のっちさん、あ〜そうだね。ヒカルはドSだよね。のっちさんはどんなSを目指してるのかな?慎一さん、面白いね!『風が吹けば桶屋が儲かる』とか『進化論』みたいな。進化論は違うか…。かずふみさん、お帰り〜。俺もカジノの為だけに行ったりしたんだよ。俺には分からない範囲の事だけど、彼氏との旅行なのに結構いろんな遊びをしてきたんだね〜。
焦ったのは一瞬で、その後はカズヤが全部出し切るまで大人しく動かずにいた。
和「…ふぅっ」
その吐息を合図にゆっくりとカズヤのモノを引き抜いていく。口から滴り落ちない様に、ゆっくりと、慎重に。すぐにティッシュを取り口から精液を吐き出した。
カズヤも座ったままの体勢でモノをキレイにしている様だ。
俺「カズヤもあっという間だったね。俺の事なんて言えないじゃん」
和「だから我慢してたって言ったろ」
俺「オナぐらいしないの?そのくらいの余裕があってもいいじゃん?」
和「別にしたくなかったからだよ」
俺「少し気持ちに余裕を…」
そこまで言ったところで跳び箱を降りると、口を塞ぐ様に強引にキスをしてきた。
仕方なくしばらくはカズヤに身を預けそれに答える。
俺「早く履きなよ。出しっぱなしじゃん。誰か来たらヤバいよ」
ようやく身体を離してくれたところで、カズヤの小さくなったモノを抓ってみると、慌てて俺の手を弾いてからスラックスとボクサーを拾い上げた。
俺「そう言えば旅行だけどさ、3月初めでいい?」
和「あぁ、いいよ。その辺ならいつでもいいから」
ベルトを閉めながらカズヤが答える。俺はカズヤの鞄を持ち、身支度が終わるのを見守っていた。
俺「ヒカルもカズヤも変…」
和「単純に卒業旅行を楽しむだけさ。さっ、早く出ようぜ」
カズヤは俺の手から荷物を取り入口に向かっていった。
俺「これで入試頑張れる?」
和「あぁ」
最後にソフトキスを交わしカズヤから外に出た。
?「センパーイ?」
いきなり外から女の子の声が聞こえたので、俺は慌てて中で身を引いた。
和「おっ、おぅ」
?「こんなトコにいたの?」
和「あ…わりぃ」
俺も動揺したが、カズヤもかなり狼狽えているのが分かる。
?「最近一緒に帰ってくれないし、久々に帰ろうって言うから待ってたのにぃ」
和「あぁ…悪かったな」
カズヤは俺の方には全く向かずに黙って戸をピシャリと閉めた。
俺『何…後輩の女子…一緒に?』
倉庫内にとり残され、何がどうなってるのか整理するのに時間が掛かった。