私が連続して負け、ハンドタオルを挟んでこうじに扱かれている時間は、彼にとって最高のインターバルになっていた。
「ジャンケン、ポン」
無言の静寂の中、突き出された拳。私の勝ち、こうじの負け。
再びルールが私に主導権を戻した。
こうじのブリーフのウエストから右手を一気に滑り込ませ、その生肌に触れた瞬間、私は彼の肉体の変化に気づいた。さっきまで内側からの圧力でみしみしと爆発しそうだった塊の硬さが、インターバルのおかげで、ほんの少しだけ落ち着いている。
この状態から一気に激しく追い込めば、最高の手応えで限界まで引き絞ることができる。
経験済みの私には、そのタイミングがハッキリと分かった。
私はこうじの分泌液でヌルヌルに濡れそそっている生肌を、手のひら全体でガチッと力強く握り締めると、今度は一切の容赦なく、猛烈な速度で上下に激しく扱き始めた。
「クチュクチュクチュクチュッッ!!」
秘密基地の狭い空間に、肌と肌、そして大量の液が激しく擦れ合う、重く粘り気のある濡れた音が連続して鳴り響く。
「ひ、あ……ッ! あ、待っ……んあぁッ!!」
インターバルで少し落ち着いていたこうじの身体に、ダイレクトな手のひらの生刺激が容赦なく襲いかかる。
包皮の上から、根元から先端まで、手のひら全体の熱量と凄まじい摩擦で一気に引き絞られる猛烈な快感に、こうじの理性は一瞬で消し飛んだ。
地面に突いた両手はガタガタと激しく震え、膝まで下げた彼の太ももの筋肉がピキーンと限界まで強張る。
私の右手の中で、こうじの鉄の棒が、ドクンドクンと狂ったような脈動とともに、再びあの「みしりとした硬さ」をあっという間に超え、今度こそ本当に破裂せんばかりに膨張していく。
今にも全てが吹きこぼれる、まさにその限界の頂点。
私は、こうじの塊を握り締めていた右手を、パッと完全に突き放した。
「っえ、あ…………っく、ぅうううっっ!!!」
絶頂のまさに一歩手前。あと一擦りで精子が出るというその瞬間に、それまで自分を極限まで押し上げていた私の手のひらが、突然消え去ったのだ。
いってはいない。けれど、身体は完全に決壊の数ミリ手前で完全にロックされている。
頼るものを失ったこうじの身体は、無言のまま、激しく弓なりにのけぞって硬直した。
溢れ出そうになる熱い塊を、ブリーフの奥で必死に引き止めるような、狂おしいまでの未経験の衝撃。
オナニーを知らないこうじは、手のひら全体で一気に仕上げられた上での、この上なく残酷で強烈な「寸止め」に、ただ一人で直面させられていた。
「はぁ……あ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……っっ!」
こうじは地面に顔を伏せるようにして突っ伏し、激しく肩を上下させて、獣のような荒い呼吸を繰り返していた。ブリーフの前面は、今にも決壊しそうな熱を帯びたまま、ドクドクと狂ったように拍動を続けている。
右手を離した私は、自分のタオルを被せた塊をドクドクと昂ぶらせたまま、ただ無言で、限界の淵で激しく震えている幼馴染の姿を、じっと見つめ続けていた。