Page 3009 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼Two LOVE Story〜1 浩平 06/7/30(日) 23:45 ┣Re(1):Two LOVE Story〜1 まさし 06/7/31(月) 0:25 ┗Two LOVE Story〜2 浩平 06/7/31(月) 20:44 ┣Re(1):Two LOVE Story〜2 BLUE BIRD 06/8/1(火) 8:30 ┗Two LOVE Story〜3 浩平 06/8/1(火) 21:57 ┗Two LOVE Story〜4 浩平 06/8/2(水) 21:35 ┗Re(1):Two LOVE Story〜4 BLUE BIRD 06/8/2(水) 22:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 : Two LOVE Story〜1 ■名前 : 浩平 ■日付 : 06/7/30(日) 23:45 -------------------------------------------------------------------------
| 下に投稿したんですけど間違いが色々あったんで一つにまとめて再投稿します。よかったら読んでください。エロくないかもしれません・・・。 大阪にある「○×大学」。 俺と友達の明日太はここの学生。ちなみに友達の名前の読み方は「あすた」。名前はかなり変わってるけど顔はめっちゃかっこいい。でも性格も名前同様ちょっと変わってる。結構人見知りするタイプやけど、友達とはめっちゃ喋るやつw仲のいい女の頭に突っ込みでシバき入れたりしてる・・・。まぁ第一印象はクールな感じやけど友達になるとかなりうるさい。こういう性格やからなのか、彼女も一回もできたことがないらしい・・・。エロトークも軽いノリで入ってくるし、まだヤッたことないとか男同士の会話では言ってる。 俺は、かっこいいって言われるけど昔は結構陰キャやった・・・wそれが高2の時に明日太に会ってから変わった。こいつの薦めで行ったこともないユニクロとか梅田とかで服を買ったりしたwしばらくしたらそういうのが楽しくなってきて、金がほしいからバイトもし始めた。必死で流行の波に乗ろうと、携帯やって着うたフル聞けるのに変えた。制服のベルトも学校指定のやつから2つ穴の革ベルトに変えた。 そのたびに明日太は「結構ええやん!」とか「おーかっこいいー」とか軽かったけど言ってくれた。 さすがに髪の毛を散髪屋じゃなくて美容室で切って、めがねをコンタクトに変えたときはめっちゃ驚いてたw最初は「え?誰?」みたいな感じの顔してたけど、俺やと分かった瞬間に「え!?浩平!?もう別人やん!!めっちゃかっこいいで!!!」って言われた。正直めっちゃうれしかったwイケメンの明日太に言われたからめっちゃハイテンションになったりしてたw 俺らが通ってた高校は2年〜3年はクラス替えがない。2年で文系、理系でクラス分けされるからだ。文系はかなり多いが理系はクラス一つ分しかいない。だから理系は3年も2年の時と同じメンバーになる。 俺はイメージが変わっってから何回かこくられた事もあった。でも全部断った・・・。自分自身なんでか分からんけど・・・。でも誰といるより明日太といるのが一番楽しく感じるようになってた。2年の時の修学旅行やって、同じ班になろうって2,3ヶ月前から誘ってたし、逆に明日太がほかの友達といると何かつまんなかった。 ただその時は自分がゲイとかって事考えてなかったし、明日太の事もただの友達としか考えなかった。 でも3年の夏に全てが変わった・・・。 夏休みに入って3日目、明日太からメールが来た。 明日太「久しぶりー!宿題する気ないし暇やからどっか行かへん?まぁ無理やったらええわーんじゃ」 明日太のメールはいつもこんな感じ。顔文字も使うことなく、勝手にメールしてきて勝手に終わらす・・・。返事しなくても怒らない代わりにぼけた人みたいに同じことをメールをしてくる。 俺はバイト中やったから返事できなかったけど終わってから携帯見たら全く同じ内容のメールが2通!!しかも2通目の題名は「パート2」になってた・・・。 (なんやこいつ・・・笑”まぁ俺も暇やしええかなー。) そう思ってメールを返した。 俺「返事遅れたー!別にええでー!どこ行く?淀川の花火大会でも行く?」 そう送ったら、すぐに返ってきた。 明日太「花火?別にええで。」 俺「2人で行くとかむなしいから誰か誘おかー」 明日太「俺はどっちでもええでー二人とかデートみたいやな”笑”」 何かこのメール見たとき変な感じがした。今までこういう事をあんまり言わなかった明日太がいきなり「二人とかデートみたい」なんて言った事に軽く驚いた。 俺「意味不明・・・キモい事を言うなー!まぁ同じクラスのやつ何人か誘っとくわー!」 明日太「わかった。知らんやつ連れてくるなよ。んじゃ」 さすが人見知りのやつのメールの終わりかた・・・ってな感じで淀川の花火大会に行くことが決まった。考えてみたら明日太から遊びの誘いを入れてくることはめったにない。だいたい誰かを経由して回ってくる。多分みんな塾とかクラブとか補習とかで忙しいから俺に回ってきたんやなぁと一人で納得してた。 そして花火大会の日。 俺と友達は淀川の近くの駅で明日太を待ってた。明日太はだいたい集合時間ちょうどに来る。俺らが遅いってメールしても 「まだOO分ちゃうやん。あと2分あるから待っといて。」 ってな感じのメールを返してくる。たしかに遅刻はめったにないけどたまにムカッと来るときもある。案の定この日も集合時間2分前に駅に着いた電車に乗ってやってきた。 俺「お前・・・みんなめっちゃ待っててんで!!もうちょっと早く来いよ・・・」 明日太「待つの嫌ならもっと遅く来いよーwんじゃ行こかー!どっちから河川敷に降りれるん?」 俺「お前、勝手にさきさき行かんといてやー!しかも降りるのこっちやで」 明日太「やんなーw最初から分かってたし!何かのど渇いたから買おうやー」 完全に明日太のペースに巻き込まれてく俺ら・・・。まぁ一緒におったら案外おもしろいねんけどねw 河川敷に降りた瞬間に明日太がポケットに手を突っ込んで軽く走り出した。 俺「おい!人多いねんからあんまりバラバラなるなよー!ってかどこ行くつもりなん?」 明日太「出店がめっちゃあるからなんかやりたいやん!浩平も行こうやw」 俺「でも他のみんなとはぐれるやん!みんなも行くー??」 他の友達に聞いても「人が多いから」とか「しんどいから」とかで行く人なし・・・。 明日太「はぐれたらメールで連絡したらええやん!早くしろってー!なんか見て回ろうやー!」 俺「ほんなら花火の時間なったらまたメールしてや!またここに集まろう!まだ30・・・40分ぐらいあるしなw」 俺は友達に声かけてから明日太のとこに走っていった。そっからはあれしよ、これしよってあちこち遊びまわってた・・・w 射的とか金魚すくいとかあったから勝負したりして騒ぎまくってた。 ヨーヨー釣りが終わって次何しよかー?って言ってる時に明日太が話しかけてきた。 明日太「浩平ってさー花火大会とかって誰か女子と来たことないん?」 俺「それがないねんなーwお前は?お前やったらあるやろ?なー?”笑”モテるもんなーw」 明日太「俺もないし。花火自体、別に見たいと思わんしな・・・」 俺「そうなん?でも今日来てるやん。何や”笑”ちょっと無理してきたんかー?」 明日太「今日は別にええねん。ホンマに暇やったしなー。浩平とおったほうがまだおもろいかなーってさw」 明日太はそう言って出店を見回してた顔を、並んで歩く俺に向けて軽く鼻で笑った。何かその時に明日太のことがいつもよりかっこよく思えた。 クラブもしてないくせに結構焼けてる顔、ワックスで軽く流してる髪型、Tシャツの袖をまくって見える筋肉のついた腕、全部が明日太の魅力に変わった気がした。 なぜか明日太はこっちを見たまんま・・・。俺が恥ずかしくなってきて 俺「なんやねん!きもいなー!俺のこと好きやからって・・・w」 と言ったら明日太がちょっと冷めたような顔して 明日太「そやな、浩平の事すきやで。でも今のんで気持ちが2cm5mm離れたわー。」 俺は一瞬ドキッとしたのと、何を言うとんねん!!っていう気持ちが同時に来た。でも黙りこくった俺を見て明日太は 明日太「・・・くっ・・ふふっ・・何を本気にしとんねーん!!”笑”悩むなやーw」 俺「ちゃうわ!あほらしいから無視したんじゃ!!キモい事言うなや!!」 明日太「みなまで言うなーwお前の気持ちはよく分かってるぞ”笑”」 俺「はい、うざいー。お前なんか好きになる奴おらへん・・・・ その時夜空が急に明るくなった。一瞬2人とも何か分からなかったけど俺が最初に声を出した。 俺「・・・おー花火やー!!あれっ?あいつらから連絡来てないやんな・・・?」 明日太「俺知らんでー。お前があいつらに連絡しろって言うたんやん。」 俺は急いでTシャツの上から羽織ってたシャツのポケットに手をつっこんで携帯の画面を見た。 未読メールが3通・・・。全部友達からだった。 「そろそろ始まるみたいやで」 「どこにいてるん?もう始まるで」 「始まってるで。終わったらもうバラで帰るで」 明日太と喋ってたおかげでメールに全く気付いてなかった・・・。もうこの時点で友達に連絡して合流する気はなかった。ちゃんと花火見れないし、何よりもめんどくさかったし・・・。結局俺ら二人で、最後まで会話無しで花火を見てた。 |
| Is this love or like? or like a love? 続きがんばってください! |
| 次の日、一緒に見に行ってた友達みんなにメールで謝った。みんなは 「何をしてるねん。勝手に二人でデートすんなよーw」 みたいなメールばっかり返してきてちょっと恥ずかしかった・・・。でも明らかに昨日で俺の中の何かが変わった。 昨日、花火を見てたら明日太が無言で手を繋いできた。俺は最初驚いたけど、「人が多くなってきてはぐれたら困るから」という理由に納得して、最後の一発が終わるまでずっと繋いだままだった。その感覚が次の日の朝も手に残ってた。 (俺・・・明日太の事が・・・好き・・・?・・・まさかなwありえへんw) 自分で疑問を持って自分で無理やり片付けた。でもなぜか明日太と無性に会いたい。暇やからとか、遊ぶ相手がおらんからとかじゃなくて、ただ会いたかった。 夏休み後半になるとさすがに勉強もやばくなってきて、受験勉強も遅かりしもやり始めた。俺は建築みたいなのがやりたくて、大学も専門的なとこに行く事を心の中で決めていた。 一方、明日太は親に成績がガタ落ちしたのがばれて塾に通い始めた。毎週4回、夕方5時から5時間の集中講座。最初はメールで毎回愚痴を聞かされてたけど、だんだん回数も減ってきて夏休み後半にはほぼゼロやった。遊びの誘いも来ないようになって、しだいには全く連絡がなくなった。俺はただ頑張ってるなーと感心してるばかりだった。 そして夏休みが終わった。 久しぶりに学校で会った明日太はちょっと真面目になってた。授業中もちゃんとノート取ってるし、小テストとかの前の休み時間は一人でも勉強してた。課題テストではほとんどが90点台で、みんなめっちゃ驚いてた。ただ、それを自慢してくるうっとおしい性格は変わってなかった・・・w 俺はといえばテストは80点くらいが何個かあって、めっちゃ微妙・・・。面談とかでも「あんまり心配せんでも大丈夫やで。でも、もうちょっと頑張りや。」とまた微妙・・・。考えてる大学とかは「まだ少し悩んでるけど、今は△△建築大学一本で行ってます。」とだけ言っといた。 ある時明日太から○×大学に行こうとしてることを聞かされた。オープンキャンパスも行ったらしい。めっちゃ細かいことまで調べてて、正直感心しまくった。まぁ一番はキャンパスがでかいことと、関西では結構難関大学として有名だったからだ。大学に対してドラマみたいなイメージしか持ってない明日太にとって大学といえば、でかくてきれいで広い中庭があって、そこで友達とおしゃべりすることが理想らしい・・・。 でも、大学からは離れ離れになることを考えると結構さびしかった。こんなに明日太と離れるのが嫌に思ったこともないし、少し真剣に考えると軽く泣きそうにもなった・・・。 (俺は・・・明日太と一緒にいたい・・・。離れるのなんて嫌や・・・。) 俺は気付いた・・・・・。 「俺、明日太が好きなんや・・・」 |
| 凄く続きが気になります! |
| 返事ありがとうございます!頑張って続きを書きます! けど俺は、自分自身がゲイじゃないと信じ続けた。好きになった人が偶然にも男だったと・・・。 その日から明日太に対する態度が変わった。自分でも変な気持ちを持ってるのが分かるし、周りの友達も「なんかあったん?」「明日太と喧嘩したん?」とかいろいろ言われるようになった。しゃべる回数が減ったたから、周りからは喧嘩してるように見えたらしい。 俺は明日太に自分の気持ちを伝える気は無かった。もし言ったとしても、まともに相手してくれるわけがない。「何を変なこと言ってんねんwまぁ俺も浩平のことは親友やと思ってるよー”笑”」みたいに軽く流されるはずだ。 あいつはかなり鈍い。昔、クラスの女子から夜に公園に呼び出されて「もう分かるやんな・・・?」って聞かれた時に「何やねん!借りたジュースの金ぐらい明日返すってー!こんなとこまで呼び出して、どんだけ貧乏やねんw」と答えたくらい。もちろんその女子は告白するつもりだったみたいだが、怒って帰ったらしい・・・w まぁ言ってもムダだと考えたら告白するのが逆に馬鹿らしく思えてしまった。 (このままの関係でもいい。普通に遊んだり、一緒に勉強したり・・・それが一番幸せなはず。) 秋の面談を3日後に控えて、俺らは相変わらずな関係だった。明日太は少し夏に詰めすぎたのか、頻繁にメールしてくるようになった。逆に、本格的に勉強を始めた俺は、めったに返事を返す余裕もなかった。 面談2日前、土曜日。明日太からメールが来た。 明日太「明日一緒にガストで勉強せえへん?まぁ嫌やったらええわーんじゃなー」 明日太から勉強の誘いは初めてだった。勉強なら親も外出を許してくれるだろうと、誘いにのることにした。 面談1日前、日曜日。朝から家の近くのガストで待ち合わせしてかなり真剣に勉強した。まぁ明日太はもくもくと勉強していたけど、俺はドリンクバーをいいことに、30分ほど勉強してはジュースを何杯も飲んでいた。昼前になって明日太が久々に喋った。 明日太「とりあえず数学のワーク終わったから休憩ー!腹減ったしなんか頼む?割り勘やからあんまり高いもん選ぶなよwちょっとジュース入れてくるわー」 明日太がジュースを入れに行ってる間に、俺は何を食うか選んでた。 ふとテーブルに置いたメニューの上を見ると、明日太のやってた数学のワークが開いたまま置いてあった。今まで気付かなかったけどあいつの字はかなり丸字だ・・・。右下がりの字でワークの計算欄は一杯になってた。 明日太が戻ってきてから、なんやかんや言ってかなりの量を注文した。ポテト2人分とそれぞれの昼飯のセット。なぜか「食後に食べるから、先に注文しとく!」といって明日太は豪華なパフェまで注文・・・。飯を食ってる最中、久しぶりに明日太と喋りまくった。進路のこと、バイトを二人ともやめたこと、恋愛のこと。喋っては勉強して、また喋っては勉強する、を繰り返した。 昼の3時、もう5時間くらいここにいる。でも全然つまらなくなかった。前を向けば明日太が勉強してる。そんなくだらないことでもやたらと楽しくなってきて、テンションがあがってくる。もう一度ワークに目を向けたときに明日太が言った。 明日太「俺さー昨日親にめっちゃ怒られてん・・・。塾が嫌で講師の事で親に文句言ってたら『あんたはお金出してないし、頭悪いねんから黙って勉強しとき!!』ってさ・・・。もういやや・・・。」 俺「うわーそれキツイなー。俺も塾行かされるとこやったけど、めっちゃ説得したら分かってくれたーwもともとそこまで頭悪くないしね”笑”」 俺は軽い冗談で言った。そしたら急に明日太が泣きそうな顔になった。 明日太「・・・やんな・・・俺、頭悪いしさ・・・○×大学やって行きたくて目指してるんちゃうもん・・・別に行っても楽しくないしさ・・・。もう勉強なんかやりたくないし・・・今日やって浩平と遊びたかったから勉強しようなんて言ってんで・・・。もうホンマに嫌なるわ・・・。」 下を向いた明日太は明らかに泣いていた・・・。ときおり軽く鼻をすすってる。まさか明日太が進路の事で泣くなんて思ってもみなかった俺はどうしようもなかった・・・。 結局その日は4時くらいにガストを出て、お互い家に帰った。俺は自分があんなこと言ったから・・・と、かなり落ち込んでた。その時、静まり返った自分の部屋で携帯の着メロが鳴り響いた。 明日太「さっきはごめんなー”笑”まぁ勉強もちゃんと頑張るから心配せんでええで!心配してないならこのメールは無視してなーんじゃw」 俺が明日太を励まさないとあかんのに、逆に励まされたような気がした。明日太が泣いてるときにおどおどしてた自分をしっかり見られたらしい・・・。 面談当日、月曜日、祝日。俺は先生に伝えることを1つだけ心に決めて学校に向かった。相変わらず微妙な面談内容・・・。 先生「んで、どこに願書出すんや?△△建築大はもうそろそろ出さないと間に合わんようになるで?」 俺は2年の夏からずっと、△△建築大を漠然ながらも目指してた。オープンキャンパスだって行ったし、周りのみんなにもずっと言い続けてきた。俺の心にもう迷いは無かった。 俺「○×大学を目指します。そこの建築学科に行きたいんです。」 決めたんだ・・・明日太と一緒の大学へ行くと・・・。周りのみんながこの理由を聞いて間違ってると言っても・・・ 俺は決めたんだ。 |
| 先生はかなり驚いてたけど、俺は必死で説得して納得させた。もちろん本当の理由なんて言えるはずも無い・・・。明日太にも自分からは言えなかった。きっと本当の理由が分かるだろうし、それで俺の、明日太に対する気持ちまでバレたらとんでもない。 ○×大の建築学科は俺が目指してた建築大学よりもレベルが高かった・・・。もちろん今までの勉強で行けるはずが無い。だから勉強だって一日最低7時間はした。バイトのスケジュールも「半年間OFF」と、でかでかと書かれただけだった。 明日太と全く連絡を取ることなく、俺は勉強に没頭した。もう「明日太と一緒の大学に行く」、この気持ちだけで一杯だった。 (あいつの横にいつもおりたい。おるだけでええねん・・・。たとえ俺の気持ちが伝わらなくても・・・。) ここまで必死に勉強したこと無いんちゃうか?ってくらい勉強漬けの毎日。 今考えると、あれは俺じゃなかった・・・。何かにとりつかれたように無我夢中だった。 クリスマスも・・・ 正月も・・・・ あいつの誕生日だけは夜中の12時ちょうどにお祝いメール送ってやった。でも送りっぱなしで返事も見なかった。 結局明日太が、俺が○×大学に行くことを知ったのは受験2日前だった・・・。勉強の空き時間にメールしてた時、いたって普通に伝えた。向こうはありえへんくらいびっくりしてた・・・wそりゃずっと建築大に行くって言ってておきながら、いきなり変更やからな・・・・。落ち着いてからは「安心した」とか「めっちゃ嬉しい!!ガンバろな!!」みたいなメールが一方的に送られてきて、最終的にぶちられて終わり。 そして、受験当日。俺は一人で受験会場に向かった。明日太に一緒に行こうって言われたけど断った。 (今会ってもうたら、絶対に調子を崩してまう・・・。3ヶ月もあいつには会ってへんねんから・・・。) そう思った。 試験はかなり長く感じた・・・ありえへんくらい。今までやったことを、全部頭から出し切った感じ。終わった後の俺の頭はもう空っぽやった。 でも一つだけ、ある気持ちがあった。 (明日太はどないしたんやろ・・・・?会いたいなぁ、めっちゃ・・・。) 思えば思うほど会いたい気持ちがでかくなってくる。会場の入り口という環境を忘れて、完全にあいつのことだけ考えてた。 そのとき、ポケットに入れた携帯のバイブで我に返った。・・・明日太からや。 明日太「お疲れ!こっちは結構いい感じ!そっちはどう?数学とか結構難しくなかった?どっかに寄ってかへん?」 ありえないくらい「?」が連発のメール。こんなメール明日太から来た事ない。しかも質問でメールが終わってる・・・。 完全に俺の気持ちが読まれたような気がした。 俺「俺もいい感じ☆どっかに寄ってこか!んじゃ外の玄関ホールのとこで待っといて♪♪」 もはや「!」とか「?」で表せれる気持ちじゃなかった。♪マークなんて女子とのメールでもほとんど使ったことが無い。 (3ヶ月ぶりか・・・。背伸びたかな?髪型変わってるかな?・・・前みたいに俺、上手く喋れるかな・・・?) まるで生き別れした親にでも会うような気持ちを持って玄関ホールに向かった。 (そんなんありかよ・・・”笑”) 俺の目の先には何一つ変わってない明日太。 「あれだけ考えてたのに・・・」っていう期待はずれと、「前のまんまや・・・w」っていう期待通りのあいつの姿。どっちかといえば期待通りっていう気持ちのほうが上かな・・・?受験前の気持ちが嘘みたいに明日太のほうへ走っていく俺。しかも手まで振ってる・・・w (あかん・・・めっちゃ嬉しい。何も変わってへんやん・・・こいつw) 空っぽだった俺の頭が、目の前に立ってる奴の姿で埋め尽くされてく。完全にはまってしまった瞬間やった。 (言おう・・・。嫌われてもいい・・・。俺は明日太がめっちゃ好きや!) 絶対に変わる事がないと信じた、初めての気持ちやった。 |
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