タク母『それじゃあ私は仕事に行かなくちゃ、そうだこれあげるわ☆』
そう言うとタクの母さんはアルバムから写真を渡した
タク母『それじゃあね☆』
タクの母さんは出て行き、オレも部屋に戻った
写真を財布に入れ、ベッドに入ると
ギュッ
タクに抱きしめられた
タク『……ドコ行ってたんだよ…』
オレ『トイレ行ってただけだよ☆』
タク『勝手に居なくなるな』
オレ『ドコにも行かないよ…』
オレ達は眠り、次の日家に帰った
そして4月になり新しい生活が始まった
学校へ行く
約1年ぶりだ…
オレ『緊張するな……』
オレは校門の前から動けかなった…
?『お〜い!!!』
直樹だった
直樹『何やってんだよ?行こうぜ?笑』
直樹は迎えに来てくれた
オレ『……うん!!!』
オレと直樹は一緒に教室に向かった
教室に入ると何人かがチラチラ見てくる…………
負けるな…
自分に言いきかせた
オレ『おはよ☆』
オレは勇気を出し話し掛けた
受け入れてくれた人も居たけど、やっぱ冷たい人も居た……
でもオレは負けない
それからオレはなんとかクラスに溶け込んでいた
そんなある日ふと思った
…………
まだビクトンに謝ってない…
オレ『なぁ?ビクトンってクラスどこ?』
オレは直樹に聞いてみた
直樹『あ〜、あいつ2年の時に転校したんだ…』
オレ『え?……そっか……』
心がもやもやした
謝りたい………
それから月日は経ち受験シーズン
その頃には普通に話すくらいの友達も居た
女の子からも告白された
ちゃんと断ったけど(笑)
オレは猛勉強をした
タクと同じ学校に行くために
でも現実は甘くないもので………
不合格だった(笑)
タクは残念がってたけど
頑張ったな☆
って笑ってくれた
タクとは別々の学校だけど直樹とは一緒の学校に行く事にした☆
そして卒業式…
タクも来てくれた
母さんもおばあちゃんも
兄ちゃんはまだ出てきてなかった……
オレはこの3年間を振り返った
タクという人に出会い恋をした
ケンという人に出会い傷つけられ、人の痛みを知った
人に絶望し、暗闇に1人きり、孤独に耐えれず死のうとした
でもオレには光がある事に気ずいたんだ
オレを心配してくれた人
母さん、ばあちゃん、直樹