興味はあるのに、自分がMだと認めきれていないでしょう。
ゴールデンウィークの空いた時間に掲示板を開いては閉じる、その繰り返しをしているはずです。
責められる想像だけは浮かぶのに、現実に踏み出すと何かが壊れる気がしている。
強い言葉や乱暴さを恐れて、結局何も選ばないまま時間が過ぎていく。
乱暴に扱われたいわけではない、と自分に言い聞かせながら、本当は違う方向に引かれていることにも気づいている。
こちらは怒鳴ることもなく、理不尽に傷つけることもなく、未経験を軽く扱うこともしない。
主導権は持つが、その中での戸惑いも理解している。
初めて誰かに委ねる感覚は怖いものではなく、緊張がほどける静かな瞬間に変わる。
安心と羞恥が混ざる呼吸の中で、自分の位置が自然に見えてくる。もう自分の本音には気づいているはずです。