※彼の名前は仮に圭とする。
続き
ある日圭が遊びに来ることになった。
土曜の午前は部活があったので、午後に遊ぶことになっていたが友達と談笑して少し遅くなってしまった。俺は急いで家に帰ると、既に圭は家の前で待っていた。
とりあえず、家の中に入れると、圭は何気なくベットに腰掛けた。
俺がシャワーを浴びてくると言って準備をしていると圭は無意識なのか、俺の毛布や布団を嗅いでいるようだった。
めちゃくちゃ恥ずかしいと思ったが、俺は気付かない振りをして、そそくさとシャワーを浴びに行った。スッキリして部屋に帰ると、圭は「遅すぎ笑」といいながら、俺の部屋着を片手で握りしめていた。何日か洗濯していなかったので、俺の匂いが1番染み付いていたのだと思う。
俺はドキドキしながら、圭にそれで何をしていたのか聞くことにした。