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 ▼〜アンバランス〜1  ひろ 06/12/17(日) 2:41
   ┗〜アンバランス〜2  ひろ 06/12/17(日) 3:08
      ┗〜アンバランス〜3  ひろ 06/12/17(日) 3:32
         ┗Re(1):〜アンバランス〜3  _ 06/12/25(月) 20:29
            ┗〜アンバランス〜4  ひろ 06/12/26(火) 0:06

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 ■題名 : 〜アンバランス〜1
 ■名前 : ひろ
 ■日付 : 06/12/17(日) 2:41
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   これは俺の作り話なんで、良ければ読んでください!!こういうの書くのはあまり得意じゃないんで、変な文章とかはあまり気にせずに・・・笑)


「おまえ何しとん?」

あの時あいつが話しかけてこなければ、俺らは永遠に話をしなかったと思う。

俺は高2の俊宏(としひろ)、16才。クラスの中で頭は悪くもなく、良くもなく・・・。友達も多いともいえず、少ないともいえず・・・。
ひどい人見知りの俺だけど、ただ平凡に高校生活を送っていた。

俺「相変わらず5組って平和やな〜」

クラス替えが始まる4月、俺らのクラスは、1年の時に数少ない理系を寄せ集めたものだからクラス替えがない。他の4クラスは同じクラスになって喜び合ってる奴らがいれば、誰一人友達がいなくなってしまった悲しい奴もいる・・・。まぁそんなことが無いのが俺のクラスのいいとこなのか、悪いとこなのか・・・?

1年からの友達といつものように一人の机に固まって喋ってると、こりゃまた1年の時と同じ担任が朝のHRをしにやってくる。

担任「出席とるぞー!静かにしろー、ほらそこ!!ええかー?」

俺らも注意されてやっとそれぞれの席に戻る。改めて眺めてみると教室の場所は変わったけど、一切変わらない顔ぶれ。少しつまんない気もする。

担任「荒木・・・は、おるな。上田・・・も、おる。加藤!・・・・」

担任も同じメンバーでつまんないんだろうなーとか思いながらボーっとしてたら、自分の2つ前の席が空いてる事に気がつく。

俺「今日もかー。ま、どうでもええけど・・・。」

担任「原田・・・は、また来てないんかあいつは!?親に言わないとあかんなー。これで何回目や・・・」

原田明史(あきふみ)。こいつは、1年の時から1週間に1回来るかどうかの問題児。何かあるごとにケンカをして、相手が3年でも半殺し近くまでにするかなり厄介なやつらしい・・・。もちろん喋ったことも無ければはっきりと直視したこともない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 〜アンバランス〜2  ■名前 : ひろ  ■日付 : 06/12/17(日) 3:08  -------------------------------------------------------------------------
   クラスでは暴れたりしたことは無いけど、そういう噂を聞いてる俺にとっちゃ嫌でも関わりたくない存在だ。来ない方がクラスも丸く治まるだろうと思っていた。

その日は何事も無く午前中の授業が終わっていった。といっても俺はほとんど授業を聞いてない。同じクラス内のやつとメールしたり、ノートにへんてこな落書きして一人で笑いをこらえてたりしていた。
4時間目が終わり、クラスのメンバーがいつもどおりのグループに固まって弁当を食い始める。俺もいつもと同じメンバー4人で弁当を食ってた。
すると、その中の一人の祐輔(俺の友達)が言った。こいつは俺らみたいなうるさいだけのグループとつながりを持つ一方、いわゆる「ワル」のグループともよく喋ったりするタイプのやつだ。

祐輔「そういえばさー、前に原田見てんやんかー、コンビニで。たぶんバイトしてたんちゃうかな?」

俺「何でいきなりそんな話しが出てきたん?ってかさーあいつよく2年になれたやんなー?普通やったら落ちるやろ」

祐輔「そういえばそうやんなー、でも担任が無理やり補習やりまくって追試受けさせたらしいで。」

俺「そんなんで受かるもんやねんな・・・。俺も結構危なかったしなー。」

そんな話をしてると、いきなり教室のドアが開いて一人の生徒が入ってきた。

俺「うわ・・・・・原田や・・・・。」

教室が一瞬静まり返ったけど、また元に戻って騒がしくなった。俺も何もなかったように弁当をひたすら食べ続けた。

祐輔「噂してたらホンマに来たなー!笑) うわっ!絶対ケンカした後やんなー。」

どうやら見た目から原田が何をして学校に来たのかが分かるらしい。
・・・・俺もすこし気になってきた。さりげなく席に座ってる原田を見た。
あきらかにケンカしてきた後の服の汚れと乱れ。いや、もともと乱れているだけかもしれない・・・。でも顔とかにもすこし血がついてて、見てると無意識に険しい顔になってしまう自分。

2年になって初めてちゃんと(?)見た原田はいかにも「ワル」って感じのイメージだった。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 〜アンバランス〜3  ■名前 : ひろ  ■日付 : 06/12/17(日) 3:32  -------------------------------------------------------------------------
   その後、5時間目、6時間目が始まる。授業中は2つ前に座ってる原田が嫌でも見えてしまう。どうやら寝てるみたいだ。すると、古典の教師が原田に気付いて声をかける。

教師「おーい!原田起きんかー!次のとこ読んでみー!」

すると原田が顔を上げて一言喋った。

原田「は?嫌やし。」

教師「あかん!ちゃんと読まんかい!字くらい読めるやろ!!」

明らかにケンカ売ってるじゃないかー!!とか思いながら、クラス中が原田が暴れだすのに怖がっているのを感じた。
するといきなりガターッ!!という音とともに原田が席を立った。みんながおもしろいほどに同時にビクッとする。

原田「教科書がないんで読まれへん。誰か別の人当ててー。」

そう言ってまた顔を伏せて寝てしまった。
俺はさっきのイスの音でびびってしまってすこし放心状態だった・・・。たぶん、俺の前の人はさらに死ぬかと思っただろう・・・。

結局、俺は誰かとメールする気も無くなってノートをまじめに取り続けた。6時間目も同じように終わり、かなりビクビクした心臓に悪い1日は終わった。

家に帰ってからはまた別のことで軽く悩む。「携帯」だ。俺はまだ携帯を買ってから1年しかたってないけど、新しい携帯に変えたくて仕方なかった。でも金は親が払ってくれてるし、最低2年は使え、という命令が出ていた。

・・・どうにかして携帯を変えたい・・・壊れれば嫌でも新しいの買ってくれるよな・・・。

そんなことを思いながら次の日、いつもどおり学校に行った。

俺にとってその日が忘れられない1日となる。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):〜アンバランス〜3  ■名前 : _  ■日付 : 06/12/25(月) 20:29  -------------------------------------------------------------------------
   続き知りたい!
何がアンバランスなんや!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 〜アンバランス〜4  ■名前 : ひろ  ■日付 : 06/12/26(火) 0:06  -------------------------------------------------------------------------
   いつものように席に座って授業が始まる。完全に携帯の事で頭が一杯だった。

・・・学校で携帯壊そ。んで親には適当に言い訳しとけば良いや・・・・

そんなことを考えてる間に1日が終わってしまった・・・。逆パカしたら一番手っ取り早いけどそんな風に壊れることは偶然からは考えにくい。そう思って水没させることにした。人気のない木の生い茂った裏庭の水道まで行き、携帯を取り出す。

・・・なんか怒られそうで怖いな・・・

蛇口をひねって水を出して一気に携帯をその中に突っ込んだ。その時だった。

原田「おまえ、何しとん?」

俺ははっとした・・・。振り向くとそこにいたのは原田だった。

原田「何で携帯洗っとん!?そんなんやったら壊れるで!!」

んな事は最初から分かってる。そのためにやってるんだからそうなってもらわないと困る。でもばれたことに頭が真っ白だった。

俺「えっ・・あ・・・えっと・・・その・・・携帯を・・・壊そうと思って・・・」

原田「何それ?え・・意味分からん。何で携帯壊してるん?」

そっからは俺はなぜか必死になって原田に理由を説明した。誰かにばらされたりして、もし親の耳に入ったら殺される・・・。原田は無表情であいづちを打ちながら俺の話を聞いてる。話し終わった後もなぜか息が上がっていた。

原田「なるほどなー。でも、それもったいな過ぎひん?まあ・・もうやってもうたからしゃーないけどな(笑)。」

俺「うん・・・。確かにもったいなくなってきたかも・・・。考えたら、アドレスも全部消えてもた・・・。」

原田「んなもん、もう一回聞き直したらええやん!」

俺「でも、アド登録してるやつの中で今も喋るやつ・・・3人くらいしかおらんしな。」

原田「あはははっ!!マジで!?お前友達少ないねんなー(笑)。さっびし!!」

俺「よう考えたら携帯変えるほど使ってないし・・・損したな。」

ムダに携帯壊すし、原田には笑われるし完全に馬鹿丸出しの俺。このままいたら、カツあげとかされそうで怖くなってきたのもあって、帰ろうとした。すると原田が呼び止めた。

原田「ま、今なら俺が友達になったってもええで。お前おもろいしな!アド教えたろか?」

俺「いや、ええわ・・・。」

あまり強く断ると何されるか分からんから、小声で断った。俺にとっちゃかなりの勇気だ・・・。でも、原田はクシャクシャのプリントをカバンから引っ張り出して、アドを書き始めた。かなり字が汚い・・・。

原田「ほらっ!携帯買ったらメールして来い、返事したるわ。」

俺「あっ・・・どうも。」

受け取ってしまった・・・・。ろくに喋ったことのないやつの、しかもよりによって原田のアドレスを手に入れてしまった・・・。

原田「んじゃな。」

俺「あ・・・ばいばい。」

初めて原田を近くで見た気がする。かなり背が高い。体格もケンカしてるだけあって、かなり良さそうに見える。喋ってみると案外喋る。顔は・・・普通にかっこいい。少し焼けてていかにもな、イケメンさんだ。俺とは明らかに不釣合いだ。

その日、アドが書かれたプリントをずっと手に持って家に帰った。

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