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遠き過去の『初めての』思い出 続き 8
 たかし E-MAIL  - 26/6/24(水) 13:46 -
「ジャンケン、ポン」
ルールは絶対だった。
どれほど焦燥感に駆られ、次への確証が欲しくても、私たちがここまで互いを高め合えたのは「勝負のルールを守る」という絶対の境界線があったからこそ。それを崩してしまえば、ただの強要になってしまう。
私は勝敗のルールを厳格に守りながら、こうじが「負けたとき」のその短いチャンスだけに、私の持てるすべての技術を集中させた。
いかせてしまっては終わる。だから、いかせないように限界の寸前で見極めながら、こうじの脳が焼き切れるほどの快感を植え付ける。
「ポン!」
私の勝ち、こうじの負け。
その瞬間、私は無言のまま、完全に剥き出しになったこうじの生白い塊へ右手を伸ばした。
元通りに被さった包皮の上から、手のひら全体の熱量でガチッと包み込む。ただ上下に往復させるだけじゃない。根元の細い部分をじっとりとした圧で固定しながら、もう片方の指先を使い、皮の内側に隠れた亀頭の輪郭をなぞるように、絶妙な加減でギュッ、ギュッと全方位から圧迫を繰り返した。
先走りの液が最高の潤滑油となり、手のひらの中で皮と芯がこれ以上ない滑らかさで擦れ合う。衣服越しとは次元の違う、的確で、かつ容赦のない極上の摩擦。こうじが一番ビクビクと震えるピンポイントの芯だけを、完璧な速度と力加減で捉え、徹底的に攻め立てた。
「ひ、あ……ッ! んあ、あァッ……!!」
こうじの身体が、これまでにないほど激しく弓なりにしなった。
地面に突いた両手はガタガタと激しく震え、のけぞった首筋の血管が青く浮き上がる。白目を剥かんばかりに腰を突き上げ、私の手のひらの中で、彼の未成熟な塊がみしり、みしりと、狂ったような速度で硬さと熱を増していく。
ドクン! ドクン! と、手のひらを内側から激しく弾くような、決壊直前の猛烈な脈動。
(ここや……!)
溢れ出る白濁が噴き出すまさにその数ミリ手前、経験者の目で見極めた極限の刹那、私はパッと右手を完全に突き放した。
「っえ、あ…………っく、ぅうううっっ!!」
いかせてはいない。けれど、身体は絶頂のどん詰まりで激しくロックされる。
ただの寸止めではない。計算し尽くされた「最大限のもてなし」によって極限まで引き上げられた上での、あまりにも残酷で強烈な焦らし。
触ってくれる手はもうないのに、元通りに被さった皮の内側で、熱い塊は今にも弾け飛びそうなまま行き場を失っている。こうじは無言のまま硬直したあと、ガタガタと太ももを震わせ、地面に崩れるようにして突っ伏した。
「はぁ……あ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……っっ」
獣のような荒い呼吸が秘密基地に白く弾ける。
これ以上の快感はこの世にないと思わせるほどのもてなしを、負けたときの一瞬の隙に叩き込まれ、こうじの脳は完全にその快楽の虜になっていた。
私は、自分のハンドタオルを被せた塊をズキズキと昂ぶらせながら、ただ無言で、私の手つきが植え付けた猛烈な余韻に震えている幼馴染の姿を、じっと見つめ続けていた。
「ジャンケン……、ポン……」
繰り返される極限の寸止めと、脳を直接かき回されるような「もてなし」の快感。オナニーを知らないこうじのキャパシティは、とうに限界を超えていた。突き出される彼の右手は、指先まで力が入らず、カタカタと哀れなほどに震えて、次の手を選ぶことすらおぼつかない状態になっていた。
それでも、ルールは無情に進んでいく。
連続してこうじの負けが重なり、ついに「3連続の負け」を迎えたとき。
これ以上同じ強さで攻め立てれば、いかせるつもりがなくても決壊してしまう。そう直感した私は、あえて手のひらの力を抜き、包皮の上から優しく包み込むような、ソフトな刺激を繰り返しました。
「ん、あ……、ふぅ、うぅ……っ」
これまでの激しい摩擦とは違う、じわじわと熱をキープされるような生殺しのソフトな愛撫。こうじは地面に突っ伏したまま、ただ私が負けて攻守が入れ替わる瞬間を、祈るように待ち続けていました。
そして迎えた4回目。
「ジャンケン、ポン」
私の負け。こうじの勝ち。
ついに、その瞬間が訪れた。
息を吹き返したこうじは、迷うことなく私のフェイスタオルの下へと再び冷たい手を滑り込ませ、剥き出しの生肌へと直に触れてきた。
「っ……!」
ここからのこうじの反撃は、凄まじかった。
先ほどまで、私が彼の負けた時に叩き込んできた「最高のもてなし」――皮の滑りを利用し、根元を固定しながら、一番敏感な芯の輪郭をなぞるようにギュッと圧迫する、あの的確な手つき。オナニーを知らなかったはずの幼馴染は、自分の身体に刻み込まれたその極上の刺激を、今度は私に対してそのまま返すように、正確に私の鉄の棒を扱い始めたのだ。
他人の手による、自分自身の手つきを模した完璧なダイレクトの攻撃。
何度も負けを重ねて限界の淵にいた私の肉体は、ものの数往復で、本当の発射の瞬間へと引きずり上げられようとしていた。
(アカン、これ……本気で出る……!)
ドクン、ドクンと、こうじの手の中で私の塊が、人生最大の硬さと熱量を持って大きく脈打つ。その、皮膚を突き破らんばかりのガチガチの硬さは、握っているこうじの手のひらにもハッキリと伝わっていた。
まさに、決壊のコンマ数秒前。
私は、自分のすべてが吹き出すその刹那、自らの右手を伸ばして私の生肌を握っていたこうじの手をガシッと掴んだ。
いかせるのを止めるためではない。私はこうじの手を掴んだまま、彼のその手を、直の生肌から「ハンドタオルの上から」へと、強引に移し替えたのだ。
この後、私の先端から溢れ出る、ドロドロとした熱い白濁。
オナニーの経験がなく、自分の精液すら見たことがないであろうこうじに、他人のその「未知の液体」を直接手のひらにぶちまけ、汚させてしまうことへの、私なりの最後の躊躇(ためらい)であり、一線の理性が下した判断だった。
直の刺激から、いきなりハンドタオルの上からの刺激へ。
けれど、それは決して刺激の減退を意味してはいなかった。
極限まで硬り、今にも弾け飛びそうになっていた私の塊に、今度はハンドタオルの織り目の粗い、ザラザラとした繊維の質感がダイレクトな強烈な摩擦となって襲いかかったのだ。
直の滑らかさから、タオルのザラザラという乾いた摩擦への急激な変化。それが、限界を迎えていた私の脳への致命傷となった。
こうじの手をタオルの上から動かさせた瞬間、私の身体は激しく弓なりにのけぞり、頭の芯が完全に真っ白な光で塗りつぶされた。
「んんんーっっ!!! ぅ、あァッ!!」
私の口から、これまで聞いたこともないような掠れた絶叫が漏れる。
こうじの手がタオルの上から私の芯を擦り上げるのと同時に、溜め込まれていた熱い白濁が、ドクンドクンと狂ったような脈動とともに、猛烈な勢いで何度も、何度も噴き出していった。
タオルの布地が、内側から私の放出した熱い液体をぐんぐんと吸い込み、じっとりと重く、濡れたシミを作っていく。
私は天を仰いだままガタガタと全身を震わせ、人生で初めて「他人の手によっていかされる」という圧倒的な絶頂の余韻の中に、ただ呆然と突き落とされていた。


引用なし

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