▼四畳半さん:
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> 以上です。俺たちにできることは何かないのかな……。テスさんはどう思いますか?
とても難しい問題だと思いますね…。私は両親にすでにカミングアウトしているんです。妹はまだ知りませんが、両親とも私を真摯な態度で受け止めてくれました。
しかし、あるテレビのトーク番組を家族で観ていると、その番組の司会者が独身の俳優さんをなじるときにこう言ったんです。「相手おらんなら、ええ男紹介しよか?」と。明らかに笑いを得るための冗談だということは明白でした。そして案の定、隣にはテレビの中で沸き起こっている笑い声とともに笑っていた父がいました。私の事情は知っているはずなのに、私に気づいたそぶりもみせませんでした。
父は私のようなマイノリティに属する人間ではありませんから、私が受けるわずかな『痛み』さえ分からず、察することは難しいのかもしれません…。
そういったことに直面するたびに私は「僕が神経質になりすぎてるのかな…?」とも考えてしまいますし、反対に「父は表面では僕に気を遣っているだけで心の奥底では障害をもった人間か、変質的な性癖を持った人間だと思っているに違いない」とも考えてしまいます。そんなふうに自分の中でもなにが正しくてなにが間違っているのか整理が付かなくなる場合があります。
そしてなにより、マイノリティに反対姿勢をとり続ける某宗教団体や保守的な立場をとる人たちのくだらない思想や信条を聞いているとそんな彼らが憎くもなります。
私たちができることはパレードに参加する、ということを除いては非常に限定されてくると思います。まずは家族なり友人なりの周囲の理解を得ることが肝心ではないでしょうか?しかし、両親や身の周りの人たちが男尊女卑のように保守的な家庭であればあるほど、理解は困難極まっていくとも思います…。