これは俺が大学卒業し、入社した会社の同僚との出来事です。
新入社員同士の親睦会が2泊3日の予定で開催される。
ホテルに集合した同期は160人である。
そこで出会ったのが、櫻井祐哉くんだった。
親睦会は温泉地にある会社の保養所なので皆な私服で参加している。
前もって頂いた資料で分かっていたが、
最初に人事部の方から、これからのスケジュールの説明があった。
今日は自己紹介をした後、ホテルでの昼食がありその後バスで移動し
今回の目的地である会社の保養施設へ行く予定。
パンフの案内状からは、この保養所は社員やその家族から最も人気があるらしい。
それぞれ自己紹介から始まった。
俺は部活をしていたので、部活での話とこれからの抱負を話した。
何人か自己紹介をすませると、櫻井くんの自己紹介が始まった。
「櫻井祐哉です、〇〇県出身で○○大学○○学部を卒業しました。
社会人としての第一歩を、この会社で迎えられることが嬉しいです。
運動をすることが大好きなので、体力には自信があります。
ヤル気は誰にも負けない積りです。
納豆のように粘り強く頑張るのでよろしくお願いします!」
こんな感じで、爽やかな笑顔で自己紹介を終えた櫻井くん。
肩幅が広くスタイリッシュで、カッコよくて、爽やかなモテ顔である。
俺も部活をしていたので、体はそれなりだったが、
櫻井君の体は、私服にも関わらず鍛えられ感が分かった。
おまけにチノパンの股間には、彼のモッコリが窮屈そうに
納まっているのが、はっきりわかった。笑
俺の好きなタイプ。絶対に惚れちゃうかもしれない。いやもう完全に一目惚だ。
一通りの自己紹介が終わると、昼食時間のためレストランへ移動する。
同じ部署に配属されるか、どうか分らなかったが、
この親睦会は櫻井くんと近づく事ができる絶好のチャンスだ。
例え別の部署に配属になったとしても、うまくいけばこれから気兼ねなく連絡は取れるはず。
俺は櫻井くんを注意深くマークしながら、彼の隣席へ座った。
俺は早速話しかけた。「松山です、よろしくな」って。
すると「知ってるよ、」って。
えぇっ?ぇぇえ〜!!なんで俺のこと知ってんだよ?嘘だろ?