Page 2828 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼犬が起こした奇跡⑧ 雄太 06/5/31(水) 10:33 ┣Re(1):犬が起こした奇跡⑧ はると 06/5/31(水) 17:52 ┣好きなものは好きだから M 06/5/31(水) 17:57 ┣Re(1):犬が起こした奇跡⑧ ※ 06/5/31(水) 20:50 ┃ ┗Re(2):犬が起こした奇跡⑧ 雄太 06/5/31(水) 21:01 ┣Re(1):犬が起こした奇跡⑧ ☆ 06/6/1(木) 0:11 ┣Re(1):犬が起こした奇跡⑧ かつ 06/6/1(木) 0:35 ┗Re(1):犬が起こした奇跡⑧ すー 06/6/1(木) 17:59 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 犬が起こした奇跡⑧ ■名前 : 雄太 ■日付 : 06/5/31(水) 10:33 -------------------------------------------------------------------------
| 返事ありがとうございます☆ 翌日、母がヂェーンをフィラリアの予防注射に連れていくということで部屋の鍵をかけて、電子ロックはかけずに学校へ行った。 昼過ぎに帰宅。ヂェーンがいない。 もう連れて行ったんだ 母から電話がきた。 母「今日行けなくなったから今週末に延期でいい?」 俺「え?連れてってないの?」 母「うん。よろしくね。蚊に刺されないように気をつけてね。じやね」 「…………?」 脱走!? ヂェーンがボロボロにしたサンダルを突っかけて家を飛び出した。 どうしよう!車も多いし踏み切りもある!ヂェーンが死んじゃうかもしれない!! 涙目になりながら走り続けた。 公園にはいない。噴水の中にも沈んでない。 いつものコーヒーショップとパン屋の店員にヂェーンを見なかったか聞いてみても、見てないの一点張り。 (もしかして…) 前に、大学の近くに住み始めたころ、寂しかったヂェーンはどうやって鍵をあけたのか、大学の教室まで来てしまった。 学校に走った。正門にいる守衛さん(この人はヂェーンのことが大好きで仲良し)聞いた。 守衛「あれ?ヂェーンがさっき入っていったよ?」 俺「本当!?ありがとう!」 走った。汗が流れるのがわかる。こんなに走ったのは高校以来。でも止まるわけにはいかない。命よりも大切なパートナー、ヂェーンの失踪!! 知り合いの友達に話しを聞きながらヂェーンの行方を追った。 「第三講義室」 ドアを開けた。 ヂェーンがいる。 そのよこに、シンさんがいた…。 俺「…」 沈黙が続いた。ヂェーンが近寄って来る。 「想いは言葉にしなきゃ、伝わらないよ?」 ベチョ。洗礼のキス。 「頑張って、雄太。」 そう、聞こえた。 立ち上がってヂェーンに 「ありがとう、ヂェーン。」 そう囁いてシンさんのもとに歩いた。 俺、泣いてる。 俺「シンさんのことが好きです。だけど、一緒にいられません。」 シン「…」 穏やかな笑顔だ。涙を拭って口を開いた。 俺「もう泣かないしわがままもいいません。………だけど、一つだけ許して下さい。……………………シンさんのこと、絶対忘れません。」 言い切った。意地も我慢も虚栄もない。作った表情もない。全てを言の葉に乗せて、ヂェーンという風に吹かれて、シンさんに届けた。 やさしいキスだ。全てが報われる、長い、長い優しいキス。気持ちが唇、抱きしめた体に触れる指先から流れてくる。 シン「ありがとう」 俺はゆっくり頷いた。 シン「お互い、幸せになろう。約束だからな。」 週末の朝の公園。すっかり冬の臭いが漂う。コーヒーから湯気が立つ。散々走ったヂェーンは息を切らしながらのそのそこっちに寄ってくる。 「そろそろご飯じゃない?」 「そうだね。行こうか!」 ゆっくりと立ち上がって、すれ違う風が胸に染みないようにコートの襟を寄せた。 ヂェーンの吐く息は白い。 キレイに晴れた冬の朝、空の青の青さに少し心細くなった。 はぁ… 「ヂェーン。これからもよろしくね。」 おわり☆ 読んでくれた方々、ありがとう☆ちっともエロいぶぶんがなくて、、読みやすさと想像のしやすさに重点を置いて書いたので、少々長くなりましたが…よかったら感想くださいなー♪ |
| 全部読ませてもらいました〜 ただ一言……最高です↑↑ |
| とっても素敵な話しだった。君の感情、その場の情景たくさん溢れてくるようなそんな文章だった(^-^) アナタがシンさんと過ごした時間、まっすぐな気持ち、読み手の胸が苦しくなるほど伝わってくる。感動したよ、ありがと☆ |
| 感動しました(^-^) めちゃくちゃ文章うまいですね!三回も読み返しちゃいました(笑) しかも、なんか生き方がかっこいい。 |
| ありがとう(^O^) 素敵な日常なんて誰でも体験できるんだよ。感じたことと事実を文章化するだけでできあがり☆ワラ それを「つまらない日常」と見るか「数年後には絵になる日常」と見るか。学食で友達とご飯食べるってのもカメラ目線じゃない写真で見れば以外に素敵だったりする…そんなかんじ!ワラ |
| 最後までよんでおれもがんばらなきやって思いました☆勇気がもらえた気がしましたぁ |
| 楽しませていただきました。読み終えて誰かに優しくしたくなるような文章でした。ありがとうございます。 |
| 感動の感動で...(つд⊂)シクッ やっぱ、いつかは"別れ"になるもんだよね(ノω・、)ウゥ…けど、お互いの幸せのためだし(*○′3`)σ 遠距離の俺には、不安しかないけど 勇気もらいましたv(≧∇≦)v お互いガンバりましょー( ´∀`)σσσ)`з゜) |