オレ『まじかぁ…じゃあ同じ学校は無理だね……』
タク『何でだよ?頑張れば入れるさ(笑)』
オレ『タクは……オレの頭の悪さ知らないの?』
タク『大丈夫☆お前なら頑張ればできるから☆笑)そろそろ上がるか♪』
タクはオレを見くびってた……
同時のオレは割り算もわからなかった(笑)
九九も所々間違えるほど馬鹿だった(笑)
オレ達は風呂から上がりベッドに入った
タク『明日はどうする?』
オレ『明日は母さんと過ごしたいんだ…きっと家に1人だと寂しいと思うから』
タク『そっか☆じゃあ朝送るな♪』
オレ『うん☆ありがとう♪』
それから眠りに入った
オレは目が覚めた、
まだ日が登ってない
やっぱ人の家は寝にくいな……
トイレ行こ…
オレはベッドから降り
トイレに行った
トイレから出ると
タク母『あら、早いのね☆』
タクの母さんが居た
さっきの事もあるし、オレはちょっと気まずかった
オレ『いや……目が覚めちゃって…』
タク母『そう(笑)あ、そうだ、こっち来て?』
と言うとタクの母さんはオレをリビングに連れて行った
そして何冊かアルバムを取りだした
タク母『これねタクが小さい時の写真なの☆』
オレは写真を見てビックリした
ドコから見ても女の子にしか見えなかったからだ、
服もドレスや女の子物ばかり着てた
タク母『可愛いでしょ?タクは昔から女の子みたいな顔してたから(笑)』
タクの母さんは続けた
タク母『だからドレスや女の子の服を着せてたの、でもねぇ、幼稚園くらいから嫌がるようになって、それから可愛いって言っただけで怒るようになったの(笑)』
なるほど…笑
さっきタクが不機嫌になった理由がわかった(笑)
タク母『あなた…本当にタクと付き合ってりの?』
オレは迷った…
何て言えばいいんだろう………
オレが黙ってると
タク母『私はそういうのに偏見はないから安心して☆男でも女でも人を愛するのは良い事よ?』
オレ『はい……』
タク母『でもね、世の中はそんなに甘くない、偏見を持ってる人も居れば、死刑になる国だってある、………でも本当にタクが好きなら負けないでね?』
オレ『はい…!!!』
タク母『ちょっと話しすぎたわね(笑)タクの事、支えてあげてね☆』
オレ『そのつもりです!!!』
今度ははっきりと、力強く答えた