※色黒ノンケ同級生を篤人と呼ぶことにする。
篤人は、みんなに可愛がられるようなやつだった。俺があいつの頭を撫でたりしてると、みんな俺の真似をして篤人の頭を撫でた。篤人は人懐っこいからしっぽをふって喜んでいた。俺はそれが気にくわなかった。
それからは、みんなの前ではそっけない態度をとり、二人きりの時は膝に乗せて可愛がってやった。ほっぺたにふざけてキスしたりした。俺は篤人にそのことを秘密にさせた。秘密を共有することで仲良くしたかったからだ。みんなは篤人を名字で内田と呼んでいた。俺はみんなの前では内田と呼び、二人きりの時は篤人とよんだ。
そのうち、俺はもっと篤人を独占したくなって、ほっぺたにキスするふりをして唇にキスをした。あくまで、ふざけたノリでキスをしたのだが、今度は篤人から唇に軽くキスをしてきた。それから、篤人はキスをさせてくれるようになった。でも、いつも篤人からはしてこないし、篤人がかまってほしい時しかさせてくれない。いつでも、させてくれないのが俺をますます興奮させた。