Page 2323 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼中学校での体験 No.2(前編) ken 05/12/26(月) 11:19 ┗Re(1):中学校での体験 No.2(前編) ひろし 05/12/26(月) 15:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 中学校での体験 No.2(前編) ■名前 : ken ■日付 : 05/12/26(月) 11:19 -------------------------------------------------------------------------
| 皆さん有難う。スッゲー嬉しいこと書いてくれますねぇー メールは考えときますねぇ。期待に添えないかもしれないけどゴメンなさい。 改行きちんとして見やすくしますね。 ではでは、続きをどうぞ 柔道の時間も七時間目を迎えた。今日は特別な日だった。 今日は時間割変更があり、いつもは五時間目に柔道の体育があるのを、六時間目にまわされた。その原因は1〜3年全ての担任教師が他の中学校に散り散りに行って授業の進行状況等を話し合うためだと聞いている。 だから六時間目が終わって「終わりの会」みたいなのも無く、俺たちは六時間目が体育だから教室に一度帰る事もせずに、一番乗りで下校できるわけだ。その準備も全員が怠らず、体育の授業が始まる前に、上履きを下足になおし、下履きを手に持って裸足で第二体育館に向かう。手には登下校に使用する鞄を持って体育の授業が終わるとそのまま裏門を通って帰る準備万端だった。 皆は鞄を体育館の隅に置き、柔道の時間、七時間目ともあって着慣れた手つきで柔道着を素早く着た。日に日に最高気温も低下し、皆震えながら、白い息を吐きながら着替えを済ませた。 皆が着替えると同時に授業始まりのチャイムが鳴る。 と同時に教官室から先生が現れた。 柔道の授業は寝技の試合へと入っていた。一年生のときにも寝技を習っており、総合すると十数回柔道の授業をしている事になる。それを考慮して二年では柔道の寝技の試合をすることになったのだ。柔道の試合は、試合者二人、主審一人、副審一人、タイムキーパー一人の計五人で行われる。その五人を一グループとし、合計六グループが、畳二畳分ほどをリングとし、一斉に試合をするのだ。 試合は柔道の授業一時間につき、全員が三試合する。 全員が三試合を終えたグループはそのグループ同士で礼をし、帰っていいのだ。 俺のグループでも試合が始まった。俺は柔道は強い方だと思う。実際にあいつには絶対に勝てるという相手が半数以上いるのだ。これは客観的に見ていて公平な判断で見ているから信頼できるはず。だけど、俺の成績は今日は三試合とも負け、つまり全敗だった。その前の週の試合はと言うと一勝二敗、その前の週の試合は二勝一敗とお世辞にも好成績とは言えない。その敗北の理由は・・・俺のくじ運の悪さにある!よりによって俺が強いと認めるヤツばかりと試合をしているのだ。俺がとった三勝は、俺が勝てると思ったヤツからもぎ取っており、俺の判断はしっかりしていた。 今日の授業も終わり、グループ内で礼をした後、友達はさっそうと帰って行った。俺は授業が済んだにもかかわらずその場に腰を下ろしてずっと考え込んでいた。何故勝てないのか。ドコが悪かったのか。あそこでああしていればと頭の中で必死にイメージトレーニングまでしていた。いつの間にか目を閉じていて他人から見れば瞑想しているように映ったと思う。 そして急に耳鳴りが聞こえた。今まで必死に考え込んでいたから周りの音なんて全く入ってこなかったのだが、急に透き通るように耳鳴りが聞こえた。この耳鳴りは全く音が立たない時になる、静けさを表わす耳鳴りだった。こんな感じは前にも体験したことがあり、知っていた。 それを聞いて俺はぱっと顔を上げた。そして周りを見回すと、他の生徒は皆帰っていたのだ。俺のグループは結構後の方で終わったのでそれも当然と言えば当然かと納得していた。 が、俺は急に恥ずかしくなってしまった。そして、すぐに帰ろうと頭で考えた時、声が聞こえた。「何か分かったか?」俺はビクッとして正面に目をやると、三メートル先に先生があぐらをかいてこっちを見ていた。その顔は意地悪そうに笑っていた。かっこよく言えば、いつも余裕がある顔をしていた。 俺はその言葉でもっと恥ずかしくなった。俺は元々表情はあまり出さないのだが、恥ずかしくなると顔が真っ赤になる事を知っていた。その時もたぶん赤面していたと思う。俺は下を向いて小さくなった。 恥ずかしくなった理由は二つ。 一つ目は「真剣に考え込んでいた」事。俺は皆が柔道は嫌だと言っているさなか、結構柔道を気に入っていた。他の体育の授業(サッカーや野球)はいつでも友達とできるからそんなに楽しいと感じた事はなかった。一方柔道は個人ではあまりしないだろう。俺は見新しいことや普段体験できない事に楽しみを感じるちょっと変わったタイプだった。だから柔道はいつもワクワクしていた。その結果、真剣に考え込んでどうしたら勝てるだろうと考え込んでしまったのだ。いつもならこんな事など考えない。部活のバスケ部でもこんな事を考える事なんてしなかった。 二つ目は「良い子ぶっていると周りに思われた」事。俺が考え込んでいる間にも皆は帰って行くわけだから当然俺の姿も見ていると思う。そして「アイツ何良い子ぶってんの?」と思われたに違いない。それは先生も例外ではなかった。俺には先生の余裕の顔が「良い子ぶっちゃって馬鹿じゃないの。」と言っているように思えてならなかったのだ。そう考えるだけで顔から火が出そうで頭がどうにかしそうだった。 先生の質問に答えずにいると、もう一度先生が繰り返した。今度は少々強い口調で。 「何か分かったのか?」 俺はその問いにもしばらく答えずにいるのだった。 あまりにも恥ずかしくて額から汗がにじみ出て、運動もしていないのに息が上がって身体中汗びっしょりになっていた。 その理由は恥ずかしいもあるけど、先生と俺の二人だけというありえない状況で緊張していたのもあったと思う。 俺は何を考えたのか下半身の方がムズムズとうずいていた。 |
| おぉ〜なんか凄い話になってきてますねー。 自分も似たようなところがありますよ。読んでて共感しましたよ! 続きあるのなら是非読みたいんで、是非書いて下さいね☆ めっちゃ興奮しましたから!ではよろしくお願いします! |