慎一さん、カズヤとしては出来たフォローだったのかもね〜。そのフォローが良いのか悪いのかについてはこれからを読んでね。ヒロユキさん、俺の携帯では最大1024文字まで打ち込めるんだけど、その中に収めるのが結構大変で、いつもギリギリの線で戦ってる感じ。最後の締めに1時間も掛かったりとか頻繁で…汗。あと書き出しも苦し〜い。のっちさん、ツンデレってのは素直じゃないって事じゃない?でも相手が理解してくれれば良いもんだよね。ツンデレの相手って俺は好きだな!
連鎖的に物事を組み立ててみると…。
誰なのか知らないが、カズヤは後輩の女の子と時々帰っている。
今日もその約束をしていた。
なのになぜだか急に発情しちゃって…。
とりあえずクラスでは適当な嘘をついといて俺を誘う。
女の子を待たせたまま倉庫に移動。
チャッチャッと手早く用を済ませて…。
女の子と合流するつもりが多少遅れてしまい…。
偶然外に出たところで女の子とバッタリ!
狼狽えたものの、頭の中で瞬時に計算を働かせて…。
出てきた答えは、俺を見捨てて戸をピシャリ!
俺『こんなところかなぁ…だって戻ってこないじゃん…メールもないし…』
カズヤはあの時、戸を出たところで俺の方も見ずにすんなり戸を閉めた様だった。
それは俺と一緒にここにいた事が女の子にバレない為の行動なのか、それとも女の子の存在を俺にバレない様にする為の行動なのか、それとも別にあるのかが分からない。
俺『とりあえず寒いし、ここにいても仕方ないけど…もう出てもいいのかな…』
少しの間躊躇していたが意を決して恐る恐る戸を開け、頭だけを出して辺りの様子を窺う。
誰もいない様だったので、グラウンド、帰り道、校舎の方を見渡せる所まで出てきたが、どこにもカズヤの姿はなかった。
俺『勇気を出して早く出てくれば良かった…どこに行ったのか誰だったのかも分からない…ちゃんとカズヤに聞いてみないと…』
ヒカルとカズヤを相手にしている俺がとやかく言えるものではないが、なんとなく状況を考えるだけで、つい苛々してしまう。嫉妬心って事だ。
ただ現状としては、メールでも良いからカズヤがきちんと説明してくれるのを待つしか方法がないとも思えた。
俺『ふぅ…帰ろ』
ところがそれから何日待ってもカズヤからの連絡はなかった。
入試の時期なので、俺からメールするのも気が退けるし、カズヤからのメールがないのも当たり前だが、苛立ちだけは膨れるばかりだった。