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2015年7月……あの日からもう、8年もの月日が経った。
オレは大学生ではなくなり、カズマも高校生ではなくなっていた。
二人ともスーツのシャツを肘の部分まで捲り上げ、目の前にはビールジョッキが並んでいた。
カズ「お疲れーーッス!」
グラスを交わしてカズマがビールを一気に飲み干す。
オレはといえば、カズマに言われるがままビールを与えられたものの、苦くて飲み干すことができなかった。
カズ「あれ?マサトさん飲まないんスか?オレ、飲みますよ?」
マサ「ってか飲みたいだけだろ?笑 オレは梅酒ソーダ割りにするわ。」
カズ「バレました?笑 じゃ、いただきます!」
カズマはそう言って、俺の手元にあったビールジョッキも空にしてしまった。
こんな日が来るなんてな……。
過去を振り返りながら、オレは、8年前より大人になった、けれど、無邪気さやちょっとした天然ぶりには変わりないカズマの姿を見ていた。
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テッペイ
- 15/9/14(月) 18:26 -
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オレとカズマが出会ったのは、2007年7月。
オレは大学生で、カズマはまだ高校生だった。
塾の講師と生徒という関係で、最初は他の生徒と変わらなく接していた。
しかし、野球部でヘトヘトになっても塾で勉強に励む姿、礼儀正しさ、そして人懐っこい笑顔に、オレは日に日に惹かれていった(もちろん、カズマの顔がタイプだったのもあるが…。)。
カズマは本当に熱心に部活にも勉強にも取り組んでいた。
オレは、そんなカズマの姿を見て、こいつを志望校に受からせてやりたい、こいつの夢を叶えさせてやりたいと思うようになっていた。
しかし、結果的にはカズマは志望校には合格できず、カズマは浪人することとなった。
カズマが高校を卒業し、浪人することを伝えに来た時に流してた涙を、オレは今も忘れれることができない。その晩のことも…。
それから1年、カズマはオレの通っていた大学に入学してきた。
1年間のキャンパスライフをともに楽しんだ。
オレは大学を卒業した後、地元を離れて東京で働き始めた。
そこからは早いもので、オレが社会人として忙しくしている間に、カズマも大学を卒業し、社会人になっていた。
カズマは地元の会社に就職し、オレたちは会いにくい環境が続いていた。
久しぶりにあったのは、年末以来から、半年ぶりのことだった。
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テッペイ
- 15/9/17(木) 23:02 -
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「おいおいおい。何度言ったらわかるんだ?考えて仕事しろって言ってんだろ?」
他の従業員たちが見て見ぬ振りをしている中、オレは上司の前に立たされ、上司からの耳の痛い言葉を浴びせられる。
「あのさぁ、働き始めてから何年?こんなんで先方が納得してくれると思う?そろそろわかろうよ。」
「……スミマセン。」
「その謝り方もなぁ。まるで俺が悪いみたいじゃんか。何?気にくわない?」
「いえ、そんなことは……」
「だったらもっとはきはき話してよ、指導する気もなくなるしさ。」
「すいませんでした…明日までにやり直します。」
そういってオレは上司から突き返された資料をもって自分のデスクに戻る。
そして、戻ったデスクにも、まだ処理しきれてない資料が山のように積み重なってる。
……もう、わけわかんねぇよ。。。
最初はよかった。
会社の規模は大きくないけれど、自分の希望する職種ができる会社に内定をもらった。
周りからはもっと大手に行けと言われたが、就職先は会社の規模よりもやりたいことができるかを基準に選びたかったので、今の会社を選んだ。
スタートは良かった。
やりたい仕事につけたのだからと、多少のサービス残業などは気にもとめず、バリバリと仕事をこなしてた。
でも、いつの間にか一人ではとてもこなせないような大型案件を任されたり、本来であれば自分の仕事ではないはずの仕事まで回ってくるようになった。
残業や休日出勤が増え、一人では無理だと言っても、君なら大丈夫とか、人件費がとかうう言葉でお茶を濁され、状況は悪化する一方だった。
「先輩、まだ残るんすか?」
後輩のこの質問も、本心で心配してくれてるのか、ただの社交辞令なのかすらわからん。
そんな捻くれた考えすら持ってしまうほど、精神的にも落ちぶれていた。
「あぁ、もうちょっとだけな。お疲れ。」
「そっすか。じゃ、お先です。」
希望して入ったはずなのに……
上司に怒られ、取引先に怒られ、頭下げっぱなしで何してんだろ。
なんかのドラマであった、部下の手柄は上司のもの、上司のミスは部下のミス…だっけ……あれって現実なんだな。
そんな中で携帯をいじってたら出てきた大学の卒業式の時の写真。
スーツ姿のオレの横で、ピースしながら笑顔を見せるカズマ。
あの頃は楽しかったな……会いてぇな…。
『久しぶり。お盆規制しようと思ってるんやけど、ちょっとだけ時間作れん?』
駄目元でメールを送ってみた。
すると、驚くほど早いスピードで返信が来た。
「マジですか!?じゃ、土曜日は?楽しみにしてます!」
やっぱオレら、運命だ。
そうしてオレらは、夏休みに久しぶりの再会をしたのだ。
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- 15/9/18(金) 6:47 -
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