タクミと会う当日、時間通りに自宅にきた。
「どおもっす、初めましてタクミです。よろしくっす」っと軽い挨拶された。
良く言えば元気いっぱいの今どき大学生、悪く言えばただのチャラ男。
ただ写メより多少は俺の好みだったが、やっぱりあまり好みでない。
どちらかというとKA○-TUNの上○に感じは似ていた。
服が好きなのか服装にはかなり気を使っているのが分かった。バーバリーのダッフルコート、スキニーデニム、かなり服装は可愛いかった。ただ、あの軽い感じがやはり俺の好みではない。
とりあえず自宅のリビングに通す。
と、びっくりする行動に出てきた。いきなり土下座してきた。「お願いします、今日どうしても○円必要なんです。1回限りでいいので、どうかお願いいたします」とお願いされた。
土下座とかされても困るので、とりあえず頭を上げてソファーに座るように言った。
何でその金額が必要なのか聞くと、つけ払いで服をネットで買ってしまい、その支払いが出来ないとのこと。
あっ、今流行りのつけ払いかと思った。
本人のことを思い、そんな計画性ない使い方すると今後の人生がヤバイと諭した。
分かりましたと返事はするが、とにかく支払いのことで頭が一杯の様子。
おそらくケンタに貸してくれとでも頼んだのだろう。でもケンタはシッカリしているので仮に持っていても絶対に貸さない。そういう性格だ。それでおそらく俺を紹介したのだろうと思った。
すいません、時間がないので続きはまた書きます。次回でラストになります。