そんな翼に見惚れている自分に気付き
「ボクサーだね。なるほど。ちょっと写真撮るね。顔は撮らないから安心して。」
とスマホで首から下をパシャリ。
「後ろ向いて、手を頭の後ろで組んで!」
数枚撮った。パンツ越しにプリッとしたお尻が芸術的エロさだ。
手を組んだまま前を向いてもらった。
「恥ずかしいよ…」
うん、予想以上にエロいよ、翼。
程よく生えたわき毛。普通よりは薄い。色んな角度から、時に近付き写真を撮った。
「ありがとう。参考になると思う。じゃあ、試着してもらうから、シャワー浴びて来てくれる?」
「わかった…」と翼。
翼がシャワー浴びてる間俺はバスルームのドアを静かに開け、密かに翼の衣服や下着を没収し、まずは手始めに小さいサイズのマイクロボクサーを代わりに置いた。
最初から拒否されたら元も子もないからあえて無難な、それでいて翼の魅力が隠されない様なチョイス。
カーテンの向こうでは翼がシャワーを浴びている。今にも開けたくなったが、この後の楽しみを台無しにしないためにも我慢我慢。
俺はバスルームを静かに出て、今の今まで翼の秘部を覆っていたその下着を嗅いだ。柔軟剤と、翼のそれの匂い。ツンと臭うことなく、むしろ心地良い匂いがするところがやっぱり俺の思った通りの男だと思わせるのだった。
翼の下着を鼻に当て、深呼吸する。これだけで何日もおかずに困らないだろうが、さすがに盗むわけにはいかない。