヒカルは精液が着くのも気にせず俺に凭れかかってしまった。呼吸の荒さが密着した身体を通してはっきりと伝わってくる。 少しして息も整ってきたようだ。 光「あ〜いっぱいくっついちまったな」 ようやく身体を離して、自分の胸や腹に着いた精液を虚し気に見た。 急いで2人の身体をきれいにする。 光「なんか感情剥き出しでやっちゃったか?」 そう言って俺の顔を覗いてキスをしてきた。今日初めてのキスはいつもより新鮮に感じられた。しばらく2人でキスの味を確かめあう。 俺「ヒカルとずっと一緒にいたいから」 光「当然だろ。俺だってさ。勝手におまえに貴重な時間を潰されちゃ困るからな」 俺「うん、時間がなくなっちゃうからね」 光「なんだよその言い方は。もう一度言ってみろよ」 俺「はい、俺達には時間がない!」 光「それだよな」 キスをした辺りからいつものヒカルの感覚に戻った様な気がした。 肌で感じる温もりとは別の、心からの温もりを感じ出す。 光「もう一回しようぜ?今度はケツに…」 俺「ダメだよ。今のだってヤバいと思ってたのに、家族にバレちゃうじゃん」 光「なんだよつまんないなぁ。今度必ずな」 そう言い俺の頬を引っ張る。渋い顔をしながらも俺は少しだけ気が晴れたように思えた。 |
| オレ、シュウさんのことオカズにしてます!好きだなぁ、シュウさん。。 |
| 書かないのですか? |
| 七尾さん、ありがとうございます(笑) 光「春休みにおまえン家に行っていいか?」 帰りがけにスニーカーを履いている時に、背中越しにヒカルが呼び止めてきた。 俺「うん、いいよ。でもラブホの方がいいかな」 光「おまえイヤらしくない?」 俺「そうかなぁ。家だと声が聞かれちゃうしラブホなら気を遣わないかなと思って。最近ヒカルが激し過ぎるからさぁ」 光「そんな事はないだろ?今までのなんかまだまだ序の口だよ」 まだ今まで以上があるって言うのか…。溜め息がでてくる。 俺「ヒカル最近少しだけ怖い」 光「どんなトコが?」 俺「うーん、前は乱暴なトコと優しいトコが混ざってたけど、最近エッチしてる時は乱暴なだけみたいな…」 光「そうかぁ?別にそんなつもりはなかったけどな。なら少しは優しくするよ」 ヒカルの顔が若干曇った様だったので、明るくしようと思い、薄笑いしながら探るようにヒカルに聞いてみた。 俺「俺もまた入れていい?」 光「えっ?冗談だろ?」 俺「本気だけど?あの時はやってみてヒカルに悪いって思ったけど、やっぱり時間が経ってみるとまたやってみたくなってきた」 光「おまえ、俺が断れない事を知ってるんだろ」 一瞬『そんな事はないはず』って思ったが、よく考えてみると、俺の事に関しては自分の考えを無理強いするが、俺がヒカルにお願いした事に対してはあまり拒否した事がない様に思えた。確かに断れない性格なのかもしれない。 俺「そういうわけじゃないけど、ヒカルの激しさを体験してる分、逆にしたくなるっていうか…」少しヒカルの様子を窺ってみる。 光「まぁ、なんかあった時のご褒美にって事ならな」 条件付きでも割合簡単にOKが出た事にちょっと驚いたが、ともかくヒカルに笑顔で答えた。 俺「じゃ楽しみにしてるから」 そう言って手を振りヒカルの家を出た。 バスで家に向かう。すでに5時を過ぎていたが、少しずつ日が延びてきたようで、この時間でもまだ充分明るい。 ヒカルにカズヤの事を話した同じ日に、ヒカルに入れる事をお願いしたのは無謀だったかもしれないが、すんなり受け入れてくれた。 カズヤの事を話してどうなる事かと思ったが、とりあえずは最悪の状況にはならなかった事に心からホッとした。 ただ今後のつきあい方が複雑になっていく事は想像がつく。特にカズヤとの関係が難しくなってくる。 『帰ったらカズヤにメールしなきゃ』 富士山に沈んでいく夕日を見ながらそう思っていた。 |
| 俺「ただいま」 家に帰り、食事と風呂を済ませてから部屋でカズヤにメールをした。 夜10時を過ぎてからようやく返事が届いた。 和『ヒカルから聞いたのかぁ。ヒカルと話をしたのは事実だよ。 俺とシュウが今の関係になった後にヒカルがどうするかまでは聞かなかったけど』 俺『どうして話した事を黙ってたの?』 和『知ってた方が良かったか?シュウが自由に動き易いと思ったから黙ってたんだけど』 俺『そうかもね。ヒカルもそう言ってた。ただ俺にはカズヤがヒカルと何回も話してたなんて驚きだった』 和『まぁな、ヒカルって話してみたら最初のイメージとはかなり違ったんだよ。意外に相手に気を使うところがあるみたいだから、話しやすいっていう感じかな。 それで結果はどうだった?今メールしてるって事はヒカルに殺されずに済んだか(笑)』 冗談なのか、それとも殺されるはオーバーとしてもどうにかなるかもしれないって考えていたのだろうか。 俺『今度ゆっくり話すけど、今まで通りって事みたい』 和『そうか!良かったな。シュウの悩みが消えて良かったよ』 俺『とりあえず話した事は良かったけど、全体的なものが良かったかどうかはまだわからないよ。ところでカズヤの悩みは解決しそう?』 和『俺のはまだまだだけど頑張るさ』 俺『そうだね。じゃまた学校で詳しく話すよ。お休み』 そうやりとりをして終わった。 俺との仲がどうなるとか、今からどうしていくかとか、特に聞かれる事はなかったので考え込む必要もなかった。聞かなかったのは、カズヤ自身の部活の悩みが大きかったからなのかもしれない。 試験休みの週明けに登校した。 この時期は特に授業もあるわけではないが、今日は午後までいろんな事で拘束されてしまう。 昼休みにいつものようにヒカルと会う約束をしていた。 今日は珍しくグラウンドへ出て時間を潰す予定だ。というのも、昼休み前の授業の終わる時間がいつもより早いと聞かされていたので、昼休み自体がかなり長くなり、だったらたまには外に出ようって事になったのだ。 さらに、天気予報で今日はかなり暖かいという予想だった為もある。 待ち合わせ場所の玄関まで来たが、俺の方が早かったようだ。外に出てすぐ脇のベンチに座って待つ。 確かに予報通りで風もなく暖かい。桜が咲くまではまだだがそれでもこの時期としては心地よい。 ベンチでボーっとしているとヒカル以外の声が後ろから聞こえてきた。どうやら俺を呼んでいる様だ。 |
| トラさん、いつもども!ちょっとエロから離れていますが、そろそろ出てくると思いますので待っていてくださいね(笑) ?「先輩!久しぶりっス」 慌てて声のする方を振り返って見た。 一瞬誰か分からなかったがすぐに思い出した。カズヤの家で会った事のある、ラグビー部の後輩のツヨシだ。 俺「あぁ、久しぶりだね」 剛「いくら呼びかけても答えませんでしたが、大丈夫っスか?」 俺「えっ?あぁ、そうだったんだ、気づかなかったよ。座れば?」 剛「はい」 気を遣っているようだったが、少し申し訳なさそうに俺の横に座った。 最初に会った時の印象と同じ様に、相変わらず爽やかな雰囲気が漂っている。 俺自身部活もやっていないし、1年生の仲の良い奴なんて全くといっていいほどいない。こうしてみると俺にとっては初めてゆっくり話す1年生って事なのかも知れない。 剛「何してたんですか?」 俺「待ち合わせだよ。そっちは?えーっと、ツヨシ君だっけ?」 剛「名前覚えてくれてたんですね。ちょっと嬉しいっス。ツヨシでいいですよ、呼び捨てで」 そう言って笑った顔は益々爽やかだ。俺も自然に笑みが出る。 剛「外で昼飯食べようと思ってダチを待ってるところっス」 俺「そっか。部室で食べたりするの?」 剛「いいえ。部室は昼休みも先輩達が来ますし、とても入れないっスよ」 俺「やっぱり先輩は怖い?」 剛「そうっスね。優しい先輩もいますけど。カズヤ先輩なんかはみんなに優しいっス」 カズヤの名前が出てきたところで、不意に聞いてみたくなった。 俺「最近部活はどう?」 唐突に聞かれたので、ツヨシもちょっと考えている様だ。 剛「練習は厳しいですね。でも俺はラグビーが好きだから気にならないっスけど」 俺「ラグビー部ってみんな仲いいの?」 剛「先輩と後輩がって事ですか?」 俺「それもだけど、2年生の中でとか…」 そう言われてツヨシはちょっと考えている様子だった。俺に言えなくて困っているのだろうか、少しだけ真面目な顔になった。 俺「なんとなくさぁ、カズヤから聞いてるんだよね。多分俺だけに話したのかも知れないけど、カズヤと他の2年の奴で揉めてるらしいじゃん」 一応話を誘導してそれとなく聞いてみる。 剛「そうですね…」 再度考えるような顔をしたが、決心がついた様に俺を見た。 剛「俺が話したってできれば言わないでくださいね。1年はみんなカズヤ先輩を慕っているんですけど、多分2年生の何人かとは最近あまりうまくいっていないようですね」 俺「2年って何人いるの?」 剛「10人くらいっス」 俺「そのうちの何人くらいと仲がよくないの?」 剛「4人かな…」 俺「どんな奴?」 剛「人数は少ないっスけど、割合キツい事を言う先輩達かな…。あぁ、俺が言ったなんて言わないで下さいね!」 俺「大丈夫だよ。約束するから」 剛「はい。他の先輩達は何も言わない人が多いから、いつもカズヤ先輩と4人の先輩とぶつかるって感じっスね。でもその4人の先輩達はみんなフォワードなんで重要だし、なんとか纏まってくれればいいんスけど…」 ちょうどその時に友達が来た様でツヨシは立ち上がった。 剛「じゃ俺行きます」 俺「うん。今の話は絶対に内緒にしておくから」 剛「お願いします。またゆっくり話したいです」 俺「そうだね。じゃ!」 ツヨシが走って行き友達と合流するのを見ながら、ラグビー部のメンバーの事を考えていた。 光「あれ誰だ?」 いきなり耳元で声がしたので飛び上がってしまった。振り返るとヒカルが怖い顔をして立っていた。 俺「ビックリするじゃん!いつからいたの?」 光「今来たところだよ。別にビビる事はないだろ?それともなんかヤマシイ事でも話してたのか?」 俺「そんなんじゃないよ。ラグビー部の1年だよ。ちょっと部活の事とかを聞いていただけだよ」 光「またカズヤの事か?」 俺「カズヤが部活の事で悩んでるから、どんなもんか聞いてみたんだよ」 光「ふ〜ん、気にいらねぇな」 そう言って歩いていってしまった。 ヒカルの態度に少し呆れてしまうが、ヒカルの気持ちが分からないわけでもないし、このまま放っておくわけにもいかず後を追う事ににした。 |
| 俺「ヒカル!待てってば!」 いくら呼び止めても全く無視して歩き続けていく。 まっすぐ抜ければいつもの帰り道である裏門に向かうが、手前を右に曲がり一応はグラウンドの方に向かった。 前もって昼休みはグラウンドで日向ぼっこをする約束だったから、強ち一方的に無視してるわけでもない様だが、それにしても俺の声が聞こえているはずなのに、ヒカルは振り向こうともせずに足早に歩いていく。 やっぱりカズヤの絡んだネタに対しては敏感に反応するのだろうか。そうだとすれば今後が思いやられる。 仕方なく、無理に追いつく事はせず、等間隔を保ちながら後ろをついて行く事にした。 剣道や柔道に使われる道場を抜け、左手に体育館を見ながらさらにまっすぐ進んだ。その向こうには部室があり、そしてグラウンドだ。もうすでにグラウンドが見えてきている。 どこまで行くのかと思っていたら、ヒカルは体育館を過ぎた所でいきなり立ち止まった。 何故か理由がわからなかったけど、とりあえず追いついたのでホッとした。 俺「ヒカル!いいかげんに機嫌なおし…」 光「しっ!」 人差し指だけを立てた手を口にあてるポーズ。『静かにしろ』っていう合図だ。 なんだかわけがわからなかった。 俺「なに?」 光「静かにしろって!」 そう言って、とある方向を指さした。 体育館と部室の間には、体育や部活に使う用具を収納する倉庫がある。ヒカルが指さしたのはその方向だ。 俺「どうしたの?」 俺は囁く様にヒカルに聞いた。 光「中で話してる」 中途半端な答えなので俺には理解できなかったが、よく見ると倉庫の入り口が少しだけ開いていて、中から聞き取れるかどうかわからないくらいの話し声が聞こえてきている。 エッチでもしてる声が聞こえるんじゃないかと思ったが、そうじゃないらしい。 はっきりとは聞こえないがなにか揉めている様子だ。たまに罵声が混じる。 俺「誰がいるのかな」 光「俺が見たのは3人だな。1人はカズヤだった。あとはラグビー部の奴らだよ」 俺「カズヤなの?」 カズヤと聞いて驚いた。さっきのツヨシの話が思い浮かんだ。 俺「揉めてるなら止めにいった方がいいんじゃない?」 ヒカルの顔を見たがなにか考えている様子だ。 光「おまえの話の通りなんだな。でも俺達が行ってカズヤのプライドを傷つける事にならないか?」 言われてみるとその通りかもしれない。 どうしたら良いのか考えていると、中から人が出てきたので、慌てて2人で隠れた。 |
| 前々からきこうと思ってたんだけど、ヒカルってちんぽどんくらいでかいの? 長さで言うと何センチぐらいなん? |
| こんにちはです。 この後の転回が、すげ〜〜ぇ気になります。 続きヨロシクです。 |
| 差異さん、初めまして。ナジさん、トラさん、遅くなりました〜。間隔が空いてすいませんでした。ゆっくり目にできるだけ毎日更新していきますので、またよろしくお願いしますね〜。 俺「どうしようか」 ヒカルと隠れて見ていたが、出てきたのは予想通り同級生のラグビー部員3人だった。俺達とは反対側に歩いて行ったので見つからずに済んだが、カズヤは一向に出てこない様だ。 俺「本当にカズヤが入って行ったの?」 光「間違いないよ。おまえ行ってやれよ」 そんな事を言われても、カズヤになんと声をかけたらいいのか思い浮かばない。 俺「一緒に行こうよ。なんか自信ないし」 光「俺が行ったらトラブルの元になるだろ?」 俺「今は大丈夫でしょ」光「そうだけど、もし中でカズヤが落ち込んでたりしたら、そんな姿を俺に見られたくないって思うだろ?おまえだけがいいさ」 ヒカルの言う事はその通りかもしれない。 でも俺としては1人だと心許ない事もあったが、この際3人で会ってみてお互いのわだかまりをなくしたりだとか、悩みを共有できればいいかなと思い、なんとしてもヒカルを引っ張っていきたかった。 俺「いいから一緒に行こうよ」 強引にヒカルの手を掴んで倉庫に向かおうとした。 光「やっぱやだって。苦手だよ」 ヒカルは嫌な時には怒ってでもきっぱりと断るが、今はそれよりも弱気な感じに写る。 光「なんで俺が行かなくちゃならないんだよ」 俺「俺がカズヤのトコに行ったら、残ったヒカルがどういう事を考えるか俺にはだいたいの想像がつくからだよ。ヒカルが行かないなら俺も行かない」 少し気に入らない顔をしたが、ようやく折れた様だ。 光「わかったよ」 なんとかヒカルを説得して、2人で倉庫の入り口の前まで来た。 僅かに開いたドアからは、ボールをついたり壁にぶつけたりする音が聞こえてきている。 ドアに手をかけてゆっくりと開けた。 中からはジンワリと湿った独特の雰囲気が伝わってくる。どうして体育倉庫はこうもジメジメするのかと一瞬考えたが、すぐに気持ちを現実に戻した。 薄暗かった部屋も、ドアを開けた事で明るい光りが入り込み、少し見えやすくなる。 見回すと、カズヤは一番奥にいてこちらに背を向ける感じで、平均台の上に座っていた。 少し頭を俯き加減に下に向け、ハンドボールを抱えている。 俺「カズヤ」 小さく呼んだ俺の声に反応してカズヤは振り向いた。 俺とヒカルを交互に見る目が少し潤んでる様に感じられた。 |
| ヒカルの言う通り、倉庫には1人で行かなきゃダメだよと思いながら、読みました。 |
| 久しぶりっす(^O^)!!最近ちょくちょく見に来たりしてました!!で更新されてたのですごいうれしかったっす(^O^) 実はオレ今なんか…恋っつうか気になる人がいます。はぁ(´〜`;)。。 では続き楽しみにしてます(^O^) |
| ゆうさん、ども。ゆさん、好きな人ができるのはいい事ですよね。自分を磨けたりとかね。うまくいく事を願ってますね〜。 和「なんだよ、2人揃って」 何事もなかった様にカズヤは俺達に話しかけてきた。 俺「偶然カズヤが見えたから、どうしたのかと思って」 和「なんでもないさ」 俺「ちょっと声が聞こえたけど、また部活の事で揉めてた?」 カズヤは答えずに黙っているだけだった。 俺「あまり悩まなくてもいいと思うよ。カズヤが悪いわけじゃないって俺は思ってるから」 和「気休めはいいよ」 俺「そんな事ないさ。多分さっきここにいた奴らだけがひねくれてるだけだよ。他のみんながカズヤについていくならそれでいいんじゃない?」 和「団体スポーツはそういうわけに行かないよ。それに俺がキャプテンになったからかなって最近思ってるし」 いかにもカズヤらしく完璧を求める感じだ。 光「じゃ辞めれば?」 今まで黙っていたヒカルがいきなり言ったので、俺もカズヤもびっくりしてヒカルを見た。 光「おまえが辞めたければ辞めた方がいいよ。そうすればみんながまとまるならそうした方がいいだろ?」 いかにも棘がある言い方だ。 和「そうだな。でもおまえには言われたくないよな。大して部活の中の事なんてわからないだろうし」 光「そっかぁ?外から見てても分かるよ。まとめられないなら他の奴にやってもらえば?簡単じゃん」 なんだか急激に険悪な雰囲気になってきてしまった。俺は2人の勢いに押されて、ただ見ているだけだった。 カズヤはそれ以上口を挟もうとはしなかったので、ヒカルも言葉を返す必要もなく、しばらく3人で立っているだけって感じだった。 光「外で待ってるからな」 そう俺に言ってヒカルは出て行こうとしたが、ドアの前で最後にカズヤに向かって言った。 光「俺にシュウの事を話してきた時には、俺に合わせて妥協したりとかしてたから、もう少しできる奴かと思ってたよ。じゃあな」 なにか冷たく言い捨てる様な感じの言葉を残して出て行った。 俺「相変わらず口が悪くてごめんね」 和「シュウが謝る事じゃないさ。でもヒカルは今怒ってる感じだったか?」 そう言われてみれば、キレてるのとはなにか違うような雰囲気だった様な気がする。 俺「言葉はキツいけど、キレてるってほどでもなかったと思うけど?」 和「そっか」 そう言ってカズヤはなにかを考える様な顔をしている。ヒカルの言葉に腹を立てている様でもなさそうに見えた。 |
| 遊歩さん、初めまして!ちょっとここのところ学校が忙しくなったのと、花粉症が酷くて薬飲むとすぐに眠くなっちゃうのが重なって、ペースが極端に悪くなっただけです。できるだけ頑張りますのでよろしくね〜。 和「もういけよ。ヒカルが待ってるだろ?」 ほとんど話もしないのにヒカルと俺に気を遣っている感じだ。 俺「そうだけど。カズヤを認めてくれる人の方が多いみたいだし、辞めることなんてないよ。俺は今まで通りでいいと思うし。きっとみんなカズヤについて行くさ。でもさっき何話してたの?」 和「些細なことさ」 俺「俺にも話せない?」 和「まあな。話したら情けない奴みたいだろ?」 やっぱりカズヤのプライドなのかな…。 俺「別に俺なら気にする事ないじゃん?お互いもっと恥ずかしい事したしね」 笑ってみせると、カズヤも分かったのか薄笑いしている。 和「あれはまた別の恥ずかしさだな。どっちも男として恥ずかしい面があるよな」 俺「話して楽になるなら聞くよ?それともやりながら話そうか?恥ずかしさを全部出すみたいな」 カズヤはさっきよりもさらに笑顔になったが答えなかったので、俺の方から切り出した。 俺「じゃ決まりね。いつ?」 和「チョ、ちょっと!別に決まりなんて言ってないだろ?」 俺「いつもそっち方面は俺が困るくらい積極的じゃん?イヤになった?」 和「そうじゃないけど、ヒカルに話してから時間が経ってないだろ?だからなんかな…」 俺「でもカズヤが話したいならすぐの方がいいでしょ?2人の方が話しやすいし」 和「まぁな。じゃ家に誰もいなくなる日を調べてみるよ」 俺「うん。でもたまには俺ン家に来る?」 ちょっと考えてる風だ。 和「今は辞めとくよ」 何で今はダメなのか理由がわからなかったが、カズヤは拒否した。 俺「わかった。じゃ近いうちカズヤの家でね。できるだけ早く」 和「そうだな。ありがとな。てか早く行けって。ヒカルがキレるぞ?」 俺「一緒に出ようか?ヒカルと3人で話さない?」 和「それも今は辞めとく。ヒカルにありがとうって言っといてくれればいいよ」 俺「分かった。じゃまた後でね」 そう言って倉庫を出た。 グラウンドに出てヒカルを探した。一番奥のベンチに座っているのが見えたので急いで合流する。 俺「待った?」 光「おせーよ」 意外にサバサバした顔をしている。カズヤのイザコザがあったおかげで、なんとなくツヨシとの事も忘れてしまっている様だ。 俺「悪かったね。カズヤがヒカルにお礼を言っといてだってさ」 光「ふぅ〜ん」 ヒカルはそう言って遠くの方を見ていた。 俺「わざとあんな事カズヤに言ったんでしょ?」 光「わざとって?」 俺「『辞めれば』なんて言えばカズヤが発奮すると思って」 光「知らねぇよ」 目も合わさず反対側を向いてしまった。そんな態度を見てるとなんとなく笑ってしまう。 俺「意外に優しいんですね〜。ヒカル君はカズヤ想いなんだね〜」 ちょっとふざけて言ってみたが、気にいらないのか俺の顔を睨みつけた。 光「そんな事ねぇよ。本心からそう思ってたから言っただけだし」 そう言うものの、顔を見ればそうは思っていない事は明らかだ。 俺「ヒカルにお礼を言ってたって事は、きっとヒカルの優しい気持ちも伝わったはずだよ」 『それなら良かった』とでも言いたかったのかも知れないが、それについては特に何も答えなかった。しばらく無言でいたが、改めてヒカルが話し始めた。 光「同級生にあんなキツい事言われるところに出くわしたら、おまえの話が嘘じゃないって事が分かったよ。おまえがカズヤを可哀想っていう気持ちも少しだけは理解できるかな」 俺「そう?そう言えばさっき玄関で話してたラグビー部の後輩にも、その辺の話を聞いていたんだよ。 1年は誰も文句も言わずカズヤを慕ってるみたい。逆に2年はあまり口を挟まないらしいから、カズヤと2年の4人がぶつかり合って、全体的に暗い雰囲気にしてるって事らしいよ。カズヤも完璧主義なところがあるし。 でもみんながカズヤ寄りならそれほど深く悩むことはないかもね。そこントコを今日は話さなかったけど、今度カズヤに話してやろうかと思ってるけど」 光「それでいいんじゃねぇの」 このさり気ない同意の言葉に、ヒカルの優しさが込められている様な気がした。 俺やカズヤに対して、全く考えていずにただ怒っているだけの様に見えても、実際には心の中では相手に気を遣ったり思いやったりしているのがすぐに分かる。またそうでなければ俺とカズヤのつき合いを許すわけもない。 ヒカルの心の広さと気配りは、仲良くなればなるほど深く感じられてくる。最近のカズヤを見てると、カズヤ自身もヒカルのそういったところに気づいたのかも知れないと思った。 光「何ニヤニヤしてんの?」 考え事をしてるのを見られたようだ。 俺「別に〜」 そう言ってヒカルを見て笑った。 光「ところでさぁ、さっきなんでカズヤとおまえの2人だけにしたか分かるか?」 質問の真意が読めず、しばらく回答に苦慮していた。 光「1つ媚を売っといて、次は俺の番って事だからな」 俺「えっ?」 光「物分かりが悪いな。俺とおまえだけでいるって事だろ!」 さっぱり分からない。 俺「今こうしているでしょ?」 光「それだけで済むと思ってるのかよ!カズヤと2人だけにしてやった分、久々に本格的にやりたくなったんだよ。最近ヤッてなかっただろ?」 俺は『あ〜そういう事か…』とちょっと呆れた顔をした。 光「なんだよ!その顔は」 俺「媚なんて売らなくてもいつでもOKでしょ。いつにする?」 光「じゃすぐ」 俺「じゃ春休みに入ってから泊まりに来る?誰もいないし」 1つ上の兄貴が都内の大学に進学する事になり、一人暮らしをする事になった。一人暮らしと言っても、父親が都内での仕事もある為、時々泊まれるようにと、ある程度部屋の数があるマンションに住む事が決まっていた。俺が大学に行く時にも、そこから通う事ができる様になっている。すでに引越しは済んでいるが、春休みは家族みんなでそこに何日間か泊まる事になっていた。 光「おぅ!そうしようぜ。誰もいないなら、いろんなことをして声を上げても構わないわけだし、何でもできるよな?」 俺「まぁそうだけど…何をする気?」 光「色々だよ」 俺「酷い事はしないでよ?」 光「えっ?何言ってるか聞こえないなぁ〜。俺がやりたいことをやって、おまえはついてくるだけだろ?」 そう言って、両耳を掌で塞ぎながら、ニタニタとイヤらしく笑っている。 そんなバカげた顔をマジマジと見ながら、さっき思い浮かべていたヒカルの気配りや思いやりの気持ち等は、すべて撤回したくなっていた…。 |
| シュウさんお疲れ様です! えぇ〜、久々に投稿したんですけど覚えてないでしょうねぇ〜(笑) 俺も花粉症つらいですよ(^^; つらいでしょうけどがんばってください! 続き楽しみにしてます! |
| お久しぶりで〜す☆ 暫くインフルエンザで死んでました(笑) シュウさんも花粉症大変ですよね^^; ヒカルさん、やっぱり大人やわ〜。。。 意外に一番ひとに気を使うタイプやったんですねw まぁ、相変わらずドS加減は日々進化してるみたいですけど。。。哀 |
| たかさん、もちろん覚えてますよ!多分5回目くらいですね。またお願いします。トラさん、いつもども!カズヤにシフト気味だと思ったら、ヒカルに戻っちゃったかな?(笑)ようさん、インフルエンザは辛いですよね。熱が出たりとかね。来期の冬は予防接種を! 俺「早かったね」 短い春休みに入り、家にヒカルがやってきた。 カズヤからは連絡がないままだ。 光「急いで来たからな。それにしてもサブっ!」 今日もバイクで来たが、やっぱりこの時期でもまだ寒い。ヒカルの家から俺ン家までバイクで30分くらいだが、実際には海抜にして300mも上ってくる。気温にして4〜5℃くらいは必ず低い。 俺「いきなり風呂入っちゃう?」 光「いいねぇ〜」 まだ昼過ぎだが誰もいないし何をしても自由だ。急いで風呂を沸かす事にした。 光「一緒に入ろうぜ」 俺「うん」 脱衣所でお互い全裸になり鏡に向かう。 光「白くなってつまんねぇの。おまえも競パン跡が丸っきりなくなったし。他の奴に比べて黒いって思ってたけど、気がつかないうちに結構白くなるって事だな。冬は日焼けマシンで焼いてみるか?」 俺「やだよ。トースターや魚焼きグリルみたいじゃん」 光「いいだろ?ちゃんと料理してやるし、きれいに食ってやるからさ」 俺「なにそれ。怖いから遠慮しとく」 そんな事を話しながら湯船に浸かった。 お互い向かいあって浸かったり、少し湯船の縁に座ってみたり、長々と風呂を楽しむ。 2時間近くも経ってようやく風呂から部屋に戻った。 適度に暖房が効いていたので、軽装のまま2人でベッドに転がった。 俺「いつまでいるの?」 光「家族はいつ帰ってくる?」 俺「週末だから4日後かな」 光「じゃ3日いるよ」 厚かましいと思う事もなく、伸び伸びと気軽に言えるヒカルに頼もしさを感じる。 『ずっといてくれるって事か』素直に嬉しくなる。 俺「ところでクラスはどうなった?」 光「おっ、そうそう!また同じ棟になったよ」 俺「良かったね!ジンとかはどうなの?」 光「あいつらまた別棟だよ。なんでだろな、最後の学年くらい一緒にしてくれればいいのにな」 ジン達3人のうち、1人だけは別のクラスになったらしい。 光「とにかくおまえと一緒の棟で良かったな。いつでも会いやすいし」 学校の行事などでは、棟単位になる事がほとんどなのでなにかと便利だ。俺「ヒカルがそばにいてくれて嬉しいよ」 言葉を発した俺の唇に、ヒカルはそっと唇を重ねてきた。 |
| 光「知らないうちに一年か」 唇を離して上から俺を見ながら唐突にヒカルが言った。 俺「なにが?」 光「俺とおまえが仲良くなってからさ。覚えてないのか?」 俺「忘れるわけないよ。スタートの図書館からね」 今考えれば、よくあんなトコで裸になれたもんだと思う。 今でもあの時の事を鮮烈に覚えている。それまでのヒカルの性格からいって、まさかこんな事になるなんて考えもしなかった。 俺「よく一年も続いたもんだね」 光「おまえが俺のわがままを聞いてくれるからだな」 そう言って固く抱きしめられた。 俺「んぐっ、苦しいってば!」 ずっと抱きしめられ、ほとんど声が出なかったので伝える事ができなかったが、俺自身はわかっている。すべてはヒカルの大らかさだ。なにがあっても動じず受け止めてくれるヒカルの心の広さが、ここまで続いた要因なのは充分わかっている。 ようやく解放され向かい合った。俺の顔のすぐ近くにヒカルの顔があり、長い髪が顔にかかりくすぐったさを感じる。 『洗い晒しの髪でいる姿なんて見れるのは俺だけかな』なんて思うと、幸せを感じずにはいられない。 俺「まだ外は明るいね」 光「だから?」 俺「エッチには早いかなって…」 光「えっ?おまえもうやりたかったの?」 嫌味な顔をしながら俺を覗き込んだ。 俺「別にそんな事ないけど…」 俺はちょっと拗ねて見せる。 そんな俺を見て笑いながら、俺の右手を取って自分の股間に導いた。固いモノの感触がそこにあった。 光「そんな顔するなよ。俺だってもう我慢できなくなってるだろ、なっ?」 ヒカルの意地悪な言葉に対して、わざと顔を背けようとすると、頭を押さえつけられキスをされた。 イヤらしく舌だけで攻められ俺も舌を出すと、俺の舌を激しく舐めつけてきた。舌だけをお互いに絡ませる。 こんな淫乱なキスは初めてだ。一年経っても全く飽きさせず、新たな快感が沸き上がってくる。 光「そういえば濡れ濡れになっちまうんだったな。せっかく風呂に入ったんだし、早く脱ごうぜ」 お互いに着てる物を脱いで全裸になり、再び身体を重ねた。 もう一度キスをした後、全身を舐め始めた。いつもの様に念入りに舐め尽くされる。 特に乳首を念入りに攻められ、思わず声を荒げ身体を捩った。 光「いつも通り敏感だな。俺のを握っていろよ」 モノを握ってシゴいてやると、乳首の攻めに感じて手に力が入ってしまうのが気持ち良いのか、先走りが出てきて指を濡らし始めるのが分かった。 |
| 久しぶりに来てみたら長いのがあったので一気に読んでみました。 これってすごくおもしろいね! 特に中編に入ってからのテンポの良さがすごい! 試験のご褒美、キス中にドアが開いた事、カラオケBOXのカミングアウト、クリスマスのプレゼント交換。 いろんな所に伏線が引かれていて、ありがちな事なのに楽しく飽きないで読めたよ。 登場人物もそれぞれ特徴がでてて雰囲気がつかめておもしろいです。 すぐに友達にも薦めたいです。今まで読んでいた人ももう一回イッキ読みしてみたらいかがですかね。キモチイーテンポですよ! すいません長くなっちゃいました。シュウさん頑張って書き続けて下さい。楽しみにしていますョ! |
| ピースさん、初めまして。なんだかすごい褒め言葉をいただきましてありがとう御座います。また感想とかあったら返信くださいね。 俺「ヌルヌルしてるね」 今日のヒカルはいつもより先走りが多いように感じられた。 光「おまえだって自分のを見てみろよ」 頭を上げると、乳首を攻められただけにも関わらず、すでに腹の上と先端で糸を引いているのが見えた。 光「まぁ、おまえの場合はいつもの事だけどな」 そのまま身体を入れ替え、69の形になりお互いのモノを咥え出した。 ヒカルのモノは相変わらず長く、腰を使われると喉の奥まで入り込み思わず咽そうになってしまう。 俺自身も、ヒカルの暖かい唇に包まれイヤらしい音を立てられただけで、さらに先走りをたくさん出すことになった。 俺も負けじとヒカルの一番感じる亀頭の付け根の裏筋の部分を、舌の先で突く様に刺激したり舐め上げたりする。 光「…ん…うぅ…気持ちいいな、うまくなってる」 実際に一年経ってみると、ヒカルのフェラもかなり微妙なタッチと絶妙な吸う力で、それだけでも飽きさせず、前よりもかなり進歩している事がわかる。お互いの身体を知り尽くした上で、さらに1つ上の快感へと誘って行く。 しばらくこの状態の攻めが続いたが、家に着いて時間が経っていない上での最初のエッチだからなのか、ヒカルに乱暴さは全くと言っていいほど感じられない。 目を開けると、キュンと上がった玉の向こうに、以前俺が入れた事のある穴が見えた。ゆっくりと指を伸ばし入り口を軽く刺激してやる。 それに反応したのか、腰で俺の喉奥までモノを押し込んできた。嫌がっているのか感じているのかどちらかは分からないものの、苦しさを我慢しながら俺は穴を強めに刺激してやった。 堪らずにヒカルは俺のモノを吐き出し、自分も俺の口から引き抜いた。序盤は俺の勝ちってところなのか。 光「なんだか今日の俺おかしいな。すげぇ感じてる」 俺「久々だからかな?」 光「このくらいのならそんな前でもないだろ?まぁ、いいさ。入れたくなったから仰向けになれよ」 可愛いくらい素直な発言に『ヒカルだって俺と同じ歳なんだし、いつも余裕で攻められたら困るよ』と思いながら仰向けになって膝を立てた。 俺「俺も久しぶりだしゆっくり解してね」 光「うん、わかった」 そう言って俺の足の間に座り、たっぷりとローションをつけた指をゆっくり感入してきた。緊張はしていたが、意外に楽に奥まで入った様だ。ヒカルも徐々に指の本数を増やしていく。 光「大丈夫か?」 俺「…うん」 ヒカルは再度69の体勢になり、自分のモノを俺の口に入れてきた。やや固さがなかったものの、口の中ですぐにハチ切れんばかりに固く大きくなる。 俺の中に入れた指はそのままで、無言で俺にゴムを渡す。それを取り急いでヒカルのモノにつけてやった。 ヒカルも足の間に移り、俺のケツを少し持ち上げる様にして、穴の入り口にモノを当てた。そしてゆっくりと挿入する。 入り口はやっぱり辛いものの、中に入ってゆっくりと奥まで進めてくれたのでそれほど痛みはなかった。 光「大丈夫みたいだな」 そう言うと俺の両足を肩に抱え、腰を前後させ始める。 しばらくはヒカルの顔に余裕があったものの、段々と感じてくるのが分かる様に目が虚ろになり、呼吸も荒くなってきていた。やっぱり一度目だから早めなのか。 光「すげぇいいよ…ヤバイくらい吸いつく感じ…」 かなり早いペースになってイクんじゃないかと思った時に、一旦動きを止めた。 光「俺だけイクのもイヤだしな。ちょっと四つん這いになれよ」 そう言ってヒカルはベッド脇に立ち、俺はヒカルにケツを向ける様にベッドの上で四つん這いにさせられた。しばらく俺のケツを眺めている様なので恥ずかしくなってしまう。 光「いいポーズだよ」 ヒカルがベッド脇に立つと、ベッドの上で四つん這いになった俺のケツの高さと丁度良いようだ。その状態で再度ヒカルに一気に突かれた。 俺「んぁああ…んン…ああぁぁ」 この体勢だと感じてしまい、かなりの声が出てしまう。ヒカルもその声に反応する様にかなりペースを早める。 有り余った力を使った動きに、俺は気が遠くなるようだった。 |
| 俺「ぐっ…ヒカル…スゴ過ぎ…」 そんな俺の言葉は無視するように、俺の上半身をお越し身体を密着させ、俺のモノをシゴき上げてきた。 腰の動きはさらに激しくなる。 光「我慢でき…あっ…やべぇ」 もう一度俺を四つん這いにさせ腰をガッツリ掴み、最後の激しい動きを見せた。 光「ぁぁあっ…あっ、イっ、イクぜっ」 激しく腰を動かした後に、一気に奥まで入れて密着させたかと思うと、 俺の中に放出した様だった。 何度も緩やかに腰を動かすタイミングで精液を吐き出してるって事が雰囲気で分かる。 すべてを出し尽くしたのか、俺の背中にガクっと凭れかかってきた。 そのまま、風呂から持ってきたタオルを俺の下に敷いて、抜かずに俺のモノをシゴいてくる。 ほどなく俺も絶頂に達した。 俺「ヒカルっ!イクよ!あぁぁ」 一気にタオルに精液をまき散らした。相変わらずかなりの量が出てくる。ヒカルも分かってくれているので、最後の一滴が出終わるまでシゴきを止めないでいる。おかげで止めどなく勢いよく飛ばす事になった。 光「おまえホントスゴいよな。乳搾りみたく何度でもピュッピュッて出るんだもんな。しかもすげぇケツの締め付けだぜ。今度俺がイク前に何度もイカせてやるか」 四つん這いで呼吸を荒げる俺の頭越しに、ジョークともつかない様な言葉を投げかけてくる。 光「このままもう一回続けてみるか?」 俺もヒカルもなぜか出した後でもなかなか萎えないので、ヒカルのモノもケツの中で充分固いままだ。 俺「3日いるなら、慌てなくてもいいでしょ?」 ようやく呼吸を整えてヒカルに話した。 光「まぁ、そうだな。チャンスはいくらでもあるか。じゃ抜くぜ」 俺「ちょっと待って!ゆっくりだからね」 光「はいはい」 今日はゆっくりと抜いてくれたようだ。 片づけをして、もう一度風呂に入り、夕食を済ませた。その後部屋に戻りゲーム等をして一日目の夜を過ごす。 俺「もう1時過ぎたから寝ようか」 光「そうだな」 一緒にベッドに入る。 ヒカルとゆっくりするのは夏休み以来だとか、寒いクリスマスの日もあったけどあれはゆっくりできなかったとか、そんな話をする。 光「明日はどこかへ出かけるか?」 俺「花粉症にとってこの時期に外に出るのは辛いね」 光「薬飲めばどうだ?」 俺「外に出る事自体があまりね」 光「じゃ俺が守ってやるから決まり〜」 俺「どこかへ行きたいの?」 光「特に決めてないよ」 ヒカルらしい答えだと思うしかなかった。 |
| トラさん、ども。花粉が多いですね〜。風の強い日は大変ですよね。なんとか乗り切りたいです。 もう少しで高校2年の話も終わりになりますね〜。かなり長くなっちゃいました。相変わらずまとまりなくてすいませんです。明日くらいには一旦一区切りつくところまで書き上げる予定です。 俺「ヒカル?起きてる?」 時計を見たらすでに10時を過ぎている。昨日は話をしながらいつのまにか眠りについてしまった。 抱き合って寝ていた様だ。ただこれはいつもの事で、明け方ウトウトしながらお互いに背中に手を回して抱きしめたり、相手を引き寄せたりするので、目覚めた時はこの形になっている事が多い。密着してる分、目覚めた時には自然と相手を起こす事になるわけだ。 俺「ねぇ、ヒカル?」 光「ん〜、もう少しだけ…」 ヒカルも疲れているのかもしれないし、俺の家でくつろげるならそれはそれで幸せな事かなとは思う。 1人で1階に下り食事をする。ヒカルの分も作っておき、先に風呂に入って部屋に戻った。 やっぱりまだ寝ていて起きる気配はない様なので、しばらく本を読む事にして時間を潰した。 結局起きたのは3時過ぎてからだった。 光「何時?」 ヒカルは時計を見てガックリとうなだれた。 光「なんで起こしてくれなかったのさぁ」 俺「起こしたけど、もうちょっとって…」 そう言って枕元に座ると、強引に身体を引き寄せられた。 おはよう…って時間でもないが、寝起きのキスをする。 光「起こしてくれなかった罰だな。しゃぶれよ」 俺「起こしたって言ってんのに」 光「ダメ!いいからしゃぶれよな」 仕方なくベッドの上に大の字に寝ているヒカルのスウェットとボクサーを下ろし、すでにギンギンに勃ち上がったヒカルのモノを舐め始めた。 ヒカル自体は枕元に置いてあった雑誌を読んでいるのか、顔が雑誌に隠れていて表情が全くつかめない。 光「いい感じだよ。頑張れよー」 脳天気な声だけが聞こえてくる。 亀頭の先から後ろの穴まで、まずは入念に舌を這わせていく。 周りを充分に舐めつくした後、本格的にモノを喉の奥まで含み、ストロークを使いゆっくりと頭を上下させた。 ヒカルは全く声を発しないので感じているのかどうかも分からないが、構わず徐々にペースを上げ一所懸命しゃぶった。 どのくらいやれば良いのかと思った瞬間、ヒカルは俺の髪を左手で掴むと頭を上げ、右手で2、3度激しくシゴくと、俺の顔に向けて一気に射精した。いわゆる顔射だ。 |
| また今回もエロいですね。ヒカルくんの暴走は読んでて楽しいです。 そういえば中編はいつも会話から始まってますね。 今日で中編も終わりですか。まさか物語も終わってしまうなんて言わないで下さいね。またたくさん返信が来るかもしれないですよ(笑)みんなも返信してシュウさんを盛り上げましょうよ! もっと続けて下さいね。終わるのは淋しいし、毎日読めないのも悲しいです。 これからも頑張って下さい。楽しみにしてますから! |
| ピースさん、ども。コメントは最後にしますね。 光「あーあー、勢いで顔にかけちゃったよ。可愛い顔が台無しだな」 俺の顔をマジマジと見ながらそう言った。 俺「分かっててやったんでしょ?」 光「まぁな」 いつもの様にニタニタ笑っている。 俺「早く拭き取ってよ」 顔をきれいにしてもらったが、結局2人で風呂に入る事にした。 風呂から上がり、ヒカルは軽い食事を摂ってから部屋に戻る。 それからしばらくはゲーム等で時間を潰し、8時くらいに外食を済ませて家に戻ることにした。食事中に家族から連絡があり、1日早く明日戻ってくる事になったので、ヒカルも明日の昼過ぎに帰る事になった。 俺「また遊びにくればいいさ。ヒカルならいつでも来れるでしょ?」 光「そうだな」 しばらくはゲームを再開するが、対戦ゲームでのヒカルの弱さは相変わらずだったので、このまま続けると熱くなってしまうと思い適度に負けてやる事にした。勝って喜ぶヒカルを横目に見ながら、俺としてなにかヒカルに勝てる物があるとすれば、このゲーム以外にないのかも知れないなんて少し寂しく考えたりもしていた。 その後俺は先にベッドに入り本を読んでいたが、ヒカルは1時間ほどゲームを続けていたが、それも飽きたのかようやく辞めて、いきなり部屋の電気を消しベッドに入ってきた。 俺「本を読んでたのに!明かりをつけてよ」 光「いいだろ?少し暗くして話でもしようぜ」 エッチかとも思ったが話とはちょっと驚きだった。ここは敢えて反論せず従う事にする。 ヒカルはチラッと時計を見た。 光「12時を回ったし、まずは誕生日おめでとうだな」 そっか、今日は俺の17回目の誕生日。17回目にして初めて祝ってもらえる誕生日って事だ。 俺の誕生日は毎年が春休みなわけで、今まで同級生に祝ってもらうなんて事がほとんどなかった。毎年やって来る誕生日が、俺にとっては一番友達に会わないときだったかもしれない。友達に『誕生日いつ?』って聞かれて、この時期である事を話した時の友達の様子が『じゃ会えないや』みたいな顔をされる事が多かったので、無意識に隠していた事もあった。俺にとって寂しい思い出しかない誕生日。いつからか自分でも誕生日前にアピールする事もなくなり、どうでもよくなってしまっていた。 今年はヒカルがそばにいてくれる。人生の中でも一番心に残る誕生日かもしれない。 俺「黙ってたのにわかってたの?」 光「当たり前だろ。忘れるわけないさ」 俺「そっか。ありがと」 光「あー、プレゼント渡さなきゃ」 そう言ってベッドから出ようとしたので、ヒカルの腕を掴んで止めた。 俺「暗いし後でいいから。それよりしばらくここにいて?」 光「うん。わかった」 しばらくベッドの中で無言でヒカルに抱きしめられていた。実際の温もりもそうだが、心から包んでくれるような心地よい包容力に浸っていく。 光「俺達って4月からつき合いだしたじゃん?そん時にはどうなるかと思ったし、おまえの誕生日まで持つかなって思ってたけど、なんだかんだでここまで来たよな」 俺「そうだね。時間がないなんて言ってたけど、やっぱり早かったような気がするね」 光「そうだな。色々あったようなそうでもないような。何にも変わってない様な気もするな」 俺「そうかな?ヒカルは変わったよ」 光「どんな風にだ?」 俺「最初は無口だし、堅物みたいだったかな。いつも怒ってる感じで。俺何人に『どうやって友達になれたんだ』って聞かれたか分かんないよ。それが今じゃ俺の前では明るいし頼れる存在だもんね。今でもみんなに堅物って思われてるでしょ?」 光「そうでもないみたいだぜ?俺はおまえに変えられたってジン達に言われてんだから。この間担任にも言われたよ」 俺「担任になんて言われたの?」 光「最近やる気が違うってさ。『好きな女でもできたか?』だとさ」 俺「あはは、なんて答えたの?」 光「当たり〜って言っといたよ。でも俺にとってはそう言われるのは嬉しい事なんだからな」 そう言って笑うヒカルは暗がりの中でも分かるくらい明るいノリで話している。 俺「最初に玄関で会った時は怖かったのにね。最初って言えば図書館ではビックリしたよ。でも嬉しかったなぁ」 光「なんか勢いでやっちまったよな。でも少しずつエッチなことも覚えて行ったし」 俺「でもその後さぁ、謹慎になった時にはどうしようかって思ったよ。退学にでもなったら会えなくなっちゃうってね」 光「おまえ怒っちゃってさ。ジンとどうしようかって寝ないで作戦練ったんだぜ?」 俺「そうだったの?笑える」 光「ここで初めてバックやった時も俺緊張してたよな」 俺「そうかなぁ、すごいSだったし余裕ある様に見えたけど?」 光「んな事ないさ。ここに入れればいいのかって戸惑ってたよ。ただすげぇ気持ち良かったのを覚えてる」 俺「ははっ」 2人で笑ってしまった。 光「夏休みもここで一緒だったし、2学期も色々あったけどクリスマスも一緒だったしな」 俺「あん時はヒカルに入れちゃったしね」 光「あれは特別!めでたい時だけだからな」 俺「たまにはいいよね?」 光「たまにはな。おまえの苦労が俺にもわかったよ」 そう言ってヒカルにキツく抱きしめられた。 光「やっぱりいろんな事があったな」 俺「そうだね。ヒカルと一緒にいると時間が経つのが早く感じるよ」 振り返ってみれば、かなりのスピードで駆け巡って行った様に感じる。 俺「もう3年生だね」 光「あと1年でどんなになってるんだろうな。来年もこの日にこうしていられるのかな」 ちょっと真面目な声になっている。 俺「いてくれなきゃ。寂しい誕生日を迎えるのはイヤだよ」 光「分かってるさ。またここでこうやって1年間の反省会をしような」 俺「うん。必ずね」 ヒカルに頭を寄せて熱いキスをしばらく交していた。 俺「ヒカル…やりたい」 光「…うん」 薄暗い部屋の中でもヒカルの頷く顔がはっきりと見えた…。 てことで中編は以上です。 ピースさん、前回のレスの時に中編のこんなところが面白いってコメントをしてくれましたね!今回ヒカルとの回想のシーンがあったんですが、一足先を越されちゃったみたいですね(笑) それから中編がセリフから始まるってやつ。これも皆さん気づいてたとは思いますが、中編の前まではあまりセリフから始めるのが好きじゃなくて意識的に避けていましたが、中編では逆にそれで統一してみました。特に意味はなく『ちょっとやってみようかなぁ』くらいに思って初めてみたんですが、意外に誰のセリフで始めるかで悩んだ事も頻繁にありましたね。 ここまで書いてきましたが、大分長くなってしまって『ヤオイ系』みたくなっちゃいましたね。最近レスも少なくなってたんで、相当飽きられたかなとも思っています。 今までピースさんまでで延べ48人の方に好意的なレスを頂いて、とても感謝しています。消されちゃった方もいましたが、全て48人の方の内容は確認させて頂き、参考になることもありましたし、励まされる事が多かったですね〜。ホントにありがとう御座いました。 一旦はメゲる事もありましたが、たくさんの励ましの言葉でまた書こうって勇気が湧いたのも事実です。もちろんレスがなくても読んで頂いていた方がいたと思いますので、そんな皆さんにもとても感謝しています。 さてこの後ですが、気まぐれな性格なんであまり考えていないってのが本音です。すぐに書こうか、少し休もうか、一旦休んじゃうと永遠に休んじゃいそうな気もしないでもないんですが…全く先の事は分からないんですよ。以前にも『最後まで書くのが当然』ってレスもありましたが、これが本職ではないので、どうすれば良いかってところを考えていないってのが実情です。 他の方の話も頻繁に読みに来るつもりなので、そんな中でまた書く意欲が湧いて来たらって事じゃダメですかね〜。またそういう機会がありましたらその時には宜しくお願いします。 気まぐれなシュウでした。 |
| 久々に書きます!! ゆです。オレはいつまでも待っているぜ(^O^)!!書くのって大変だと思いますし。。本当幸せな話でオレはうらやましいです(>_<) |
| こんばんは!初レスです。一番最初からずっとみてましたぁ☆なんか素敵であこがれました!続きみたいです☆ |
| お初です! 中編完結お疲れ様です。 俺も他の方と同じく最初から読ませていただいてました! シュウさんの話を読んでいると、何故か幸せな気持ちが沸いてくるんですよね笑 毎晩読むのが楽しみでした。 毎日の更新はとても大変だったと思いますが、少し休息を挟んだ後にでも続けて欲しいです。 |
| シュウさん中編お疲れ様です! 話を書くペースはシュウさんが決めることなんで俺らが決めることじゃないですよ! シュウさんが絶対に書かないっていったら俺らにはどうすることも出来ないですしね(^^; でも一つだけ言わせてくださいね!俺はずっと待ってるんで、どんなに遅くなっても待ってるんで書いてくれることを祈ってます! とりあえず今までご苦労様でした!ちなみに飽きてなんてないですよ(笑) |
| グサッな発言のゆうです。今回は回想シーンがあって、1年を振り返ることができたようですね。 頑張って続き書いてほしいです。 |
| シュウさん!久しぶりです(^-^)/最初の頃何度かコメントさせて頂いたかずやです。覚えてますか? 実は、毎晩読ませてもらってたんですが、話の登場人物に、かずやという人が出てきて、なんか、急に載せづらくなってコメントしなくなっちゃいました(汗)すいません。かずやって本名なんですけど、次から名前を変えて偽名でまたコメントさせてもらいますね(^_-)それでは次も期待してますので、頑張って書いてください。 |
| いつか、五年ほど付き合ってる彼がいると言ったゆうです。 すみません、たくさんゆうがいてw 私は、コメントこそしませんがいつも拝見させていただいていました。 個人的には続きが気になりますが、少々お疲れですよね。 また、書き始めるのを楽しみに待っています。 |
| こんばんは、ナジです。 中編終わっちゃったんですね!ご苦労様でした。 この後は、シュウくんが無理せず書ける時に書けばいいと思いますよ(^^)V その日を願いながら、おいらは待ってま〜す。 |
| 中編とても楽しかったです。 やっぱりしばらく終わってしまうんですか? 俺はみんなとはちょっと違うかもしれないけど、すぐに再開して欲しいです。 続けるのは大変な事はわかっていますが、シュウさんの場合はこれだけの長いお話をほぼ毎日更新できてたところに凄さがあるし、飽きさせなかったと思うんですよ。 たしかに読んでる人のレスが少なくなってくると、読み手がいなくなったと思いますよね? そう思われて仕方ない部分があると思うし、読み手側の努力も必要かもしれないですね! みんなでシュウさんを盛り上げて行きましょうよ? だから俺的にはすぐに再開してもらいたいです。読み手側としての細やかな希望です。 シュウさん頑張って!いっぱいレス残しますから! |
| シュウさん、お初です! おれも実は最初から見てましたが、レスするのは初めてです。 毎日シュウさんの投稿を見るのが一日の楽しみになっていました。 だから、↑の人が言うようにできれるだけ早く続きを書いて欲しいです。 でもシュウさんの都合もあるんで、休息を入れるてのもアリかな、とも思います。 何言ってるのか分からなくなりましたが、いずれにせよ、続きをおれは待ってます! 結末も気になるし、書いてください。 |
| シュウさん、初めまして。オレも今まで毎日読んで毎日次回を楽しみにしてました。 ここまで途切れる事がなかったので当たり前だと思っていましたが やはり読めなくなってしまうのはツラいです。 もしオレが少しでもシュウさん復活の力になれればと思って今回はカキコしてみました。 こんな楽しい話は滅多に巡り合えないです。 シュウさん、頑張って早めに戻ってきて下さい。お願いします!また楽しませて! |
| ▼シュウさん: シュウさんこんにちわ。 最近カキコしてませんでしたけど、毎日楽しみに読んでましたよ。 シュウさんからいっぱい元気もらったからね。 実は今、彼氏が結婚するらしくてかなり凹んでます。 気付かなかった訳じゃなくて、なんとなく怪しい節は あったけど、見てみないフリをしてたバチですね。 シュウさんの話最後まで知りたいです。 題名の本当の意味がまだわかりません。 ぜひ最後まで聞かせてください。 |
| はい、最近コメントしなかったの一人です(^^ゞでも、全部読みましたよ。‾▽‾)ノ 中編完成お疲れさま〜です。勿論最後まで読みたいので、どうぞ宜しくお願いします。(^_^) そぅ!!この前、僕の誕生日の時に祝ってもらったね、せめてお返ししたいんです。 誕生日教えて〜(^_^) 3月の終わりやったっけ? |
| 久しぶりです! 最近色々あって、サイト見る時間がなかったんでいっきに読ましてもらいました♪ 俺的には全く飽きるなんてことないですよ! シュウ君とヒカル君の付き合いが1年経ったってのに感動しました。俺もその思い出を一緒に共有してるかのような錯覚(笑) 色々あったなぁ〜なんて振り返ってみました☆ カズヤ君が出てきてからは、ハラハラさせられることが多くて、他人事ながら本気でブルーになったりしましたけど、読物としてはかなり面白い展開だったし! これからも気長に待ってるんで、気が向いたらまた続き書いて下さいね! ちなみに今、俺読んでるのはシュウさんの話だけだし♪ それ読むためだけにこのサイト来てましたから! そんなわけで、今まで素敵な話をありがとうございましたーお疲れ様です☆ |
| 久々に投稿させていただきます! おかげさまで受験も終わりましたし、まぁ結果はまだわかんないんですけど。 受験生でありながら、シュウくんの書き込みはいつも拝見させていただいていました!いやぁ、心がどぎまぎしますね笑〃 いろいろな出来事が重なって、いろいろな想いが重なりつつも、着実に前に進んでいるシュウくんを始め、ヒカルくんの行動にも「すごいなぁ」という気持ちでいっぱいです。 この先がすごく気になるので、シュウくんのペースでいいので、その時々に感じた想いをおれたちに是非伝えてくださいね! では、熱烈(?)なレスを終わります笑〃 |
| お初です。 それぞれのキャラが生き生きしてて面白いよ〜 いつも楽しく読んでいました。 もう終わってしまうんですか? できるだけ早く再開してほしいな!! なんでもいいんで情報ください! 待ち遠しいよ〜 |
| お久しぶりです。 またたくさん返信を頂いてありがとうございます。 すごく懐かしい方からも返信頂いたんですが、最近連絡がなかったのですごく心配しちゃいました。もちろんみなさん一人一人きちんと覚えてますよ!久々なんで、なんか長い休み明けの学校のような気分になれました〜。 それから新しく頂いたゆう(3号)さん、ドクさん、ハルトさん、かいるさん、ゲンさん、これからもよろしくです。気軽に返信して下さいね! ところでリョウさん大丈夫かなぁ?めげずに頑張って下さいよ。 さて、みなさんの後押しを頂き近々また書き始めようと思います。 至らないところも多々あるとは思いますし、相変わらずのヘタクソ文体ですが、今後とも宜しくお願い致します。 |
| 中編とってもおもしろかったです。中編のときは毎日更新チェックが日課になっていたから、中編が終わってしまって日課がなくなってなんとなく物足りない毎日でした。シュウさんが後編も書いてくれるのと楽しみに待ってます。お願いします。 |