俺にさえ負けたヒロ。しばらく総合の練習に顔出さなかったから話題振らないでおいた。
苦痛に悶え苦しむヒロで抜いてたから、少し気まずかったのもあるけど。2週間してようやくヒロから、俺格闘技向いてないんすかね?と言い出した。
俺は変に気を使うのをやめて、殴られるの怖がってちゃ話にならんからスタートラインにさえ立ってない、と伝えた。トレーナーさんの受け売りだけど。
それから数日考え込んでたから練習に連れて行き、帰りに俺の部屋に連れて来た。ヒロは何か話でもするかと思ったらしいが俺はヒロの腹を殴った。うずくまる腹を蹴った。正直なところ2割くらいの力だ、筋力からして多少痛いくらいのはずだがヒロは大袈裟にのたうち回っている。涙目で見上げてくるヒロに、これからは俺が鍛える文句は言わせねえ。お前の誘いで始めた事に俺を巻き込んだ責任とれ、途中で投げ出すなんか許さない。
そう言って大袈裟に足を上げて腹を踏んだ。ぐはぁ!とほざくが痛くなんか無いはずなのに。
おら、こんな弱くて泣き言言うな!耐えろ慣れろ!出来んだろ!
そうしてジム終わりにヒロを虐げ、もとい、鍛える日々が始まった。