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デコボコ道 No.2
 翔一  - 10/8/17(火) 9:07 -
 無事に入学式も終えていよいよ○○高校へ通うことになった。俺のクラスは1年3組で、一ヶ月も経つとクラスメイトの大半の人の名前を覚えることができた。俺自信人見知りをする方じゃなかったので、それなりに友達もできた。俺の中学からは俺を除いて他にもこの高校に入学した人がいたが、たしか中学の先生の話からだと、俺を含めても十人にも満たない数だと言っていた記憶がある。そのため俺のクラスには一緒の中学の人はいなかったし、ましてや中学からの友達というのもいなかった。
「なあ、山中、もう入る部活決まった?」
 俺の後ろの席の山本が休憩時間中、俺の肩をたたいてそう言った。クラスはまだ名前順で並んでいて、俺(山中翔一)と山本は窓際の席で前後だった。一番最初に仲良くなったクラスメイトでもある。
 山本がそう言ったのは、ほんの2、3日前にホームルームで部活の説明が先生からあったからだ。前にも言ったけど、この高校は文武両道を誇る高校だから、特別な理由がない限り、生徒は全員なにかしらの部に所属しなければならないのだ。
 その点では俺は悩むことがなかった。もともとこの高校に来たのはサッカーをやるためだったし、俺をそう仕向けてくれた先輩がいるからわざわざ頑張ってこの高校に入ったのだから。
「ああ、決まってるよ。サッカー部」
「なんだもう決まってるのか。サッカー部って、サッカー上手いの?」
 俺はその山本の質問に、思わず苦笑した。
「いや、全然」
「お前度胸あるなあ、何?新たな挑戦ってやつ?」
「まあ、そういうことになるかな。そういうお前はどうなんだよ?」
「え、俺?どーしよーかなー」
「中学のときはなんかやってたの?」
 俺がそういうと、今度は山本の方が照れ笑いに似た苦笑の表情を浮かべた。
「一応バスケやってたんだど・・・・・・ほぼ幽霊部員だったからさ、やってなかったっていてもいいくらい、かも」
 俺は呆れて物も言えなかった。すると山本が言った。
「山中がサッカー行くんなら俺も行こっかな」
「いいんじゃない?一緒にサッカーやろうよ!」
「・・・・・・うん、そうする」
 というかたちで俺と山本の部活はあっさり決まってしまった。五月はこんなかたちで体験入部をして、自分の入りたい部活を見つける期間だった。五月中に入りたい部を見つけ、本入部してしまわないと先生からの指導が入るのだ。俺たちは「じゃあ、明日から部活に参加してみよう」ということで今日のところは帰ったのだった。

 次の日の放課後からサッカー部の練習に加わった。最初は2年生や3年生の先輩の前に立たされて自己紹介をさせられた。ざっと見ただけでも40人くらいはいた。その中で俺は憧れの先輩を探した。遠目でしか見たことがない一つ上の先輩だったが、どれがその人なのかすぐにわかった。それは試合を見に行ったときに直樹が言っていた「超イケメンだろ?」という言葉でこの人だろうと見分けられたのだ。
 たしかにその人は格好良かった。毎日練習をしているようで肌はきれいに焼けていて、二重の目と長いまつげが印象的だった。髪型はナチュラルで、外側に跳ねている感じが絶妙だった。輪郭も整っているし、さすがは幼いころからサッカーをしていただけのことはある、練習着の上からでも骨格が引き締まっているのがよくわかった。
 今日体験入部も兼ねてサッカー部の練習に参加したのは、俺と山本を含め3名、もう一人は1組の人だった。俺らが体験入部したのは五月の中盤あたりで、それよりも以前からサッカー部の練習に参加している1年生がすでに18、9名いた。顧問の先生いわく、今年は例年よりも早いペースで、このままだったら入部希望者が例年を上回る40名近く行くんじゃないかと、満面の笑みでこぼしていた。なぜこんなにも入部希望者が多いのかというと、もちろん、中学から結構名前を知られていた、中村誠二先輩がいるからである。俺のように中村先輩に憧れてこの高校に入学してきた人は少なくないらしいことがこれでよくわかった。
 練習はグラウンドをサッカー部全員で走った後、アップをして、1年生と2、3年生で別々だった。2、3年生は顧問の先生の簡単な指示を受けた後、自主的に練習を始めた。一方の1年生はというと、顧問がつきっきりでサッカーの基本的なことをした。パスの仕方やドリブルの仕方、リフティングの練習など。
 今日入ってきた俺たち3人は練習途中、顧問に呼ばれた。顧問の横には二人の先輩がいて、そのうちの一人が中村先輩だった。俺たちが合流すると、顧問は言った。
「えーっと、じゃあ紹介。こっちが今のキャプテンの3年の岩田健介だ。」顧問が一人の先輩を指して言った。すると岩田健介と紹介された先輩がすっと手を出してきて、俺たちは順に握手した。「よろしく」「よろしくお願いします!」そんなやりとりを交わした。岩田先輩は短いスポーツ刈りの人で、中村先輩同様、肌は褐色に焼けていて健康そのものだった。目が大きくて一見いかつい風貌だけど、口を開くと笑みをこぼしてくれる、いかにも優しげな先輩だった。そして一番特徴的なのが身長だった。180センチを超える高さで体格も立派だった。
「そして、こっちが、次期キャプテン候補の中村誠二だ」
「よろしく」「よろしくお願いします!」
 中村先輩とも握手をしたが、先輩は始終眉間にしわを寄せて口をへの字か真一文字に結んで、どちらかというとぶっきらぼうで怖い印象だった。
 キャプテンの紹介をされた後、顧問の先生は「あとはよろしく」とキャプテン任せにすると、1年生の指導に戻っていった。その後はキャプテンからサッカー部のルールやなんかを教わった。
「うちの高校のサッカー部は監督制といって、主に2年生がお前たちを指導するんだ。誰がどの後輩を指導するかは全部こっちで決めるからお前たちに選ぶ権利はない。で、先輩の言うことは絶対だ。グラウンド100周と言われたら100周!わかったか?」
 俺はそれを聞いてどきっとしたが、3人声をそろえて、「はい!」と返事した。
「基本1対1で指導するが、先ほど先生もおっしゃったとおり、今年の1年は2年の数を上回るかもしれない。その時は3年も指導にあたるし、もしかしたら1人の先輩が2人や3人をみるかもしれない。基本3年は夏休み前で引退するから、もし担当が3年だった1年にはまたそのときに連絡する。わかったか?」
「はい!」
 俺はふと岩田先輩から中村先輩へ視線をうつした。すると中村先輩と目が合ってしまった。相変わらず眉間にしわを寄せているせいで、睨まれているような強い視線だった。中村先輩が突然俺に向かって口を開いた。
「サッカー暦は?」
 俺はその強い視線につい怖気づいてしまった。
「中学3年の後半から・・・・・・ほんの少しです」
 すると先輩は、「そうか」とだけ言って、同じ質問を他の二人にもぶつけた。
 当然山本は「全然です!」と答えたし、もう一人の子も似たり寄ったりの回答だった。1順するとまたこっちに次の質問がきた。
「本入部する気は?」
 俺はその質問には即答できた。サッカー以外興味をそそられるものもないし、絶対部活に入らなければならないのならサッカー部以外ありえなかった。
「あります!」
「入部希望届を今この場で書けって言ったら書ける?」
「はい!」
「そうか」とだけまた言うと、今度は山本に言った。山本も大体同じように答えていた。多分この時点から誰をどの担当にしようかとか決めたいのだろう、入部希望がどれくらいはっきりしたものか確かめたかったのだと思う。
 全員にその質問が終わると、岩田先輩が言った。
「そうか、オッケーわかった。じゃあこれからよろしくな!じゃあ、1年生の練習に戻ってくれ」
 そういうかたちで中村先輩とのファーストコンタクトは終わった。

 次の日から毎日サッカー部の練習に参加した。毎日のようにサッカー部を希望する1年生が入ってきて、顧問の言っていた40名近くって言うのも大袈裟ではないのだと思った。1年生の練習は相変わらずサッカーの基本ばかりで、俺は山本とペアを組んでパスの練習とかをした。そして練習に参加して10日ほど経った、5月の最後の日、部員全員を集めて顧問の先生が言った。
「1年生の皆、今日で仮入部期間が終わるぞ!入部する部は決まったか?もしサッカー部に入部希望なら明日、正式な入部届けを部活前に回収するから必ず記入して持ってくるように」
「はい!」1年生は一斉に返事した。
「俺からは以上だ。キャプテン、副キャプテンからなにかあるか?」
 するとキャプテンが皆の前に出てきた言った。
「明日、入部届けを出した時点で君たちを担当する先輩を発表する。前にも話したと思うが、先生の指導はもちろん、担当になった先輩の指導も絶対だ!言ってる意味がわかるかな?先輩も悪乗りしてこき使ってくるから覚悟しろって意味だぞ」
 すると先輩達のほうからどっと笑いが起きた。それにつられて笑う1年生もいた。それをみたキャプテンが言った。
「いや、笑ってるけどマジだって!俺も1年の頃は先輩にパシリにされたからな!理不尽な事もいっぱい言われたからな!それを肝に銘じて、それも覚悟できてる奴だけ、明日の正式な入部届を待ってるから、よろしく」
 すると先輩の一人が言った。
「せんせーい!それってイジメじゃないんすか?先生が見過ごすんすかあ?」
 すると先生は、「どうなんだ?」と言ってキャプテンを見やった。
「いやいや、先生、これはあくまでも指導の一環ですよ」
「だそうだ。だから俺は知らん」
 といってそっぽを向いてしまった。するとまたどっと笑いが起きた。ユーモアのあるサッカー部、ここでなら頑張れる気がした。今この時は。

引用なし


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Re(1):IIIそれぞれの過去・未来【最終話】
 蒼輔  - 10/8/17(火) 8:58 -
ついに最終回を迎えましたか〜。
初めから読んでいていろんな角度からストーリーが展開してたんで、読みやすかったです。
いつも毎日楽しみに読んでいました。
また何かあればぜひ書いて下さい!

引用なし


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Re(1):Vそれぞれの過去・未来【最終話】
 カズ  - 10/8/17(火) 6:54 -
長いことここのいろいろな体験談見てきましたがこんなに抜けて泣けるストーリー初めてです!

ありがとうございました

引用なし


<DoCoMo/2.0 F01B(c500;TB;W24H16;ser356772022162949;icc8981100020691011167f)@proxy1162.docomo.ne.jp>
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Re(1):IIIそれぞれの過去・未来【最終話】
 けい E-MAIL  - 10/8/17(火) 2:37 -
映画化してほしい位、いい内容でした!!

毎日、更新されるのが楽しみで仕方なかったです!

まだまだ続いて欲しいな★

引用なし


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.0.30618; .NET CLR 3.5.30729)@p2132-ipbfp205yosemiya.okinawa.ocn.ne.jp>
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Re(1):Vそれぞれの過去・未来【最終話】
 和樹  - 10/8/17(火) 1:46 -
鳥肌立ちました。
ここ最近。りーすけさんの、この物語を読むのが日課になってました。

ホントに良かった。

ありがとう。

引用なし


<KDDI-SH3F UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.4.306 (GUI) MMP/2.0@07012300784658_ve.ezweb.ne.jp>
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Re(1):Vそれぞれの過去・未来【最終話】
 ひろ  - 10/8/17(火) 1:43 -
長編お疲れさまでした。
リアルタイムで読ませてもらって先はどうなるんかなって考えて何度もひっくり返されて驚かされた。西寺の死もな…

読者の一人としての感想…
俺は「人の為に…」と考えることが人を動かす原動力になるんだって思えた。人は、人に良くも悪くも影響を与える。強くもなるし、弱くもなる。亘は、周囲の目を気にして弱いとこ見せることもあった。けど、清秀と自分を比べる葛藤をきっかけに強くなる影響を受けた。それを教えてくれた清秀の為に、清秀みたいに最後の放送室に足が向かえたんやな。元々行動力がある清秀らしいところを亘が真似したんかな。考えるのは簡単。でも行動に移せるのは難しいことだと思うわ。俺、そこまで人を好きになったことはないからはできやんなぁ…俺も大切な人できたら亘と比べて葛藤するわ。答え出るんかわからんけど(笑)

上川も自分の性欲を満たすだけでなくなってきた変化を読み取った。他人事ではないんよなぁ。同じ職種として、西寺や清秀みたいに教え子から教わることは沢山ある…校種は違うけど今預かっとる子どもたちを守ってやらなきゃって思ったよ。

変な感想やけど考えさせてくれたこと感謝。ありがとう。

引用なし


<DoCoMo/2.0 P02B(c500;TB;W24H16;ser353155030388677;icc8981100000659879979F)@proxyb137.docomo.ne.jp>
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Re(1):Vそれぞれの過去・未来【最終話】
 りー  - 10/8/17(火) 0:47 -
最後までハラハラしながら
読ませてもらいました!とても良かったです!
上川が犯人ぢゃないって
わかったあとに犯人は
健太ぢゃないかって思ってたら
当たりました!!
 
本当にお疲れ様でした!!

引用なし


<SoftBank/1.0/821SH/SHJ001/SN358029011891527 Browser/NetFront/3.4 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@w21.jp-t.ne.jp>
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Re(1):Vそれぞれの過去・未来【最終話】
   - 10/8/17(火) 0:31 -
お疲れ様です!!

何かこのシリーズを読んでるときは胸が締め付けられるような想いでした。
今は終わっちゃう寂しさが大きいかな…

これからも期待してます☆

ありがとうございました!!!!!!

引用なし


<KDDI-SN3K UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.352 (GUI) MMP/2.0@05004015049923_eh.ezweb.ne.jp>
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Re(1):IIIそれぞれの過去・未来【最終話】
 つかさ  - 10/8/17(火) 0:29 -
リースケさん ご苦労様
俺 めちゃ 感動しました。
涙が出て来ました。
俺もこんな人生を歩んでみたい。
本当に 本当に 有り難うございました。

マジ 感動です。

引用なし


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; .NET CLR 1.1.4322; OfficeLiveConnector.1.3; OfficeLivePatch.0.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)@softbank220045228142.bbtec.net>
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Re(1):Vそれぞれの過去・未来【最終話】
 ユウヤ  - 10/8/17(火) 0:27 -
すごい良かったです


いい恋愛だなって思いました[上][上]

こんな恋愛してみたいです[!!][!!]
また次の話期待しています[ウッシッシ]

引用なし


<DoCoMo/2.0 F01A(c100;TB;W24H17;ser359935012212407;icc8981100010367070084f)@proxybg031.docomo.ne.jp>
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Re(1):Vそれぞれの過去・未来【最終話】
 りょう  - 10/8/17(火) 0:12 -
お疲れ様!ありがとう

毎日楽しく読む事ができたよ!

苛々する場面や泣ける場面などあって久々に読みがいがあったよ

最終的にはいい終わりかたでよかった!

長い期間ありがとう!

引用なし


<SoftBank/1.0/932SH/SHJ003/SN353700020118822 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@w11.jp-k.ne.jp>
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Re(1):Vそれぞれの過去・未来【最終話】
   - 10/8/17(火) 0:06 -
りーすけさん、お疲れ様でした!

いつも続き待ち遠しくて何回も更新チェックしてました。

素敵なお話をありがとうございました!

引用なし


<DoCoMo/2.0 SH906i(c100;TB;W30H20;ser358034017803633;icc8981100000363480361f)@proxy3171.docomo.ne.jp>
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とっても良かったです
 YASU  - 10/8/17(火) 0:04 -
色んな人からの目線で 
表現もとっても上手かったです
とても とても 感動しました。

西寺の井倉友情とか愛情とか親友・・・
1人が居なくなってしまって 悲しかったです・・・ 
亘先生の愛情や温かさ 人を大切にする思い・・・

これからも 2人一緒にいて欲しいです

本当に楽しみ&気になって いつもおりました
ステキな話をありがとうございました 

引用なし


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; GTB0.0; .NET CLR 1.1.4322)@124.195.197.113.dy.bbexcite.jp>
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Vそれぞれの過去・未来【最終話】
 りーすけ  - 10/8/16(月) 23:41 -
あの日行った時の懐かしい匂いがする…


…俺達はすぐに二人でまた暮らした…


…前と同じくらいの古いアパート…


…俺達はすぐにドカタの仕事を始めた!


…二人共体力には自信があったから割と仕事にはすぐ慣れた!


…新潟に住みはじめて少したった頃…


…俺の携帯にメールが届いた…!


清秀「…誰から?」


…………


………………


亘「…山本からだ…」

清秀「…健太!?…懐かしいな…なんだって?」


健太からこんなメールがきた…


《やっと消えてくれてありがとうございます!》


清秀「!?はぁ!?な、なんだよこれ!?」

亘「…あの手紙を出したのは山本だったって事だな…」

清秀「…ふ、ふざけんなよ!あの野郎…!」

亘「…けど俺が変われたのはこいつのおかげでもあるし、こうやって井倉と新潟で二人で暮らせたし…もういいんだよ…な?…さぁメシ食うぞ!」


…俺達はメガサイズの牛丼を食べた…


…前みたいに毎日、井倉を腕枕して寝ている…


…幸せな日々を送っていた


それから俺達にも子供ができた!


…とゆうより…犬を飼った!


…名前はリョウスケ!


…休みの日には俺と井倉とリョウスケで海によく行っている!


…桜の咲く春も…


…日本海の真っ青な海が光る夏も…


…山の紅葉が色づく秋も…


…新潟の雪の量には驚かされる冬も…


…ずっとずっと…


…俺達は…


…一緒だからな!


……沢山色んなとこに行って…


……沢山うまいもの食って…


…そして沢山愛しあって……


…歳をとっても手を繋いで…


…生きていこうな!


それから1年…


…冬……


…今日は西寺の命日…


…今…井倉と犬のリョウスケを連れて西寺のお墓の前にいる


…手を合わせて…


……目を閉じた…


【完】























◆今まで読んでくれていた皆様どうもありがとうございましたm(_ _)m
長くなりすぎて本当にごめんなさい!
読んで何か感じたりしてもらえたら嬉しいですm(_ _)m
迷惑かけてしまった皆様、本当にごめんなさい!

くじけそうな時、感想を頂き本当に励まされました!!


またいつか何か話が浮かんだら書きたいと思います!

本当に本当にありがとうございました!!!!!

引用なし


<KDDI-KC3S UP.Browser/6.2.0.15.1.1 (GUI) MMP/2.0@05001016794374_mj.ezweb.ne.jp>
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Vそれぞれの過去・未来85
 りーすけ  - 10/8/16(月) 22:53 -
俺はすぐに井倉をおもいっきり強く抱き締めた!!


亘「もう…もう…絶対に…離さないからな!!!!」

清秀「…俺も!!俺も!!!」


周りに人が居たが…

…そんな事…


…もう気にしない!!!


…俺たちは見つめ合った…


亘「…井倉…」

清秀「…先生……」


…おもいっきりキスをした!!


…そして二人共大粒の涙を流しながら…


…強く抱き合った!!


周りにいた人達は俺達を見て何か小声で言っている…


…言いたいだけ言えばいいさ…


清秀「…せ、先生……い…痛い…」

亘「!!あっ…わ、ワリィ…!」

清秀「あはははは!相変わらず馬鹿力ッスね…」

亘「…ぷははははは!」


俺は井倉の頭をおもいっきり撫でた!


清秀「…先生…」

亘「…その…先生ってゆうの…もうやめにしろよ?」

清秀「……先生は…俺の先生だから……いいんだよ…」

亘「……ははは…そうか…」

清秀「…新潟…本当に…いいの…?」

亘「…当たり前だろ?…言ってただろ?いつか…一緒に暮らすって…」

清秀「……ありがとう……」


そして手を繋いで…


…新幹線が来るのをホームで待った…


亘「…結婚…」

清秀「……え!?」

亘「……日本じゃできないけど…」

清秀「…うん…」

亘「…結婚…しよう!!」

清秀「!!どうやって!?」

亘「…俺達のあいだだけ…結婚…しよう!」

清秀「…あははは!…喜んで!」

亘「…一生…愛するからな!!」

清秀「はい…」


井倉…顔真っ赤…


…多分俺も…真っ赤だったと思う…


…しばらくすると…


…新幹線がやってきて…


二人で乗る…


清秀「先生…なんで俺が新潟行くってわかったんスか?」

亘「…さっきな…西寺のお墓に行ったんだ……そしたら新潟の事思い出して…」

井倉「…新幹線なんて上野だけじゃないスよね?」

亘「…俺も正直驚いた……西寺に願ったのがきいたのかもな…それと…運命?」

清秀「…あはは!そっか…」


…そして俺達は手を繋いで新幹線の中で寝て…


…新潟についた…!

引用なし


<KDDI-KC3S UP.Browser/6.2.0.15.1.1 (GUI) MMP/2.0@05001016794374_mj.ezweb.ne.jp>
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Vそれぞれの過去・未来84
 りーすけ  - 10/8/16(月) 22:19 -
俺は…西寺のお墓に手を合わせ…


…願った……


……井倉に…


…逢わせて下さい………と…


…井倉……


……どこだよ………


……………


…………


…遠くに……?


……もしかして……


……まさか……!?


…俺は……上野駅に急いで向かった!!!


…あいつ……


……あいつ………


…もしかして新潟に……!?


…上野駅に着き…


…新潟行きの新幹線乗り場のホームへ行った!!


……ホームには数人の人がいるだけで………


……あいつの姿は…


…ない………


……やっぱり…


…違うか………


……本気で新潟なんて…いくはずないよな……


…俺は…トイレに行きたくなり…


…ホームのトイレへ…入った………


……トイレの入り口で…


…誰かと肩がおもいっきりぶつかった!!


亘「…痛っ…あ…すいま……せ……」

男「痛ってぇ…気を付けろ…よ………な……」


…………


……………


……う、嘘だろ…!?


……肩がぶつかった相手は………


…井倉だった!!


亘「い、い、井倉ぁ!!!」

清秀「な、な、なんでここに居んの!?」

亘「…いっ…く…らっ……あ…あ…あぁぁぁ…会いた…かった…」


俺はその場でおもいっきり泣いてしまった…


清秀「せ、先生…なんで!?」

亘「…もう…もう…先生じゃ…ない…」

清秀「え!!?」

亘「…今…辞めて…きた…」

清秀「はぁ!!?なんで!?」

亘「…俺が…自分で…決めたんだ……辞めたいから…辞めた……それだけだ…」

清秀「そ、それだけって……」

亘「…井倉……お前の事が……」

清秀「ちょ…ちょっと…待って……先生…トイレ…行けば?」

亘「……ぷ…はははははははは!!!……じゃあ…行ってくる…どこも…行くなよ?」


俺はトイレで用を済ましてホームへ行った…


…井倉は壁に寄りかかって待っていた…


亘「…井倉…」

清秀「……ん…?」

亘「…俺は……お前が……世界一好きだ!!!!俺と…付き合って…欲しい……俺も…一緒に…新潟に連れてって欲しい……」

清秀「……先生………本当に…いいんですか…?」

亘「…お前じゃないと…ダメだ……」

清秀「…俺も…ずっと…ずっと…先生が…忘れられなかった!!……俺も……好きです…」

引用なし


<KDDI-KC3S UP.Browser/6.2.0.15.1.1 (GUI) MMP/2.0@05001016794374_mj.ezweb.ne.jp>
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Re(1):Vそれぞれの過去・未来83
 ゆー  - 10/8/16(月) 22:05 -
続きお願いします!

引用なし


<KDDI-SH3B UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.349 (GUI) MMP/2.0@07012340236317_vj.ezweb.ne.jp>
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Vそれぞれの過去・未来83
 りーすけ  - 10/8/16(月) 21:46 -
教師達や生徒達が俺に何か言ってるが…あまりに周りが騒がしくて何を言ってるのかわからない…


…ただ…


…何人かの生徒が…


…先生かっこよかった…


…とか…


…感動しました


…とか言っているのが聞こえて…


…嬉しかった……


…人気のない階段で……


…上川と鉢合わせになる!


上川「…亘……」

亘「上川…」

上川「…かっこよかったぜ……マジで!」

亘「…サンキュー……けど…お前のしたことは…許さねぇからな…」

上川「…あはははは!!……言っとくけど…俺は何もやってねぇからな…」

亘「…!!?…じゃ、じゃあ誰が…」

上川「…さあな……」
亘「…まぁいい…俺はこれからすぐに行かなきゃいけない場所があるから…じゃあな!!」


…俺はそのまま急いで荷物を持って学校を出て…


…井倉のアパートへ走った!!


…早く会いたい…!!


……早く会って…


…井倉を強く抱き締めたい!!!


…アパートに着きドアをおもいっきり開けた!!


…………え……


……………


………


……荷物…が…


…何も……ない…


…うそ……


……だろ……?


…な、なんで……


…ど、どこ行ったんだよ!!?


…すると隣の部屋の人が部屋から出てきた…


亘「あ、あの!すいません…ここの部屋の人は…?」

隣人「あ〜…さっき荷物持って俺に挨拶しに来ましたよ?先週あたりから少しずつ荷物を外に運んだりしてましたよ〜なんか遠くに引っ越す様な事言ってたかな〜…」

亘「…あ、ありがとうございました!!!」


…ど、どこに行ったんだよ…!!


…俺はスーツに両手に荷物を持って走った!!


…もうこんな教材なんて…


…いらねぇ…!!!


…ゴミ箱に学校から持ってきた教材等を捨てた!!


そしてまた走り出す!!


…も、もしかして………


…俺は……


……西寺のお墓へ行った……


亘「ハァハァハァ…!井倉ぁああ!?…ハァハァハァ…」


…いない………


……………


………!!?


…あれ!?


……線香が……


…ついてる!!?


……さっきまでここに誰かいたんだ…!!


…絶対…


…井倉だ……!!


…なぁ西寺………


…あいつはどこへ行ったんだよ…?

引用なし


<KDDI-KC3S UP.Browser/6.2.0.15.1.1 (GUI) MMP/2.0@05001016794374_mj.ezweb.ne.jp>
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Re(1):デコボコ道
 RAI  - 10/8/16(月) 21:24 -
さっそく、嫌がらせですね(笑)なりすましはやめて下さい。

引用なし


<KDDI-CA3F UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.4.306 (GUI) MMP/2.0@05001010232841_aa.ezweb.ne.jp>
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デコボコ道
 翔一  - 10/8/16(月) 21:10 -
面倒なんでもう書き込みやめます。

引用なし


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; GTB6.5; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30618; .NET4.0C)@p1110-ipbf803aobadori.miyagi.ocn.ne.jp>
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