Page 3325 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼最後の夜① トキ 06/12/14(木) 1:06 ┣最後の夜② トキ 06/12/14(木) 1:21 ┃ ┗最後の夜③ トキ 06/12/14(木) 1:49 ┃ ┗最後の夜④ トキ 06/12/14(木) 2:17 ┃ ┗最後の夜⑤ トキ 06/12/14(木) 2:42 ┃ ┣Re(1):最後の夜5. hiro 06/12/14(木) 3:33 ┃ ┗最後の夜⑥ トキ 06/12/14(木) 9:34 ┃ ┗最後の夜7 トキ 06/12/14(木) 15:55 ┃ ┗最後の夜8 トキ 06/12/14(木) 16:22 ┃ ┣Re(1):最後の夜8 タク 06/12/15(金) 8:33 ┃ ┗最後の夜9 トキ 06/12/15(金) 13:29 ┃ ┗最後の夜10 トキ 06/12/15(金) 14:41 ┃ ┗[投稿者削除] ┃ ┗最後の夜11 トキ 06/12/16(土) 15:35 ┃ ┣Re(1):最後の夜11 まさ 06/12/17(日) 3:25 ┃ ┗最後の夜12 トキ 06/12/19(火) 15:11 ┃ ┣Re(1):最後の夜12 フユタ 06/12/19(火) 19:00 ┃ ┗最後の夜13 トキ 06/12/20(水) 18:57 ┃ ┗最後の夜14 トキ 06/12/20(水) 23:54 ┃ ┗最後の夜15 トキ 06/12/21(木) 0:41 ┃ ┗Re(1):最後の夜15 A 06/12/21(木) 21:42 ┗Re(1):最後の夜① 翔 06/12/22(金) 12:17 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 最後の夜① ■名前 : トキ ■日付 : 06/12/14(木) 1:06 -------------------------------------------------------------------------
| なぜ今日の青空はいつもよりも青いんだろう。まるでそれは僕を見透かすように雲ひとつなく太陽が憎いくらいに照っていた。 窓から観るこの街に大学入学をきっかけにやってきてから早3年が経っていた。今になって気付いたがビルが2つか3つ増えている。 穏やかな昼間。 思い出が仕方ないくらいに次々溢れてくるから、ラジオの音量を大きくして気を紛らわした。 今年最初の冬の歌が流れてくる。 そういえば、もう、季節は冬だ。 学校へはしばらく行ってない。 いや、もう行かなくていいんだ。 僕は明日、この街を去り、家族の元へ帰る。 こうして街を見下ろしながら、3年間を振り返りながらこの1週間を過ごしてきた。 あんまりに思い出が多すぎて何度涙を流したかは分からないが、そのたび涙と一緒に心が軽くなっていく気がした。それがいいのか悪いのか分からないが、涙をこらえることは何故か好きじゃない。 何もない部屋。 一週間前から徐々に部屋を整理して、つい昨日家族の元へ全ての荷物を送ったところ。 今日もまたボーッとしながら陽が暮れた。 闇の中、電気もつけずにポタポタ落ちる水道の滴と、青い光が空間を作る 携帯電話の知らせ。 着信が8件。 |
| それは去年の夏休み。 短期のアルバイトにと1週間くらい大学の清掃のアルバイトをしていた。 大学が提供するものだから、もちろん全員同じ大学生が集まった、20人くらい。 1週間かけて大学の隅から隅まで清掃していく。 あっというまにその1週間が終わったんだ。 彼がいたから。 男に興味はなかったが、筋肉にはすごく憧れがあった。 アルバイトの初日、タンクトップで現れた彼の体に僕は見とれてしまった。 たまたま同じ清掃場所を任さた僕と彼は、アルバイト時間内外色々な話をした。 北陸出身の彼は少し北陸なまりがある。 背は同じくらい、年齢も同じ。 趣味で筋トレをしているらしい。 体育会の部活に入り、ハードなトレーニングを重ねなければこんな筋肉は手に入らないと思っていた僕は、趣味の筋トレで見とれてしまうほどになった彼に憧れをいだき、自分もその日から腹筋や腕立てをはじめた。 1週間のうちでかなり親しくなった僕と彼は、携帯電話の番号とアドレスを交換し、いつの間にかよく会うようになっていた。 筋トレ仲間、そんな感じなんだろう。 そう思って毎日が楽しく過ぎていった。 |
| 知り合って1ヶ月たったくらいか、はじめて彼の家に遊びにいくことになった。 部屋はなんだか殺風景で、ダンベルとゴムチューブとバランスボールが床に転がり、テレビとテーブルと万年床、それと冷蔵庫と電子レンジ。 そこに座って、と万年床とテーブルをはさんで僕が、万年床に彼が座った。 筋トレの話から始まる会話。 バランスボールに座ってみるが、足を床から離したら全然駄目で彼に笑われた。 彼は普通に座るように足を離していた。 テレビもつけずに二人の笑い声だけが響く部屋は、夏の終わりにも関わらず少し熱が籠っていった。 いつの間にか筋トレを二人でしていたから仕方ない。 暑くなってきた、と上半身裸になる彼。 やっぱりいい体だ、想像以上に綺麗な胸板と腹筋。 どうよ、筋肉ついていた?と僕の体を服の上から触れてきた。 い、いや、まだまだかな。見せれるようなもんじゃない。恥ずかしいから嫌な顔をして見せた。 そんな顔するなよ、と僕の服をめくってきた。 あ…、 結構割れとるじゃん。たどたどしい標準語で笑いかけてきた。 いや…、 脱いじゃえよ、暑くだろ。 でも…、 仕方なく脱いだ。なぜかすごくドキドキしていた。なんで気まずい空気が流れるんだ、僕がいじいじしてるからに違いない。 腹筋、触っていい? いいよ。僕は話を膨らまそうと彼の腹筋を触った。 いいな、憧れるよ。とか笑って言えるつもりだった。 なのになんでこんなにドキドキするんだ。 触れたまま何も言えず、更に空気は気まずくなった。 どうしようもできなくて、逃げたかった。 すると、 お前可愛いな、と彼が僕の髪をなで、と思うと抱きしめてきた。 ごめん、なんか抱きしめたくなった。 彼もドキドキしてるのが重なった胸板から確かに伝わってきた。 ひとつの恋が始まろうとしていた。 その日はそのまま何もなく飯を食べ、僕は彼の家を去った。 服を着た二人がそれまでのことを話すことなく。 |
| 好き、になってしまったなんて信じたくはなかった。 その夜家に帰ったあと、ユニットバスで裸の自分を見て3、4時間前の彼と僕を思い出すとアソコは少し大きくなっていた。 気にせずシャワーを浴び、不意に指先が乳首に触れた時確かに乳首が立っていて、そこで完全にあのドキドキが体に甦らされた。 はじめて男の人を浮かべ、抜いた時だった。 好き、になってしまったんだ。 次の日から、学校で彼に会っても彼を直視することが出来なくなっていた。 これ以上好きになるのは間違いなんだ、と彼の全てをさけてしまう自分。 彼も次第に僕に話かけることがなくなっていった。 これでいいんだ。 そう言い聞かせた。 半月が過ぎ、季節もすっかり秋らしくなった。 久しぶりに彼からのメール。 あの日のことがなんか引っかかってるんよ。伝えたいことがあるけん、今日家こん? 返信は出来なかった。忘れることが正しいことだと、まだ信じていたから。 それから3日くらい、病気がぶり返すようにシャワーに入る度に彼で抜いた。 なんて体はこんなに正直なんだ。 いつしか本気で恋になっていたようで、3日目には本気で泣いてしまった。 どうしようもなく好きになっていた僕。 苦しく苦しくて仕方なかった。 その夜日が変わる頃決心が着いた、男と恋をする決心と、そんな自分に向き合う決心。 日が変わり4日前の彼のメールを抱きしめ、夜更けに関わらずも彼の家を訪ねた。 ベランダにともる灯りにまだ起きていることが確認出来た。 階段を登る一歩一歩の振動をそのまま受けとめるように鼓動がどんどん早くなった。 彼の部屋の前に立つ。 大きく深呼吸をし、ドアを叩く。 彼が顔を出した。 おう、どおしたん? いや、あのさあ … …… ……… 答え出すのに時間掛ったよ、と彼が言った。 自分が信じてられんかった、お前を好きになっていく自分が。 彼も戦ってた。 涙が溢れた。 |
| 中、入れよ。 僕の手を引く彼になんの抵抗もなく家へと入った。 … …… ……… また沈黙だ。 言わないと、そう決めて着たはずだ。 俺もお前のこと好きになっちゃってた。 そっか、彼の一言。 それまでが1時間にも2時間にも感じれた。 じゃあ両思いだな、彼が笑って言った。 そう、だね、と僕はぎこちなく笑い返した。 また抱きしめていい? 彼の問いに僕がうなずくと、彼の太い腕が僕を包みこんだ。 キスするよ? 彼の問いに今度は戸惑いながらうなずくと、彼が優しく頭に手を回し、はじめてのキスをした。 嬉しくて僕は彼をもっと知りたくなった。 こんなに近くに、もう触れられないと思った彼がいる。僕は彼の腹筋を腕をきゅうくつにして触った。 彼は逃げることなくキスを続けた。 僕はその手を上へ、あつい胸板に延ばした。乳首が立っていて、意外と柔らかく胸板だった。 彼はなんの抵抗もしないと思っていたら、いきなり油断していた口に舌まで入れてきた。 少しビックリしたがとても温かく気持ちがよかった。 僕は更に彼を知りたくなって、今度は服の中へと手を忍ばせた。舌と同じくらい温かかった。 すると彼は口から離れ、首へキスをしてきた。 僕はその唇にそれまでない快感を覚え、いつしかアソコは完全に大きくなっていた。 それからはもう二人とも止まることはなかった、彼が上を脱ぎ僕も上を脱ぎ、彼のアソコもはっきり分かるほど大きくなっていた。 何も言わず彼が手を引き、万年床へ誘われ僕はうつ伏せに寝かされた。 見えないはずの彼がはっきりと分かるような、激しい愛撫が背中を伝った。 |
| 凄くいいです。 続きお願いしますね☆ |
| hiroさん感想ありがとうございます! 所々ミスがありますがご了承くださいm(__)m 彼の指が僕の二の腕を掴む。 筋肉の大きさを確かめるように時に強く握り、時にやらしいほどに揺する。 くすぐったくて、恥ずかしくて、気持ちいい。 わざと彼の方を振り返らずに僕をまたぐ彼を、僕は想像していた。 次はどこに優しさをくれるのか。 尻に手が触れる。 柔らか、彼がそう呟いた。 脱がすよ、と言って僕のズボンとパンツをいっぺん脱がした。 キレイなお尻。 彼が呟くイントネーションのずれた言葉が、とてもやらしく感じる。 フェ〇していい? それは急な出来事だった。 僕は一瞬戸惑ったが、もう自分を誤魔化す気はなかった。 この時僕は彼に全てを預けたかった。 彼の方を振り返るように仰向けになり、ギンギンになったアソコわ2、3回しごいた。 僕のアソコは今までになく固くはち切れそうに大きかった。 彼が唾液を落とす。 ぞくっとアソコが脈打ち、彼が僕のアソコに指を回した。 彼の手は少し豆が感じられて、厚く男らしい手。 優しく包んでくれていた。 そして彼の口に僕のアソコが入り、生暖かい快感が僕をはしった。 すぐにもイってしまいそうなくらいに気持ちよかった。 玉も裏筋も亀も、やらしい音を立てながら舐めていく。 早い、今までになく早くイってしまいそうになった。 それほどに彼のフェ〇が気持ちよかったんだろう。 イキそう、僕はそう呟いた。 イっていいよ、口に出してくれ、そう言ってくれた。 悪いような気がして我慢していたから、その言葉を聞いた瞬間に体の力が抜けて彼の口に気付けば出してしまっていた。 イったなぁ、なんか変な味だ。 彼が笑いながら言った。 飲んじゃったの、明らかに口に精子がある気がしない。 おう、ごちそうさま。 あっけらかんとしながらまた笑った。 僕もなぜか笑った。 でも照れくさくてそれ以外何も言えなかった。 するといきなり、 大好きだ、と言いながら彼は僕に抱きついてきた。 僕も好きだよ、素直に僕は言い返した。 眠い、彼が呟いた。 寝ようか、僕が言った。 その後キスをしたのは確かだが、すでに眠気が頂点だったためあまり覚えていない。 この夜恋人になったのだろうか。 そう言えば告白なんてしていなかったような気がする。 |
| 季節はすっかり冬らしいと感じるほど寒くなっていた。 12月。 あの日から二人はどちらからともなく惹かれあい、どちらからともなく求め合った。 窮屈でもなく、息苦しくもなく、自然な距離感が本当に幸せだった。 きっとこれが恋人なんだと思いながら、男同士のこの恋の毎日が楽しくて仕方なかった。 そして青い光が並木道を照らす、そう気がつけばもうすぐクリスマスだ。 この街にやってきてから去年の冬は一人だった。 周りの彼女と過ごす友達がうらやましく思いながら、一人でクリスマス特番のテレビ番組を観ていた。 今年は彼と過ごすのだろうか、恋人だろうと思っているけれどなんだか怖くてその日のことを話し出せずにいた。 そんなある日、彼の家で食事をしているとき彼がそのことにはじめて触れてきた。 クリスマス一緒にすごしたい? い、いやどっちでもいいけど。 あいまいな返事を返すのはやっぱり怖いからなんだろう。 そして、じゃあ一緒に映画でも行こうか、とかありきたりなことを言ってもらえることを期待していたのだろう、どうしようもなく臆病で受け身な自分が少し嫌になった。 じゃあ・・・彼が言う じゃあ・・・?ぼくは心の中で繰り返した。 ごめん年末に実家に帰るのにお金ないし、アルバイトしたいんだ、いい? いいよ、しょうがないよ ・・・と言うしかないに決まってる、わがままになって嫌われたくない。 その日はそんな感じで彼の家で夕食をすませ、普通になにもなく寝て翌朝一緒に大学へ行った。 雪がよく降るようになった、クリスマスがいよいよ近づいていた。 僕は今年も一人でクリスマスを過ごすんだ、少し残念だけれどアルバイトを頑張る彼を見守る自分が幸せだった、決して一人ではないと信じれた。 そしてクリスマスイブ。 僕はなんだか一人で家にいるのが嫌になり、街に出ることにした。 いたるところでサンタクロースの格好をしたアルバイト店員がいる、彼もこんなことをしているのかなと思うと嬉しくなった。 ちらちらと雪が見え、クリスマスソングが街中にあふれている。 でも一人じゃない、どこまでも信じている自分がいた。 その時だった、後ろで彼のなまった話し声が聞こえた。 なまっているからすぐわかった、近くでアルバイトしてるのかなと振り返った。 その直後だった、振り返らなきゃよかった、そう思った。 彼が女性と楽しそうに歩きながら笑っていたから。 やっぱり恋人ではなかったんだ、なんだか悲しくなってそれから一直線で家に帰った。 眠ったら忘れられると思って、眠りたかったのにあの彼の楽しそうな姿が頭に焼き付いて眠れなかった。自然と涙があふれて、しばらく泣いて、泣きつかれたのかいつの間にか眠っていた。 暮れになって彼からのメールが来た。 帰省する前に遊ぼうよ、クリスマスも一緒に過ごせんかったし。 そしてその夜会うことになった。 |
| いつも待ち合わせをしていた交差点のコンビニで、いつもと同じように僕が先に着く。 いつもと同じはずなのに、なんだかすごく気まずかった。 知らなくていいことを僕は知ってしまったから、彼は女性と付き合っている。 そんなことを思いながら、彼の後を行く。 しばらく会ってなかったから、人気のない公園で缶コーヒーを飲みながら少し話をした。 相変わらずな彼がいた。疑惑も不安も忘れていた。 寒い、そう言って手を絡めてきた彼の手を、なぜだろうとっさに僕は払ってしまった。 なんで?当然の彼の問い。 もうだめだ、あまりに素直な自分の行動に疑惑が不安がいっきにあふれてきた。聞かないと、あの日のことを聞かないとこれ以上自然体を保つのは無理だと思った。 クリスマス・・・ 僕は勇気を振り絞って話を切り出した。 彼女いるんだよね。 いないよ、彼は当然のように言った。 でも俺見たよ、イブの日に二人で歩くの 僕は少し妬けになったように言った。 ごめん、ため息交じりで彼が言った。 もう終わりなんだ、はっきりとそう思えてなんだか悲しくなって僕は立ち上がって帰ろうとした。 待てよ、そういって彼が僕の手を掴んだ。 でも僕は彼がもうすごくいやになって、その手をまた振り払った。 待てって、また彼が手を掴んだ。 違う、あれは彼女じゃないよ。 信じれるわけがない。 もう、本当嫌だ。心の底から僕は声を出した。 信じてくれよ、いつの間にか涙声になってた彼が僕を抱きしめた。 じゃあどういうことなんだよ・・・、僕は弱弱しく言った。 |
| 続き気になります。続きよろしくです |
| タクさんありがとうございます!なかなかエロくはならないと思いますがしばらく純愛?を楽しんでいただければなと思います・・・。 実は・・・、と話し出す彼。 どこか本当に辛そうな顔を見て、僕は啖呵をきってしまったことをすでに後悔し始めていた。 しかしどんな理由であろうと、自分を置いてクリスマスイブという日に女性と歩いていたことがやっぱり許せずに、少し不機嫌な顔をしながら彼の話を聞いた。 聞けばクリスマスイブに一緒に歩いていた女性は元カノだという。 本当は夏休み前に別れていたのだが、それからも彼女に復縁をせがまれ、一度だけ、クリスマスイブのその一日だけ一緒に過ごしきっぱり縁を切るという約束でイブを過ごしたのだとか。 だからそれからは、っていてもほんの数日だけど連絡は取ってないよ。 あんまりに申し訳なさそうな彼の言い方に、一方的に大切な人を疑ってしまった自分自身をひどく責めそうになった。 恋をするのはすごく難しい。男女の恋だって難しいはずなのに、僕らは男同士で恋をしている。あの日泣きながら僕は、男に恋をすること、そしてそんな自分と向き合う決心をしたはずだ。彼だって戦ってた、そして今もきっと戦ってる。僕と恋をするために彼が戦ってるのに、僕はわがままに彼を責めてどうする。僕も彼と一緒に戦わなければいけない。 それが恋をすること。 ごめん。僕は涙ぐみながら彼の手を握り返した。 お前ほんと泣いてばっかだな、彼が笑った。 それから俺こそごめん、と言いながら僕を抱きしめた。 僕もそれに返すように彼を強く抱きしめた。 大粒の雪が降り出し、一年が終わろうとしていた。 僕らはそれぞれの里に帰り、毎日のようにメールを交わした。 年が明け、一週間がたったころ、僕も彼も下宿へと帰ってきた。 |
| 数ヶ月が経った。 バレンタインデーにはお互いにチョコをプレゼントしたし、ホワイトデーにはクッキーを二人で作った。 3月にあった成績発表の時には、お互いに慰めあい。 普通の恋人同士のように、普通の幸せをかみ締めた。 街には大きく膨らんだつぼみがあふれ、雪解けと、いよいよ冬が終わり春が訪れようとしていた。 暖かくなってきたな、朝窓を開けて吹いてきたやわらかい風に彼が言った。 3月に入ってから僕は彼の家でほぼ寝泊りするようになり、半同棲状態だった。 そうだね、俺は春物の服をこの前少し出したよ、厚手のアウターはしまったし。僕が言う。 そういえば、さ、あの日以来お前と変なことしてないな。戸惑いながら彼が言った。 薄々何のことかわかっていたが、変なことって?と意地悪に聞き返した。 エ、エッチだよ、決まってんじゃん!!動揺したように彼が言った。 そういえば本当にあの日以来彼と一緒に寝ることはあっても、エッチなことは何一つしていないし、考えてみれば僕は彼のアソコもまともに見たことがない。 普通の恋人同士であれば完全にセックスレスだろう。 まだ9時だよ?何気なく僕が言った。 ば、馬鹿、今からやろうなんていってないよ!!彼はさっきから本当に動揺している。 本当は今すぐにでもやりたいのか、そう思って僕は彼に近寄りいきなり抱きつき、右手で彼のアソコを掴んだ。やっぱり大きくなっていた。 本当は今すぐにでもエッチなことしたいんだろ、正直に言ってみろ!軽くしごきながら彼に言った。 あっ・・・、彼は感じていた。 どうなの?少ししごくのを早めた。 エッチ・・・したいです・・・。半分悶えながら彼が言った。 その彼の口を塞ぐように僕は彼にキスをした、いきなりディープキスだ。 そして戸惑う彼にはお構いなしにそのまま万年床に彼を押し倒した。 僕はいつの間にか熱くなり、彼はいつの間にか僕に身を任すように無抵抗だった。 服を脱がす、まずは上半身から。彼に恋をしてからゲイビデオに手を出すようなり、その男優がしていたように彼を攻める。 首から胸板、乳首から腹筋、へそまで愛撫をしていく。うっすらへそ毛が生えていた。次は腕へといき、二の腕も丹念に鍛え上げられた筋肉を感じていく、指先の一本一本も彼をちゃんと確かめていく。 彼は時々、あっ、と声を出し、僕の愛撫に応える。 ズボンに手をやり、すでに大きくなっている彼のアソコをまさぐった。 彼の方を見上げると本当に気持ちよさそうな顔をしていて、僕はもっとはげしくアソコをまさぐった。 舐めて・・・、彼が言った。 僕はズボンとパンツをいっぺんに下ろした。初めて見る彼のアソコはすごくイキリ立っていて、毛は薄く、握るとどくどくと脈打った。 亀をくわえた。少ししょっぱくて少し嫌な気分になったが、彼があまりにも気持ちよさそうに声を上げるから、僕はイキリ立つアソコをくわえ、男優がするようにフェラをした。すると次第にアソコの独特の味にも慣れてゆき、裏筋も玉もしっかりと愛撫した。 気持ちいい?僕の聞いた。 すごく・・・気持ちいいよ・・・と微笑みながらいってくれた。 僕はフェラをいったん止め、太ももを愛撫した。股を広げ、内側のほうまで舐めていくと、内側のほうはより感じるらしくこそばそうに彼が喘いだ。 すごく硬くてしっかりした足に僕は顔をうずめるように愛撫を続けた。 そうしてるうちに僕は自分のアソコも大きくなっていることに気づき、自ら服を脱ぎ全裸になった。 また筋肉ついたんじゃない?彼が言った。 実はちゃんと欠かさず筋トレしてるんだ、と僕は返しながら、自分のアソコを彼の口元へとやった。 彼は何の戸惑いもなく僕のアソコをフェラしはじめた。 自然な流れで僕が上に、69になる。 気持ちよかった、あの日よりも確実に気持ちよかった。 そして幸せだった。 僕はさらに思いを込めながらフェラをしていく、すると彼のフェラもどんどん気持ちよくなっていって、今すぐにでもいってしまいそうだったけれど、彼を先にいかせたい、と我慢しながらフェラを続けてた。 ん゛、んん!!突然彼がぼくのアソコをくわえながら何か言ったと思ったら、口に変な苦味が広がった。これが彼の精子の味なのか、とすぐにわかった。 その直後我慢が解け、僕も彼の口に射精をした。 彼の精子を一瞬はいてしまいそうになったが、あの日僕の精子を飲み干して笑った彼の顔が浮かんできて、僕は彼の精子を飲み干し彼のほうを向いた。 ごちそう様でした、笑いながら彼が両手を広げた。 ごちそう様でした、僕もそう言って笑って彼の胸に飛び込んだ。 精子ってそんなにおいしくないじゃん、僕は言った。 おいしいわけないじゃん、当然のように彼が言った。 でもお前のだと思ったらおいしく飲めるだよ、僕の神をぐちゃぐちゃ撫でながらい言った。 それもそうだね、僕は照れくさそうに言った。 初春の日差しに照らされながら、僕らはやっと新しい階段を登ったような気がした。 |
| この書き込みは投稿者によって削除されました。(06/12/16(土) 15:35) |
| 春がやって来た。 彼の部屋の窓から見える公園にも2、3本だろうか、桜の木に花が咲き風に揺られ花を散らしている。 彼と恋人のような暮らしをするのもすっかり慣れ、僕が寝泊りするときは食事も交代で作るようになった。 今日は夕方から学校をさぼって料理を作る。今日は彼の誕生日だ。 彼がまじめに授業を受けている間に用意をして、帰ってきたところで驚かせようという作戦だ。 15時・・・ 16時・・・ 17時・・・ 一時間ずつ彼が帰ってくる時間が近づく。 5限までだから6時半には帰ってくるか、そう一人でつぶやきながら料理の手を進める。 ポテトサラダ、から揚げ、たまごスープ・・・とてもありきたりだが、二人の食事でここまで品目が用意されたのは初めてだ。 あともうひとつ、そろそろ取りに行かないと。そう言って僕は家を出た。 そうケーキを取りに行かなければならない、家から自転車で5分ほどのところにあるケーキ屋に予約をしていた。 いっらっしゃいませ、若くて細身の男性店員が接客にあたってくれた。 ケーキを頼んでいたんですが・・・、多少ドキドキしながら言う。 ああ、○○さんですか、ただいま用意いたしますんで、笑顔がかわいかった。 ケーキを受け取りうきうきしながら家路をたどる。彼の喜ぶ顔が目に浮かぶ。 少し急ごう、思ったより時間がかかってしまったので僕は足を速め、いつもならちゃんと止まる交差点をひとつ、ふたつ信号無視をした。交通量が少ないからまず大丈夫、そう思った。 みっつめの交差点、ここはそれまで以上に交通量が少ない。余裕をかまして左右も確認せずにわたろうとしたその時だった。 !!!!! それは一瞬だった。 気づけば僕は自転車と一緒に道のど真ん中に倒れ、激しい痛みを感じた。 だ、大丈夫ですか!若い女性が焦ったように駆け寄ってきた、車の運転手だとわかった。僕は事故にあってしまったようだ。 心配する女性を尻目に、彼に早くケーキを届けたい一身でケーキに手をやる、ぼろぼろだ。 どうしよう、そう思ったそのつぎの瞬間僕はその場で意識を失ってしまった。 次に気がついたのは病院のベッドの上だった。 そして隣にいたのは父親だった。 あぁ、気がついた、大丈夫か?心配のひとつもないような顔で僕をみる父。 だ、大丈夫だよ、病院から連絡でもあったの? そうだ、と軽く僕に返し、週刊誌を広げた。 両親とはあまり仲良くない、なぜかといえばそんなたいした理由はないけれど、高校に入ったあたりから険悪になっていった。 ふと気がつくと右足には大きなギブスが。どうやら足を折ってしまったらしい。 どうしよう彼心配してるだろうな、と思いあたりを見回したが携帯電話が見当たらない。そういえばすぐに戻るつもりだったから携帯電話は彼の家に置いたまんまだった。 お前ケーキなんか持って、誰かの誕生会でもやるつもりだったのか?まさか彼女か?ぜんぜん興味がないくせにいやみったらしく父が聞いてきた。 と、友達だよ、男ね。僕は言った。本当のことなど言えるわけがない。 正直父には早く帰ってほしかったし、それよりも彼と連絡が取れないことに不安を覚えた。テーブルの上に広がった料理と、帰ってこない僕、携帯電話はそこにあるし。心配しているに違いない。 そういえば母さんは?来てないの?たいていいつも遠出をするときには一緒に行動するはずの母がいないことが急に気になった。 ああ、お前の家に行って、部屋の片付けするっていってたぞ。 そうなんだ、来てるのか。疑問は解決した。 え、俺の家を!! 突然僕は大きな声を出してしまった。 なんだ駄目だったか?冷静に父が言う。 そんなの駄目に決まってる。今僕の家には彼とのツーショット写真を始め、明らかに僕と彼が恋愛をしていることがわかるもので溢れている。しかも心配した彼が、僕の家に言行って鉢合わせにでもなろうものなら・・・、考えるだけでゾッとした。 しかし携帯電話もない今、どうか物事が円満にいくことを祈るしか僕にはできなかった。 両親に僕がゲイであることがばれたらどうなるのだろうか。 ありえないほどの不安に駆られながら、ホテルに戻るという父をベッドから見送り、100円1時間のテレビで気持ちを紛らわせた。 明日には松葉杖とともに退院できるという。 |
| ヤバい。1文1文噛み締めながら読んでました。すごくいい話やし、読みやすいですね(^O^) |
| 夜が明けた。 むかむかしてずっと寝ていたかった。 絶対に僕がゲイだと母にばれてしまっているに違いない。そう思うとこのまませめて両親が里へ帰るまで眠り続けていたいと強く願った。 9時。両親が病室へやってきた。今までにないどきどきを覚えた。 ○○、足の調子はどうだ?痛みはないか?父が言った。 ベッドのすぐ脇にあるパイプ椅子にも座ろうとしない両親は、きっとすぐに帰る気でいるのだろう。 痛みはないよ、本当に折れてるのか疑うくらいに。いつもなら一言しか返さないが、できるだけゲイという話題に触れさせまいと極力多く喋った。 ただちょっと痒いかな、僕は言った。 そう。なんと素っ気ない母の反応だろうか。改めて落胆してしまった。 これ、タクシーカード、帰るときに使うといい。そう言って父が差し出した。 よしもう帰る雰囲気だ、そう思いながらありがとう、と笑った。 じゃあ行くとするか、父が言った。 ちょっと先に出ておいていただけます?身の回りの片付けだけすませておきたいんで、母が父に言った。 嫌な流れだ、母と二人きりになるなんて・・・。 そうか表で待ってるぞ、そういい残して父は病室を後にした。 ベッドの周りをうろうろしながら片づけをする母。 何も話しかけないし、話しかけられない。 ○○。突然母が声をかけてきた。 何?どきどきを隠しながら僕は言った。 △△君のことは本当に好きなの? この世が終わった気がした。 頭が真っ白になり返す言葉が見当たらない。 これ、母はそういいながらおもむろにカバンから僕の携帯電話を取り出した。 彼に会ったんだ、そう思うともう全てがどうでもよくなってしまった。 △△に会ったんだ、かっこいいでしょ?俺、彼のこと好きだよ。開き直ったように軽い口調で僕は言った。 母はしばらくうつむき、何も言おうとしなかった。 なんて気まずい雰囲気なんだ。誰も悪くはないはずなのに。 ごめん、でも好きなんだ。軽い口調を撤回するように僕は言った。 母さんたちね、お見合い結婚なの、母が重い口を開いた。 だからなんなんだ、僕は素直にそう思ったが言わなかった。 二人ともなかなかいい出会いに恵まれなくてね、あの人と出会って結婚したらいつの間にかもう35歳。あなたを産んだのは37歳だったわ。 母の昔話に、もうそういう年齢になったのかと思いながら、それでも僕も昔を思い出しながらちょっとしんみりしてきた。 あなた覚えてるかしら?小学校のころから参観日が近づくたびに「なんで母さんはみんなの母さんと違って年寄りなのっ」って怒ったり、来なくていいって泣いてたこと。 そういえばそうだった、ほかのクラスメイトの母親より明らかに年を取っている母が僕は嫌で仕方がなかった。僕は何度もそのどう仕様もない事実に散々ひとりで苦しんでいた。 母さん申し訳ないっていつも思いながら、せめてもと思いあなたに不自由はないようにって、年がいってからやっと授かった宝物のあなたを大事に大事に育ててきたわ。 もうお父さんも定年が近づいて、最近ではよくあなたのことも話すようになったのよ、結婚はいつになるのかって本当に楽しそうに話すの。その次にはやっぱり孫の話。 私もあの人も兄弟がいないから、孫は○○に期待するしかないな、ってよく言ってるわ。 母さんもね、あなたに孫の顔を見せてもらえるの楽しみにしてる。 そんな話をする母が急に年を取ったように見えた。 結婚とか子供とか、僕はまだ考えたこともなかったけれど、両親はそんなことを楽しみにしながら毎日をすごしているのか、そう考えたらなぜかすごく今の状況に罪悪感を覚えた。 彼と会ったんだよね?僕はふと母に言った。何か話した? 最初はあなたの家でその彼との写真を見て信じられなくて、母さんすごく動揺してた。そしたら偶然彼があなたの携帯電話を届けにやってきて。 もう母さん何がなんだかわからなくなって・・・。どうもありがとうございます、って言ってからなにも言えずにいたら彼から言ってくれたわ。 『ご両親も○○も不幸にするつもりはありません。 どうか見守っていて下さい。』 って。 彼はそう言い残すようにそのまま帰ってしまったけれど、母さん思ったの。その言葉は信じていいんだ、って。とてもしっかりした眼で母さんを見ながら言ってくれたから。 母の眼は少し潤んでいるように見えたが、言葉はなぜか澄んで聞こえた。 ごめん、でも俺も絶対に母さんたちを不幸にはさせないから。 俺のやり方で幸せにさせるから。僕は言った。彼が横にいてくれるような気がして、自信を持って言っていた。 お父さん頭固いから、今は言わないでおくわね。 じゃあ、楽しみにしてるからね。 そう言って母も病室を去っていった。 母の優しさを久しぶりに感じれたと思うと僕も眼を潤ませていた。 |
| なんだか引き込まれる文章で一気に読みました。 文章素晴らしいですね。今後も楽しみにしています☆ |
| 両親が病室を去ってから2時間ぐらいして、昼前になって彼がやってきた。 母さんにここ聞いた?そう問いかける僕はとても心が躍っていた。 『ご両親も○○も不幸にするつもりはありません。 どうか見守っていて下さい。』 そんな言葉を戸惑いもなく母に言ってくれた彼に僕は惚れ直してしまったのだった。 うん、そう言いながら彼がパイプ椅子に腰を下ろした。 △△を好きでよかったよ、僕はにやけながら言った。 なんでまたそんなことを、何気ない彼の返事。 とにかくそう思ったんだよ、僕は彼に言った。 なぜだろう、不思議と二人の距離がいつもより近く感じられて、彼の横にいることがずっと居心地よく思えた。 一日遅れちゃったけど誕生日おめでとうね、照れるように僕は言った。 この言葉を言うのにずいぶんと時間をかけてしまった。 ありがと!笑いながら彼がキスをした。 するとそのまま上半身に覆いかぶさるように彼が抱きつき、耳元に口をやった。 病院プレイしよっか??ささやくようにかれが言った。 馬ぁ鹿!どきどきしながら僕は言った。 そうだよね、と笑う彼の笑い返しながらも僕のアソコは反応していた。本当はやりたかったのは確かだ。 その後すぐ僕は退院手続きを済ませ、彼と一緒にタクシーで彼の家に向かった。 タクシーの中で彼の昨日の行動を聞くと、改めて心配をかけてしまった自分を恥ずかしく思った。 とてもリアルに彼の感情をつづったメールには彼の僕への心配が表れていて、僕はそれを見てありがとう、ともう一度彼に言った。 彼はなんだかとても照れくさそうに、しつこいよ、と笑っていた。 足の骨を折るなんて最悪の出来事の後なのに、僕はとても幸せだった。 彼の家に着く。 松葉杖を突く僕を心配そうに彼が後ろから見守る。 部屋に入るとそこには昨日となんら変わりない彼に作った料理が並んでいた。 食べてくれてもよかったのに、僕は言った。 お前と一緒じゃないと楽しくないよ、なんて言いながら彼が僕をテーブルまで誘う。 ケーキなくてごめん、僕は申し訳なさそうに言った。 なに言ってんだよこれだけしてもらっただけで充分だよ! さっさっ!冷めちゃてるけど食べようよ!彼が笑った。 僕はこの笑顔に会いたくて昨日から頑張ってたんだ、そう思って報われた気持ちになると涙があふれてきた。 もう・・、お前はそんなにすぐ泣かないの、そう言いながら彼が僕の横にやってきて親指で涙を拭いた。 こうやってなんらほかの異性のカップルと変わりのない幸せを僕は感じながら、毎日を送っていった。あの日母が見せた涙をとりあえずは胸の奥にしまって、今は今しか感じられない幸せを感じていたい、そう思う。 なにボーっとしてんの?食事を終え、相変わらずの万年床の上でそんなことを思っていると彼がそう言いながら抱き付いてきた。 エッチは駄目だよ足に響く。僕が言った。 お前は今病人なんだから、俺はあれさ看護師!珍しく甘え口調で彼が言う。 じゃあしっかり面倒見てくださいね!僕は言った。 その気のない僕を尻目に彼は僕のアソコを握ってきた。 やめろよ〜駄目だって、逃げるにも逃げれない状況で彼に言った。 患者さん吐精いたしますね、そんなふざけたことを言いながら彼は布団にもぐりこみ僕のアソコに顔を近づけた。ある程度抵抗はしたがやっぱり最近抜いてなかったからかすぐに反応してしまうアソコを抑えきれず、結局は彼に身を任せていた。 たっぷり溜まってますね、重症ですよ患者さん、布団の中でどういう表情をしているかはわからないはずなのに、明らかににやついてるのがわかるようなテンションの声を出しながら僕のアソコを弄る。 じゃあズボン下ろしますね、彼は嬉しそうに言いながらズボンを下ろした。 医者プレイなんてしたことあるはずがないが、彼のそのような喋り方を聞くだけで僕は興奮してしまっていた。 なかなかいいアソコお持ちですね、それじゃあ咥えさせていただきます。彼の口に僕のギンギンのアソコが入っていく、生ぬるい感じが伝わった。 相変わらず気持ちいい。すぐにもいってしまいそうだ。 どこかお痒いところはありませんか、彼が咥えながら言った。 僕はこの彼のテンションに乗るべきなのか迷ったが、もっと気持ちよくなりたい本能なのか、彼のテンションに呑まれて行った。 裏筋から玉にかけてが・・・痒いです、少し悶えながら僕は言った。 承知いたしました、ここでよろしかったですか? そう言いながら彼は僕の裏筋を激しく舌の先でいじってきた。 あ!ああっ・・・!僕は今までになく悶えた。僕はどうしようもなく裏筋が弱い。 それから彼は僕のアソコの全てを舐め尽すように丁寧に時に激しくフェラを続けた。 看護師さん、乳首が痒いんです。僕は彼に隅々まで気持ちよくしてもらいたくなって彼に言った。 今は吐精中です、乳首ならご自分で掻いてくださいね。彼が当然のように笑いながら言った。 そうですか・・・。なんだよこれじゃあ本当にただの吐精じゃん・・・とんだ拷問だよ。僕は少し残念になった。 あ!!浮き沈みを切り替えしていた彼のフェラがまた激しくなった。 もう我慢できそうにない。それを知ってか知らぬか彼はフィニッシュをかけるように激しく吸い付く。 あっ、イ、イクッ!!!! 彼は僕の精子を口で受け止めた。 患者さんたっぷり出ましたよ、そう言いながら彼は口の中の僕の精子を見せてきた。 患者さんもどうですか、ご自分の精子飲まれてみますか? 口を閉じれない状況にかかわらずいたずらな言葉を繰り返す。 じゃあ飲んでみます、僕はなぜかそう言ってしまった。彼がとてもかわいく見えて仕方なかったから。 キスをして僕の精子を受け取る。苦かったが半分ずつ飲み込んだ。 それからディープキスをした。 こんな幸せな日々がいつまでも続けばいい、そんなことを最近は毎日願いながら眠りにつく。 横で眠る彼の寝顔にもう一度キスをし、ありがとう、そうつぶやいて眠りについた。 |
| フユタさんありがとうございます!! 他の投稿に比べてエロ要素が少ないですが、気長に読んでいただければと思います。 また大学生活が始まった。松葉杖を突きながら歩く僕をできる限り彼がサポートしてくれる。大学内ではあまりいちゃいちゃしないが、やっぱり彼といるときが一番楽しい。 僕はゲイだ。最近はそんな自分をよく見つめるようになった。 彼の側にいるのが一番幸せで、彼のことを思って何かをしているときが何より充実している。 ただひとつ、お互いの友達に胸を張って恋人であることを言えないのが窮屈で仕方がなかった。彼の友達の前では僕は借りてきた猫のようだし、逆の場合もそうだ。 あらが出てしまうのが怖いのか、やっぱり恋人であることを誇りきれない自分たちがいた。 愛し合い、現状を十分に捉えられる今になったからこそ、これでいいのか、そう言うことを考えるようになっていった。 マイノリティである僕らのこの街で胸を張って過ごせる場所は少ない。 街中で当たり前にキスしたり手を繋いだりできる普通のカップルがうらやましかった。 僕らは家でしか恋人でいられない。 そんなことをお互いが思い始めて、だんだんとやっと近くなった距離が日々また開いていっているのを確かに感じた。 そして僕が彼の家で寝泊りする日も少なくなっていった。 5月。 足がよくなってきて、最近の二人の倦怠期をどうにか抜けようと僕は彼を映画に誘うことにした。 しかも普通の映画ではない。繁華街の隅にひっそりとただずむている同性愛者の映画館でゲイの映画を観れるようで、一週間ほど前から近くで観れる場所はないかと探していたのだった。 これ、映画観にいかない?彼の家でご飯を食べながら彼に映画の提案をした。 ゲイの映画かぁ・・・、いいね一回行ってみたかったんだ。彼は嬉しそうに僕に返した。 よかった、久しぶりに彼の笑顔を見れた気がして僕はほっとした。 映画当日。彼と二人で繁華街を歩きながら買い物をし、たまたま見つけた店で夕飯を食べ、目的の映画館を探した。 ネットで取り寄せた地図よりもずっと大通りから奥に入った場所にあり、なかなかわからなかった。 映画館の周りはとても殺風景で、映画館しかないような感じだった。 男同士でいちゃつくカップル。自分たち以外の人のそういう姿を始めて見た。 何もかもがはじめてで僕は彼の手を強く握った。 大丈夫・・・だよね?僕は彼に不安な声で言った。 大丈夫だよ、中入ってみよっか。僕の手を引きながら彼は館内へと入っていく。 映画館内は思ったよりも普通の映画館と変わりはなかった。 映画館を見つけるのに時間がかかってしまったためか、上映開始時間まであと2分ほどしかなく、係りの人にせかされながら僕らは席に着く。 純愛の映画だった。 ゲイであることに葛藤しながら生きていく主人公の二人につよく共感し、僕は彼の手を握り締め号泣した。鼻水をすする音がして、彼も泣いているのがわかった。 結構感動したね、映画が終わって彼が僕に言った。 うん、思ってたよりもエロくなくて爽やかだった、僕は言った。 その日はそれで解散した。 純愛の映画を通し、僕もこんな風に彼を愛したい、そう思いながら眠りについた。 明日からは倦怠期もかすれたように、また愛し合えると信じていた。 もうすぐ1年前二人が出遭った夏が来る。 |
| 映画から1週間がたった頃、彼の僕に対する態度が急に冷たくなった。 やっぱり駄目だよ、もうお前と今までのようには付き合えない。こんなことになるなら最初からお前なんて、男なんて好きにならなきゃよかった。 握り締めた拳を太ももにたたきつけながら彼が言った。 なんでだよ、なにがあったの?僕は言った。 ごめん、でももう駄目なんだ。今日は帰ってくれよ。彼は眼を潤ませうつむいたままで僕に言った。 それから僕はなにも言えずに彼の家を去った。 いつか二人で座った公園のベンチで一人ただずむ。 彼のあんなに冷たい言葉を思い出すと無性に辛くなった。でもあの彼の辛そうな姿を思い浮かべると、きっと僕をただ嫌いになったのではないと思えて、僕は今度は僕が彼を支える番なんだと思った。 冬のあの日から、公園の木々は青葉を茂らせ、時の流れを僕に伝える。 ゲイでいることは戦っていくことと似ている、そんなことをいつかも考えた。 僕は今、彼と今まで以上に向き合わなければならない。 次の夜、僕は再び彼のもとを訪れた。彼は思ったよりすんなり家にいれてくれたが、それから一言もしゃべろうとしなかった。 俺、今夜はここにいてもいい?その僕の問いに彼はこくりと一回だけうなづいた。 物静かな部屋が出逢った頃のようで少し切ない。 こんな日のために愛してきたんじゃない、ここは終点ではなくきっと通過点なんだ。必ず乗り越えられる。僕は自分に言い聞かせた。 何があったの?僕は意を決して彼に尋ねた。 しかし彼はなにも言おうとしない。 言わなきゃわからないよ、ずっと一緒にすごしてきたじゃん、今更なんだよ肩苦しいよ。僕は言った。 でも彼はなにも言おうとしない。 僕はなんだか無性に腹が立ち、彼のもとへ歩み寄った。 パンッ!僕は彼にビンタをした。 しかしそれでも彼は何も言わない。 馬鹿!どんなことがあったのか俺はわからないけど、どんな壁も乗り越える覚悟で今まで愛し合ってきたじゃん。どんなときでも俺の手を強く握って導いてくれる△△が俺は好きだ。 でもそんな△△でも辛い時だってあるはずだよ。俺がそんなに信用できない? 支えあいながら生きていこうよ。なんでも話して欲しいんだよ。 僕は熱くなっていた。 あの日お前と映画に行ったのがサークルのやつらにばれちゃってさ。サークルで居場所がなくなっちゃったよ。彼が重い口を開いた。 彼は筋トレ好きが手伝って、サイクリングのサークルに入っていた。僕自身そのサークルの話をほとんど聞いたことがなかったが、彼がロードバイクが好きで4回生になったらサークルのみんなで日本一週に行く計画を立てているのはちょっと聞いていた。 全部台無しだ、1回生のとき一緒にロードバイクで走る仲間が欲しくて俺が立ち上げたんだ、そのサークル。 でも仲間の一人がお前とゲイの映画館に入る俺を見かけて、サークル中で笑いものにした。俺はキモがられてお払い箱だよ・・・。 あと少しだったのに・・・。 そう言いながら彼は僕の前ではじめて大粒の涙を流した。 僕は何も言えなかった、大丈夫、なんてそんな安易な言葉では足りないことが自然とわかった。 だから今度は僕が彼を抱きしめないといけない、そう思って彼を抱きしめた。 きつく言ってごめん、ただそれだけ彼に言った。 俺、どうしたらいい?彼が僕に言った。 とりあえず何事もなかったかのようにまた行ったらいいんじゃないかな?僕は言った。 そうだよね、みんなきっと次には忘れてるよな、彼が安心したように言った。 でも僕はこの時、これでは彼を救えない、そう思っていた。 そして電気が消され、泣き疲れたように眠る彼にキスをして、僕は彼の家を出た。 二度と逢わない、そう心に決めて。 |
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| すっげぇ面白いです!ってか内容も文章もGOODです!応援してます!ゆっくりでもいいんで続きをお願いします!頑張って(o^o^o) |