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遠き過去の『初めての』思い出 続き 14
 たかし E-MAIL  - 26/7/1(水) 15:13 -
薄暗い秘密基地の中で、制限時間のない私の独占時間が始まってから、もう10分くらいが経とうとしていた。
その間、私は手を離すことなく、強めては緩め、焦らしては昂ぶらせる生殺しの反復をただひたすらに繰り返していた。寸止めされるたびに腰を浮かせ、ガタガタと太ももを震わせながら私の右手の中で翻弄され続けていたこうじだったが、ついに肉体も精神も限界を迎えたのだろう。
たまりかねたように、地面に突いていた右手を不器用に持ち上げ、握りこぶしを作って小さく上下に振るような動きを見せた。
言葉はなかったが、それが何を意味しているかは一目で分かった。
「もう勘弁してくれ、次のジャンケンをしてくれ」という、こうじなりの必死の懇願だった。手を離さない限り負けの状態が継続するというルールの裏をかかれ、なす術のなかったこうじが、ゲームを仕切り直すために命綱を求めて伸ばしてきた手。
その仕草を見て、私は次のジャンケンに呼応するかどうか、少しの間だけ躊躇した。
このまま手を離さずに弄り続ければ、こうじを私の意のままにコントロールする優越感をまだまだ引き延ばすことができる。ここで手を離してしまえば、この絶対的な主導権はいったん手放さざるを得なくなるからだ。
(どうする……もう一回焦らしてやろうか……)
そう思って、自分の手元に視線を落とした、その時だった。
こうじの塊を握り、動かしている自分の右手のすぐ近く。下ろされたジャージとブリーフの間、フェイスタオルが載せられたままの自分の股間へとふと目をやった私は、ある異変に気がついてハッとした。
(……あれ? 俺の、ずっと硬いまんまやんか……)
中学生の未成熟な身体だ。いつもなら、一度激しくいってしまった後はしばらく賢者タイムが続き、他人の身体を弄っている間には、自分のそこはすっかり大人しく萎れていくのが普通だった。
ところが、どういうわけか今回は違っていた。こうじの生肌に直接触れ、あの日、図書室の床の休み時間にはズボン越しにしか分からなかった柔らかい皮膚の伸縮をダイレクトに掌に感じながら、彼を限界の淵で焦らし続けていたこの10分間。その濃厚な優越感とサディスティックな興奮が、私の肉体にダイレクトにフィードバックされていたのだ。
私の塊は、いった後だというのに一度完全にボッキした状態のまま、今もなおタオルの下でガチガチに熱り立ち、ドクドクと激しい脈動を刻み続けていた。
その事実を自覚した瞬間、私の胸の奥に、先ほど諦めかけたはずの「もう一つの欲求」が猛烈な勢いで首をもたげてきた。
(もし……もし次のジャンケンで、俺が負けたら……)
今までは負けることが恐怖でしかなかった。あのいった直後の過敏な痛みを恐れていたからだ。けれど、これだけ完全に復活して、内側から張り裂けそうなほど熱くなっている今なら話は別だ。もしここでジャンケンをして私が負ければ、今度はこうじが、その不器用で優しい手つきで、私のこのガチガチに昂ぶったチンコを直接扱いてくれることになる。
衣服の布地もタオルも挟まない、こうじの手による直接の刺激。そのもどかしくも狂おしい快感への期待が、頭の中で一気に膨れ上がった。
勝てばこうじを最後までいかせてやれるし、負ければ今度は私がこうじの手で最高に気持ちよくしてもらえる。どちらに転んでも、今の私にとっては極上の展開にしかならない。
「……ふぅ」
私は小さく息を吐き出すと、10分間握り続けていたこうじの塊から、ゆっくりと右手を離した。
ジャンケンの負け状態からようやく解放されたこうじが、解放感と次への緊張で、コクンと 喉を鳴らす。
私は自分の右手を持ち上げ、こうじの握りこぶしの正面へと突き出した。その期待に胸を躍らせながら、仕切り直しの勝負を承諾した。「ジャンケン、ポン」
無言のまま突き出された互いの右手。私の胸に期待と興奮が渦巻く中、勝負の結末は一瞬で決まった。
私の勝ち。こうじの負け。
「……はぁあぁあ……っ」
その瞬間、こうじの口から、絶望とも諦めともつかない本当に深いため息が漏れ出た。ようやくあの生殺しの地獄から解放されて仕切り直せると思った矢先の、まさかの敗北。地面に突いたこうじの両手からフッと力が抜け、その小さな肩が落胆で分かりやすくがっくりと落ちる。
負ければこうじに扱いてもらえるという私の期待は外れたが、主導権を握り続けた事実に、私の胸の奥の優越感はさらに跳ね上がった。
「……悪ぃな」
心の中でそう呟きながら、私は一切の躊躇なく、目の前にある遮るものの何もない、こうじの塊へと右手を伸ばした。
ジャージもブリーフも下ろされ、完全に無防備に曝け出された、まだ中学生らしい幼さの残る生白いチンコ。布地を一枚も挟まないその皮膚へ、私は容赦のない攻撃を再開した。
先ほどの10分間に及ぶ執拗な焦らしと、そこからの短いインターバル。こうじの肉体は、すでに限界をとうに超えた領域で敏感になりきっていた。私が根元から指の輪でグッと強く絞り上げ、そのままキュッ、キュッと激しい上下の往復運動を始めた途端、こうじの身体は弓なりに跳ね上がった。
「ひ、あぅ……っ! アカン、もう、すぐ、いってまう……っ!」
グチュ、グチュと、新しく溢れ出た瑞々しい滑りが音を立てる。手のひらの中でみるみるうちに内圧を高め、カチカチに硬りながらドクドクと狂ったように脈打つその弾力は、本当にあと数回扱き切るだけで、すべてが弾け飛んでしまうことを告げていた。
だが、私はここで再び、フッと手の動きをピタリと止めた。
「……えっ?」
絶頂の崖っぷちでまたしても動きを止められ、涙目で私を見上げてくるこうじ。そんな幼馴染の顔を見据えながら、今度は私の方から、右手を握って小さく振るようにして、ジャンケンの催促を突きつけた。
これには、私なりの計算され尽くした深い意味があった。
このゲームのルールでは、どちらかが完全に「いく(射精する)」までがひとつの区切りとなる。つまり、こうじが最後までいかない限り、このジャンケンと調教のループはどこまでも続けられるのだ。
もし次のジャンケンでこうじが勝てば、今の私の一番の目的である「ガチガチに完全ボッキしたままの俺のチンコを、こうじの生手で直接触ってもらう」という願いが叶う。
じゃあ、もし私がまた勝ってしまったら?
その時は、こうじをいかせないように寸前で止め、再び私からジャンケンを催促すればいいだけのこと。こうじが負け続けても、彼がいきさえしなければ、私が負けるまで何度でもジャンケンを引き延ばすことができる。
全ては、私のこの熱り立った身体を、こうじの手で直接快感の渦へと引きずり込んでもらうための布石。
完全にゲームの支配者となった私は、限界寸前で荒い息を吐くこうじの目の前に、無慈悲に、そして期待に満ちた右手を再び差し出した。


引用なし

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