そんな体験を従兄弟とした後、東京に帰ってから、僕は毎日のようにシコシコするようになった。始めは射精しても、少量の水のようなものがピュッと出る程度だったし、射精しないこともあったが、それでもイクという感覚はあった。射精しないから、結構エンドレスにオーガズムを体感できた。
だから当時はティッシュを用意する必要もなかったし、パンツの上からシコってイクことも多かった。その後、イクと射精する回数は増えていった。射出される液体の粘性はほぼないものの、射出される量も少しずつ増えていった。
確か小6の二学期が始まった頃だったと思う。ある週末に少年野球の練習があった。その日は晴希の母親もグランドに来ていて、練習が終わった後、そのまま彼の家で一緒に遊ぶことになった。僕らは母親が運転する車に乗せられ、晴希の家へと送ってもらった。
車が自宅の前に着くと、晴希の母親は「ちょっと急な用事ができちゃったから、帰るの遅くなる」と言った。母親は僕らに「晩ご飯はこれでピザでも頼みなさい」と数千円を手渡し、自分はそのまま車を走らせて出かけていった。
「二人とも、先にユニフォームを脱いでお風呂に入っちゃいなさい! 汗くさいんだから!」
そう命令だけを残して、走り去っていった。
僕たちは言われた通り、先に風呂に入ることにした。さすが金持ちの家というべきか、浴室は驚くほど広かった。脱衣所で砂の混じったユニフォームとストッキングを脱ぎ捨て、全裸になる。5月以来、久しぶりに目の当たりにする晴希のペニス。驚いたことに、ペニスの根本に短い黒い毛が少しだけ生えていたのだ。
「毛生えてきたの?」
「うん」
彼は自慢げにチンコを見せつけてきた。僕がそこを凝視していると、彼のペニスはみるみるうちに、上向きに角度を変え、硬く勃起していった。
洗い場で互いの体を洗っている最中、僕は彼のそそり立つモノを見つめながら、あれから「白いもの」が出たかどうかを尋ねた。彼は「うん」と短く答えると、唐突にこう切り出した。
「オナニーって知ってる?」
初めて聞く言葉だった。僕が首を傾げると、彼は自分のペニスを握り、目の前で激しく上下させて見せた。これがオナニーというのか……僕は初めてその名称を知った。
晴希には中学1年生の兄がいる。彼が言うには、一ヶ月ほど前、兄が自分の部屋で机に向かってペニスを扱き、机の上に射精しているのをカーテンの隙間から目撃したのだという。それ以来、自分でも真似るようになったらしい。
「優馬も精子、出るの?」
僕は二週間前に従兄弟から教わったことを話し、自分も少しだけ出ると答えた。
そんな会話をしていた時だった。晴希がいきなり僕の背後に回り込み、後ろから腕を回して密着してきた。カチカチに硬くなった彼の熱い塊が背中に押し付けられ、ドクドクという鼓動が肌を通じて直接伝わってくる。彼の指先が、僕の敏感になった亀頭の周りをゆっくりと愛撫した。
「ちょっと……」
戸惑う僕に、晴希が囁いた。
「こっち向いて」
向きを変えると、今度は正面から抱きしめられた。僕たちは洗い場のタイルの上に、あぐらをかくようにして座り込み、互いの股間を密着させた。重なり合った太ももの間に、二人の性器が挟み込まれる。晴希は、自分と僕のモノを一本に束ねるようにして、掌で包み込んだ。
二本の棒が肌同士で擦れ合い、熱くなっていく。晴希は掌を窄め、二本まとめて根元から先端へと、ゆっくり、そして次第に速度を上げて扱いた。重なり合った亀頭同士が擦れるたび、脳を突き抜けるような刺激が走る。
クチュクチュ……
「き...気持ちいい....」
すると晴希が、
「....俺も.....気持ちいい.....。オナニーも気持ちいいけど....優馬と合宿の時にやったのが一番気持ちよかった」
晴希は吐息をつきながら、
「お風呂上がったら、部屋でエッチなことする?」
と誘ってきた。