僕は優馬、27でサラリーマンやってます。連休時間があったんで、自分がゲイになったキッカケとも言える出来事を書いておこうと思いました。実録だから、それほどエロくないかもしれないけど、よかったら読んでください。
-----------
小学生の頃、僕は練馬区のとある野球クラブに入っていた。そこに、私立の小学校に通う晴希というヤツがいた。小6になると、彼がエースとなった。彼は同じ歳とは思えないくらい大人びた端正な顔立ちで、どこか格好つけてるようなヤツだった。普段は普通に友達として接していたが、心の中ではライバル心のようなものを抱いていたのは事実だ。
小6の5月ゴールデンウィーク。合宿試合というのがあって、山中湖にある合宿所で他の野球チームと2泊3日の強化合宿をした。
初日の試合が終わり、夕食前に全員でシャワーを浴びることに。皆んな一斉に浴室へ駆け込んだせいで、脱衣所も中もひどく混み合っていた。すると見かねた引率の人が「二人一組で一緒に入れ」と、僕らをランダムにブースへ放り込み始めた。
入り口を薄いシャワーカーテンで仕切られただけの、大人一人が入るのが精一杯の狭い空間。そこに押し込まれるのを待つ間、僕らは全裸のまま廊下にずらりと並ばされた。タオルで前を隠してないヤツも結構いて、驚いたのが、僕と同じ小6でありながら、股間に黒い毛がうっすらと生え始めているヤツがいたことだ。チン毛は中学生からだと思い込んでいたから、目の前にある同い年のヤツらの発育具合に、ひどく驚いたのを覚えている。
いよいよ僕の番が回ってくると、偶然にも晴希と同じブースに押し込まれた。
狭い密室の中で、初めて晴希の全裸を至近距離で目の当たりにした。真っ先に意識が向いたのは、やはり「生えているのか」ということ。
「……生えてきた?」
僕が小声で尋ねると、晴希は少し照れくさそうに笑い、腰をわざと突き出す。生えているのかと思いきや、僕と同じで、まだ一本も生えておらず、ツルツルのままだった。それを見た瞬間、妙な親近感というか、どこかホッとしたような感覚を覚えたのを今でも鮮明に覚えている。