"『紹介人・静香の夜』
「静香さん、本当に大丈夫なんですか…?」
──そう聞いてきたのは、3人目の女の子だった。
まだ若いOLさん。
マスク越しでも分かるくらい、少し緊張した目をしていた。
私は、事前に受け取っていたホテルの部屋番号をそっと渡す。
「無理しないでね。自分のペースでいいから。」
彼女はコクリと頷き、去り際に小さくつぶやいた。
「…いつも寄り添ってくれて、ありがとうございます。」
私は、ただ静かに微笑んだ。
私は客には会わない。
ホテルにも行かない。
ただ、間に立って橋を架けるだけ。
でもそれは、誰にでもできる仕事じゃない。
言葉、空気、タイミング、信頼——
すべてが揃わなければ繋がらない、とても繊細な役割。
私が紹介するのは、どこにでもいる“普通”の女の子たち。
学生、OL、主婦、彼氏持ち…。
けれど、誰にも見せない“もう一つの顔”がある。
最初はみんな、不安や葛藤を抱えていた。
でも、何度か経験するうちに、少しずつ変わっていく。
「あの人、すごく優しくしてくれて…泣きそうになった」
「終わったあと、“ありがとう”って言われた時、必要とされてるって感じた」
「こんな風に人と繋がるって、初めてかもしれない」
そんな感想をもらうたび、私は思う。
「紹介してよかったな」って。
もちろん、すべてがうまくいくわけじゃない。
ドタキャン、マナー違反、冷やかし…
でもその中にも、本気で何かを求めてくる人がいる。
「清楚な子がいい」
「少しぎこちない初々しさが好き」
「家庭を持つ女性の“秘密”を知りたい」
私は、そういった声をただ、受け止めるだけ。
会った瞬間、息を飲むような可愛さの子。
脱いだら思わず見惚れるスタイルの子。
緊張してたのに、途中から豹変するような子。
写真じゃ伝わらない、温もり、吐息、柔らかさ。
それを知ってしまった人は、もう元には戻れないかもしれない。
でもこれは“消費”なんかじゃない。
必要とされたい気持ちと、
誰かを癒したい気持ちが、静かに交差する場所。
私は、その橋渡しをしているだけ。
「この仕事が好きか?」と聞かれたら、
きっと、こう答える。
——好き、だと思う。
誰かの欲望も、
誰かの孤独も、
すべてが交わる夜が、ここにはあるから。
必要なときに、そっと連絡をくれればいい。
無理に誘うことなんてしない。
でも、知っておくだけで選択肢は広がるから。
これは“裏の話”じゃない。
ただ、表では語られないだけ。
紹介人・静香
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