太ももまでジャージを押し下げられ、ぐっしょりと湿ったブリーフを晒したまま、こうじは無言でじっと耐えていた。
私は、不自由さの無くなった右手を、まっすぐにその白い布地へと伸ばした。
さっきまではジャージのウエストのゴムに手首を締め付けられ、角度も制限されていた。けれど、今はもうそんな窮屈さは一切ない。私の右手は、遮るものが何もない空間で、こうじの猛烈に脈打つ塊を、根元から手のひら全体でガチッと完全にホールドした。
「っ……!」
衣服の抵抗がない分、私の手のひらの力が、ブリーフの薄い布地を挟んでこうじの生身へとダイレクトに加わる。
私はそのまま、力を込めてしっかりと上下に手を動かし始めた。
スルスル、スルスル、と下着の布地が擦れる音が、それまでよりもずっと大きく、クリアに秘密基地の静寂に響き渡る。
手のひら全体で包み込み、引き上げるようにして擦るたびに、ブリーフに滲んでいた先走りの湿り気が私の手のひらにもじっとりと移り、熱い摩擦となってこうじのペニスを激しく刺激した。
「ふ、うぅ……っ、く……」
こうじは地面に突いた両手をボロボロの枯れ葉にめり込ませ、背中を弓なりに反らせて激しい快感に震えていた。
ジャージを穿いていた時とは、伝わる強さが全く違うのだ。大きな遮りがない右手で、根元から亀頭の先まで、均一に、そして力強くしっかりと扱き上げられる刺激に、こうじの身体は文字通り翻弄されていた。
顔を真っ赤にして、歯を食いしばって声を堪える幼馴染。
その太ももに触れる山の空気は冷たいはずなのに、私の右手の中にある彼の塊だけは、今にもブリーフを突き破らんばかりに熱く、硬く、ドクドクと狂ったように拍動を繰り返していた。
これはジャンケンの罰ゲーム。負けた方に拒否権は無い。
その絶対的なルールの下で、私は自由になった右手を止めることなく、こうじの限界を引き絞るようにして、何度も、何度もその湿った布地を強く擦り上げていった。
ジャージの遮りがなくなり、完全に自由になった私の右手は、こうじのブリーフの膨らみを容赦なく捉え続けていた。
手のひら全体で強く締め付け、根元から先端へと押し上げるように擦るたび、私の指先には、言葉にできないほど生々しい「手応え」が伝わってきた。
まだ未成熟な、包皮に包まれたこうじのペニス。
ブリーフ越しに指を這わせると、包皮が剥き出しの亀頭の上を滑り、独自の抵抗感を持って動くのが分かる。先端に向かって押し上げるたびに、皮の中で亀頭がクリクリと転がるような、独特の硬い感触が指先を直接刺激した。
そして、その感触と同時に、静かな秘密基地の空気を支配し始めたのは、あの「音」だった。
「クチュ……クチュクチュ……」
それまでの、服や下着がただ擦れるだけの乾いた音じゃない。
衣服の中でずっと溜め込まれ、ブリーフをじっとりと変色させていたこうじの先走りの液が、私の右手の強い圧力によって、包皮の隙間と布地の間で容赦なく押し潰され、 粘り気のある濡れた音を立てていた。
私が手を上下させるたびに、指先にはクリクリとした生々しい軟骨のような感触が残り、耳元にはクチュクチュという、頭がどうにかなりそうなほど破廉恥な音が響く。
「っ……あ……ふ、ぅ、く……ッ」
こうじはもう、声を完全に殺しきることはできていなかった。
これまでにないダイレクトな刺激と、秘密基地の中に容赦なく響き渡る自分の粘ついた音に、羞恥心が限界に達したのだろう。彼は顔を真っ赤にして、腕で自分の目を覆い隠すようにしながら、ただ荒い息を吐き出していた。
大きくない彼の両手が、地面の土をギュッと掴んで震えている。
私の右手の中にあるこうじの塊は、包皮の潤滑も手伝って、擦られるたびにさらに硬さを増し、ブリーフを内側から引き裂かんばかりの熱量で、ドクドクと狂ったように脈打ち続けていた。