男なのに、感じてはいけない。喘いではいけない。そう教えられてきたし、自分でもそう信じてきた。けれど、縛られ、押さえつけられ、逃げ場を奪われたまま与えられる快感に、いつしか抗う力を失っていく。「そんな声、出すなよ」そう軽蔑していたはずの声を、今の自分が漏らしている。恥ずかしいほど素直に、甘く、掠れるような声を。誇りの裏にずっと隠していた願望。気づかないふりをしてきたけど、本当はずっと望んでいた。背中に這う指先、耳元に近づく吐息、静かな命令。それに逆らおうとすればするほど、心も体も深く沈められていく。終わったあと、何度も頭を抱えて後悔するのに、それでもまた欲しくなってしまう。この渇きが癒される瞬間を知ってしまったから。それが、あなたの本性。強がっていた自分が崩れていくとき、ようやく楽になれる。男であることを一度脱ぎ捨て、ただ誰かの所有物として、命令され、支配され、恥を刻まれる悦び。その衝動はもう、止められない。豊橋の密室で、誰にも知られずに、あなたの中の“本当”を静かに引き出してあげます。壊れるのが怖いなら、壊れたいと認めてしまえばいい。