僕のワンルームに不釣り合いなセミダブルに寝そべる君の少し目立ってきたお腹。
「男の子かな女の子かな?」
「女の子だって先生が。」
「おチンチンがエコーに映ってないってことは僕に似た男の子かもしれないよ。」
「お父さん!」
「、、、、はい、、」
「この子が産まれる前に禁煙してね。」
「、、は、、、い、、」
名前は決めてあるんだよ。ひろみ。
男の子でも女の子でもいいように古風でユニセックスな響きがいいじゃない。
僕は君の旦那さんになるみたいだから、君以外とはセックスしないことに挑戦してみるよ。
でもね、僕はバイセクシャルのど変態のクズだから。心の中に彼氏がいるんだ。あくまでも心の中にだよ。
彼は僕にとってもだけど、君にとっても大切な人なんだ。ひろみにだって。だって「ヒロ」の字はひろゆきさんから貰ったんですよ。