♪〜♪〜♪
ピンポーン
…………
ガチャ
ケン『誰だよ…こんな時間に………!!!!』
ケンはオレ達を見てビックリしていた
ケン『……喋ったんだ?笑)まぁ入れよ』
そう言うとケンは家に入っていき
オレ達も続いて入った
ケンの部屋………
あの時の光景が蘇る
オレは震え出した
タク『大丈夫か?』
オレ『…うん……』
ケン『何震えてんの?また抱いて欲しい?笑』
そう言うとケンはオレに近寄った…
その時
ドンっ
タクがケンを殴った
ケン『ちっ…痛ぇな、何?オレが先にあいつ抱いたから妬いてんの?笑)絞まりよかったぜぇ?いい声で鳴くし(笑)なぁ?直樹』
直樹は俯いた
ケン『なんなら見せてやるよ、ほら(笑)』
ケンは携帯の画面をタクに見せた
タク『!!!!………』
タクはケンから携帯を奪うと
バキっ
折ってしまった
ケン『何すんだよ!!!!!』
タク『お前、これ犯罪だぞ?捕まりてぇの?』
ケン『……ちっ』
タク『雄貴、ボコボコにして警察に突き出すか?お前が決めろ』
タクはそう言うとベッドに座った
オレはどうしたい?
オレは考えた
………………
オレ『何もしなくていい……』
ケン『………!!!どんだけ人がいいんだよ、馬鹿な奴…』
ケンが言った
タク『………いいのか?』
オレ『うん……オレね、いっぱい傷ついて、悲しくて、死のうとした、…タクも直樹も……全部失ってケンを恨んだ…でも得た物もあったんだ』
みんな黙って聞いてくれた
オレ『タク言ったよね?もっと人の痛みを知れって、オレはちゃんと理解したんだ、人の痛みを、それはケンのおかげなんだ、確かにケンがした事は許せない、でもね、感謝してる部分もちょっとあって……何て言えばいいかわからないけど………ありがとう死ね!みたいな感じ(笑)今ケンを殴っても警察に突きだしても、多分何も変わらないんだよ、ケンもいつかきっと気ずく時が来るから、その時に謝って?オレはそれでいいから』
オレが話し終わると
タク『…わかった、』
ケン『…………』
オレ達はケンの家を出た
直樹『じゃあ……オレは帰るな!!連絡するから!』
オレ『うん♪バイバイ☆』
直樹は帰り
オレとタクは2人になった