こうじが拒否をしないので、私はさらに一歩踏み込むことにした。
机の上で本を広げたままの姿勢で、私は右手をこうじのジャージのウエストの隙間から、その内側へと滑り込ませた。
ジャージの厚い生地をくぐり抜けた私の手は、こうじが穿いているブリーフの薄い布地の上へと辿り着いた。まだ、直接の生肌には触れていない。
けれど、ジャージ越しに触れていた時とは、伝わってくる熱の生々しさが全く違っていた。ブリーフの布地一枚を隔てたすぐ向こう側にあるこうじの肉体は、驚くほど熱く、ドクドクとした血管の拍動が手のひらにダイレクトに響いてくる。
私はその布地越しに、完全に立ち上がっている硬い棒を、根元からしっかりと握り締めた。
こうじの身体がビクッと大きく跳ね、木製の椅子がわずかにきしんだ。彼は私の衣服をさすっていた手を止め、今度は机の端を白くなるほど強く掴んで、必死に気配を殺そうとしている。
私は構わずに、ブリーフの上からその熱い塊をしっかりとホールドし、ゆっくりと上下に扱き始めた。
薄い下着の布地が擦れる密やかな音と、こうじの押し殺したような熱い息遣いが、誰もいない図書室の静寂の中に響く。外の校庭の賑やかさが遠く霞んでいくなか、私はブリーフ越しに伝わるこうじの硬い震えと輪郭を、手のひら全体で貪るように確かめ、激しく揺さぶり続けていた。
私がこうじのジャージの中に手を入れ、ブリーフの上からその硬い棒を容赦なく扱き出している間。
こうじの手は、私の股間の上に置かれたまま、完全に動きを止めていた。
揉み返すわけでも、恥ずかしがって手を引くわけでもない。ただ、私の完全に硬くなった熱の上に、彼の手のひらがぴったりと置かれたまま、じっと固まっている。
それは、私から与えられる強烈な刺激と、下着越しに直接伝わる手のひらの感触に、こうじが頭の中を真っ白にされ、身体を強張らせて耐えるだけで精一杯になっている証拠だった。
机の上では、お互いに本を開いたまま静かに並んで座っている。
けれど机の下では、私はブリーフ越しにこうじの硬い震えを激しく揺さぶり、こうじは私の熱の上に手を置いたまま、ただ声が出そうになるのを必死に堪えていた。
外から聞こえる校庭の歓声が、まるで遠い世界の出来事のように思えるほど、私たちの間には、その止まった手のひらと動く右手の生々しいコントラストだけが、濃密に張り詰めていた。