Page 3137 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼後輩との関係17(第2章) 優 06/9/15(金) 19:15 ┣Re(1):後輩との関係17(第2章) ken 06/9/15(金) 23:07 ┣Re(1):後輩との関係17(第2章) 貴久 06/9/16(土) 9:47 ┣待ってましたぁ〜↑↑♪ 空也 06/9/16(土) 18:41 ┗Re(1):後輩との関係17(第2章) タケ 06/9/16(土) 21:26 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 後輩との関係17(第2章) ■名前 : 優 ■日付 : 06/9/15(金) 19:15 -------------------------------------------------------------------------
| お久しぶりです!遅くなってしまってほんと申し訳ないです><。そもそも覚えている方がいらっしゃるかわかりませんが(笑)新学期に入り何かと時間がないわけですが、受験勉強の気分転換(現実逃避?)にこれからも書いていこうと思いますw17を書いてみたんですが、当初伝えたいと思っていた緊迫感というか焦りというか、そういうのが全然伝わらない文章になってしまいましたが、よかったら読んでやってください^^; 食べ終えたハーゲンダッツ(抹茶)のカップをゴミ箱に投げ込み、ベッドに横になった。 ベッドの上の天井には、コート上のすべてを見透かしているであろうアイバーソンが、鋭い眼差しでこちらを見下ろしていた。 「何見てんだよボケっ!」と吐き、思い切り枕を投げつけた。 アイバーソンはそれでも懲りずにこちらを見ている。当たり前だ、こいつはポスターだぞ。 一応わからない人がいると悪いので説明しておくが、他国のAV女優とかそんなんじゃない。(そもそも俺に外人趣味はない)。このポスターの人物は、NBAでプレーしているアレン・アイバーソンのことだ。180台という身長で(実際には170台後半と言われているが)スピードを武器に一試合あたり平均30点を叩き出すスーパープレイヤーだ。 俺はスピードというよりシュート力で勝負するタイプだが、切れのよいプレーという点で生意気にもイメージトレーニングに使っている選手だ。 アイバーソンの視線が気に障る。電気を消し、暗闇の中ベッドに戻ろうとした。 「いってぇぇええ!!」と、雄叫びを上げベッドの上を転げまわる。戻る途中机の端に足の小指をぶつけた。 『意味わかんねーよ。なんであんなウソつかなきゃなんねーんだよ・・・』と、心の中で呟いた。と、同時に涙が頬を伝ってきた。小指をぶつけたせいなのか、それとも、こんな自分が恨めしいせいなのか・・・。 あの時、頭の中は真っ白にデリートされ、俺は無音の世界に包まれた。 まるで、大波に呑まれ、上も下もわからなくなったサーファーのようだった。 俺は母さんから目を逸らし、ぼんやりと前方を見た。頭の中に一筋の赤い光が浮かんだ。それが信号機が放つ赤光だということに気づくのに数秒かかった。 そして、元晴と抱き合った夜のことを懸命に思い出し、考えた。 『母さんは夜部屋を覗いたけど、掛け布団を掛けていたし、暗くて裸かどうかだなんてわかるはずがない。ならどうして?母さんは元晴との関係に感づいたのか?今、元晴との関係がバレるのは絶対嫌だ。』 信号が青になった。静かにアクセルが踏み込まれ、車が走り出す。対向車のライトが目を刺す。 何かを答えなければ、足首とボードを結んだ唯一のコードを掴まなければ・・・。 俺は顔伏せ、母さんを見ずに言った。 「・・・え?それがどうしたの??」咄嗟に掴んだ灰色のコード。 さっきから全身の毛穴という毛穴から不快な汗が噴出している。 車が減速し、体が少し前のめりになる。前方を見ると信号は真っ赤に点灯していた。 「ねぇ、正直に答えて??母さんが心配し過ぎなのかもしれないけど、あなたたち何もしてないわよね??」 顔を上げ母さんを見ると、涙が溜まった眼でこっちを見ていた。エセ暴走族が爆発音のような音を撒き散らしながら猛スピードで十字路を駆け抜けていく。 俺は、それらが遠ざかるのを待ってから母さんの眼を真っ直ぐ見て、言った。 「部屋が暑かったから脱いでただけだって。」 「本当に?ウソはついてない??」 「うん、、。母さんは知らないかもしんないけど、あの部屋暑いからほぼ毎日パンツ一枚で寝てるんだぜ?」と、冷静を装って答え、「てか元晴男だよ」と、笑いながら言った。 俺は、何の気もなさそうにぼんやりと十字路を行き交う車を見た。 何もないはずがない。この際、全部話してしまいたい。 『あなたの息子は、男を愛しています、男と抱き合いました。』って。 いや、正確には違う。男だから元晴を愛しているんじゃない、一人の人として、元晴を、愛しているんだ。 でも、そんなことを言って母さんに通じるだろうか?理解してくれるだろうか? 十数年この母親と過ごしてきたが、そんな寛大な母親なんかじゃない。 『幼い時から両親と過ごす時間が無かったために精神がおかしくなっちゃったんじゃないか、若さの勢いに流されたんじゃないか。』 そんなことを言って、俺と元晴を引き離そうとするに決まってる。 そんなのは絶対嫌だった。精神は至って正常だ。今まで生きてきた中で一番正常だって言い切ってもいい。若さの勢いに流されたんじゃない、流されたとしたのなら、それは元晴が好きだって強い気持ちにだ。 ただ、一人の人を純粋に好きになっているだけなのに、好きになった人がたまたま同性だったというだけなのに、なんで隠さなきゃいけないんだ?なんで俺は隠そうとしているんだ?? 信号が青になり、再び車が流れ出す。 俺は母さんの沈黙に耐え切れず、『ウソ』を突き通すために口を開いた。 「そんなに心配すんなよ。男と寝るとかマジありえねーから。」と、馬鹿にしたように笑って言った。と、同時に、胸の背中側がズキッと痛む。 母さんは自分に言い聞かせるように、ゆっくりと言った。 「・・・そうよね、母さんの考えすぎよね。。。」 「ほんっと考えすぎ、てか、なんで裸だってわかったの?」俺は安堵し、話を変えるために聞いた。 「もし、女の子を連れ込んでたらまずいじゃない?」まぁそりゃー普通の親としてまずいと思うわな。「だから会社行く前に、鍵が閉まってたけど合鍵で開け・・・」 「はぁ!?」怒りのあまり母さんが話しているのを遮った。「合鍵は使うの禁止って決めたの覚えてないの?そりゃー心配なのはわかるけど、少しは自分の子供を信用してほしいわ。」 俺が飯を作り出した小3の夏休みだったと思う。家族共通のルールを決めることになり、俺がそう提案したんだ。合鍵はみんなのわかるところに置いておくけど、基本的使用は禁止。家族と言えども、自室を覗かれるのってあまり気分がよくないから。 「本当にごめんなさい・・・。自分の子って信用出来るようで出来ないもんなのよ。。。」 運転しながら謝られても、ちっとも反省してるように見えない。 「意味わかんねぇ、、、気分悪いわー。」 電気屋なみに光を放っているコンビニが見えた。母さんは何か思いついたように左ウインカーを出した。 「コンビニで好きな物買ってあげるから許して?」 ガキを菓子で釣ろうとする哀れな親。菓子で釣られるような年はとうに過ぎている。 「ハーゲンダッツでもいいわよ。」 その一言が俺の心を揺れ動かした。 「ほんと?!じゃあハーゲンダッツあるヤツ全種類ね!!」 さすがの俺もハーゲンダッツの誘惑には勝てない。まだまだガキだってこと。 なんとか切り抜けたが、俺の胸には小さな、だけど不快なシコリが残っていた。 どうしていればよかったのか今でもわからないが、せめて、このとき母さんにすべてを打ち明け、説得しとけば良かったのかもしれない・・・ |
| 待ってましたーぁ☆ 第2章も、楽しく読ませてもらいます。 |
| 続き待ってまーす!! 元晴くんとの関係はまだ続いてるんですか?? |
| 楽しみに待ってました♪♪ 続き待ってますね☆★ |
| 待ってました♪てか待ち焦がれてました(笑)受験とかめっちゃ忙しいだろうけどがんばってくださいね!!つづきまってます! |