Page 2840 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼slow life3 S 06/6/4(日) 19:09 ┗slow life4 S 06/6/4(日) 19:17 ┗slow life5 S 06/6/4(日) 19:26 ┗slow life6 S 06/6/4(日) 20:57 ┗slow life7 S 06/6/4(日) 21:06 ┗slow life8 S 06/6/4(日) 21:16 ─────────────────────────────────────── ■題名 : slow life3 ■名前 : S ■日付 : 06/6/4(日) 19:09 -------------------------------------------------------------------------
| 月日は流れ、中3になった。あれきりFと一緒に帰っていない・話していない・メールすらしていない。 気まずいからだ。 なんていってはなせばいいかわからなかった。 運悪く同じクラス、それも担任のおかげでFと同じになってしまった。 「よろしくな…」 「……」 どういう顔をすればいいのかわからなかった。 ただもどかしい。 3年生初日が終わる…。(なんか話さなきゃ…)そうおもってもはなしかけられなかった。 ただ無視されるのがオチだ。 この日、Fが感じた寂しさを実感したような気がする…。 |
| 俺は暫くうつ向いていた。 (なんであの時あいつは俺に話しかけてきたんだろう…。今までまともに話したことも、遊んだこともなかったのに…他のやつもいたし…なんで俺だったんだ…) 悩んでいた。抱えこんでいた。 …復讐…? 閃きが脳裏をかすめた。 あの時と同じようなことを俺に…。 あいつは多分勇気をふりしぼって俺にはなしかけてきたんだ。まともに話したことがないやつとそう簡単にはなしかけられるか…。 今の状況だ。 …メールから…してみるか。 3年になって三日。 部活はまだ…ない |
| 夜の…10時。 見たい番組をほったらかしてパソコンと向かい合った。 メールするにしても…なんてすればいいんだ…。 不安がよぎった。 とりあえず…今の自分の自然な気持ちで… 【今何してる?】 あやまれなかった。そんなの俺らしくない。 すると答えがかえってきた。 『メールしてる』 そりゃそうだ。相変わらず単語だけで収めようとする… 【まだあの時のこと気にしてるのか?】 『なんで』 【いや…同じ班になってもあれだからやっぱりまだ思ってるのかと】 『当たり前』 【ゴメンな】 自然と謝ってしまった。これが今の思い。 |
| 翌日。 俺は学校行く途中にFのウチによってった。 一緒に学校に行くためだ。 「おはようございます先輩。Fいますか?」 Fには高1の兄弟がいる。 つまりトシゴだ。 「ちょっと待っててな」 先輩は顔もカッコイイし第一モテるそれにサッカー部の部長だった。憧れの人だ。 「S…」 「おは」 「ちょっと待ってろ」 まだパジャマだった。 はじめてみた…。。 5分後制服になったFがきた。 「行こう」 「あのさ…」 メールで謝ったはずなのにあのメール以降返事が来なかった。まだ気にしてたり…。 今はどうでもいい。Fと話せられるから。 |
| 「なんだよ。ってか昨日のメールなんだよ」 「…謝ろうと思ったんだ」 「知ってるよ」 「え?」 「俺が言いたいのはなんで謝るんだよってこと」 「…昨日の…ホラ、率直な気持ちだよ」 「なんだよそれ。ってかあの時はしょうがなかったよな。考えてみりゃあそうだ。新人戦近かったのに余裕なんてないもんな」 「まあ。ってかそれ遠回しに弱いって言ってるし」 「当たり前だ。けど俺の方こそ悪かったな」 「もういいよ」 「…いや、やっぱ許さない」 「は?」 「お前には俺の言うこと聞いてもらうぞ。でなきゃ秘密バラすかんな」 |
| 「秘密ってなんだよ」 「Tの金巻きあげてることだ」 「…なんで知ってる」 「歩いてる時見たんだ。ばらしていいか?」 「よせ。頼むから。」 「じゃあ言うこと何でも聞いてもらうぞ」 「…三つだけな」 「お前、優しいな」 「はぁ?」 「普通一つだけだぞ」 「しまった…」 こうして今まで以上仲良くなれたんだが…この後がちょっと恥ずかしかった。 「S〜」 !! 反応してしまった。だが早速一回目。 「部活タコって遊べ」 やむをえなく聞いた。 「親いる日は無理なんじゃ…」 「いねぇよ。仕事だから」 こうしてウチに行った… |