Page 2312 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼the 読書クラブ2. ハレルヤ 05/12/23(金) 14:38 ┣Re(1):the 読書クラブ2. 品 05/12/23(金) 15:58 ┣Re(1):the 読書クラブ2. けん 05/12/23(金) 17:03 ┗the 読書クラブ3 ハレルヤ 05/12/23(金) 20:16 ┣Re(1):the 読書クラブ3 hito 05/12/23(金) 21:43 ┃ ┗Re(2):the 読書クラブ3 犬 05/12/23(金) 23:01 ┗the 読書クラブ4 ハレルヤ 05/12/24(土) 1:47 ┣Re(1):the 読書クラブ4 犬 05/12/24(土) 9:49 ┣Re(1):the 読書クラブ4 hito 05/12/24(土) 10:46 ┣☆☆☆☆☆ アメリ 05/12/24(土) 17:53 ┣まぢ最高♪ あ⊃ 05/12/25(日) 8:10 ┣Re(1):the 読書クラブ4 ハレルヤ 05/12/25(日) 12:59 ┗the 読書クラブ5 ハレルヤ 05/12/25(日) 13:08 ┣Re(1):the 読書クラブ5 hito 05/12/25(日) 17:50 ┃ ┗Re(2):the 読書クラブ5 ハレルヤ 05/12/25(日) 18:39 ┃ ┗☆☆☆☆☆ アメリ【再】 05/12/25(日) 22:50 ┣Re(1):the 読書クラブ5 かん 05/12/27(火) 3:59 ┗the 読書クラブ6 ハレルヤ 05/12/27(火) 19:16 ┣Re(1):the 読書クラブ6 あきひろ 05/12/28(水) 3:00 ┃ ┗Re(2):the 読書クラブ6 犬 05/12/28(水) 9:32 ┗the 読書クラブ7 ハレルヤ 05/12/28(水) 12:23 ┗Re(1):the 読書クラブ7 てっぺぃ 05/12/28(水) 13:10 ┗Re(2):the 読書クラブ7 犬 05/12/29(木) 0:38 ─────────────────────────────────────── ■題名 : the 読書クラブ2. ■名前 : ハレルヤ ■日付 : 05/12/23(金) 14:38 -------------------------------------------------------------------------
| Tはそれからも汚くて狭い部室で本を読んでいた。 俺はバイト続きだったし、読書クラブ?は?って感じで、Tに出席簿に○を付けて貰っていた。 初めて、Tと喋ってから、少しずつTと話すようになってきたけど、やっぱり群がる女子の中心にいるTの背中に向かって悪態を放っていた。 (い〜ね〜 今日も女の子に囲まれちゃって。 ・・読書クラブなのに。) 俺は相変わらず、頭に入らない教科書を眺めていると、 「頑張るね〜」 突然、教科書が宙に浮いた。 「あ、ちょっと。」 Tがニヤニヤしながら俺が眺めてただけの教科書を摘み上げていた。 「前から思ってたんだけど、お前休み時間まで勉強なんかして疲れないの?」 「別に」 俺のそっけない返事にTは、へ〜と言いながら頬ひじついて俺を間近で見てきた。 「何!?」 にやけた顔に俺はムっとした。目を細めて口端を吊り上げるこの笑い方は前から気に喰わなかった。何か下に見られているみたいで。 「イヤ、何か必死って感じ?」 「お前、すげームカつく...読書クラブのくせに!」 俺はTを睨み教科書を奪い返えすと、つい思ってる事を言ってしまった。 「それは言うなよ(笑)・・ってお前もだろ?」 「俺は勝手にそうなってたけど、お前は自分から入ったんだろ?」 「ハハ、まーそうなんだけ。なあ、お前今日来てよ。俺一人でアソコにいるの結構辛いし暇だし。」 「は?」 イヤだと言うより先にTは席に戻ってまた女子と喋っていた。 放課後、俺は帰ろうとすると、Tに掴まってしまった。その日は俺も暇だったから嫌々部活?に出る事にした。 向かった先は静まり返った図書室で、数人が散らばって勉強やら読書やらしていた。シーンとした空気に俺は少し緊張しながらTの後をついていくと、Tが本を一冊手にして読み始める。元々用のない俺は適当な本を手に取ってTに小声で訊ねた。 「なあ、お前部室じゃなくてここで読めばいいんじゃない?」 「ん〜。ま〜そうなんだけどね。決まった?」 俺が本を持っているのを見たTは、スタスタと歩き出し、おれも仕方なくついていく。振り回されてる気がした俺はTの後ろで不機嫌になった。 図書室から少し離れ角を曲がった隅っこの部室に入ると、やっぱりそこは、埃臭くて汚い、薄暗い部屋だった。Tは鞄を机に置いて椅子に座ると俺もTの横に少し離れて座った 「で、何でワザワザこんな所で読むの?」 俺はちょっと苛ついた声でTに聞いた。 「ここいると、やっと一人になれたって感じで落ち着くんだよね〜」 「ハッ、あんだけ女子に囲まれたらな〜。っつうかそれ嫌味?自慢?」 俺は喋りながら更にイラっとするがTは、眉間に皺をよせて鬱陶しそうに首を縮めた。 「学校だけで息詰まりそうなのに、あいつ等放課後までついてこようとするから」 俺にはやっぱりモテる男の嫌味にしかきこえなかった。 「・・お前そうやってみんなにいい顔してるからだろ?そう言うの良くないよ。イヤなら相手にしなきゃいいじゃん。」 「うん 分かってんだけどね・・ 」 Tは少し驚いてた顔をしたけど、いつものように目尻をさげ口角をニッと上げた。 (ま、そんだけ格好良かったら嫌でも女がほっとかないけど、俺には通じないぜ・・) 内心その男っぷりに俺も納得してたけど、ムカつくから俺はいつもTの背中に向かって言っていた悪態を口に言い出していった。 「大体お前って・・」女関係だらしないだのやりチンだの、やりすぎて病気貰ってしまえだの。髪型に気合入れてても、似合ってないだの、お前は男子からは不評だの、俺は溜まっていたウップンを晴らしたが、自分のヒガミと言える悪態をTは笑っていた 「ひでー 俺そこまで言われたの初めてw で、後、直す事は?」 ハアハアと軽く息する俺に対して他には?と聞いてきた 俺なら立ち直れない毒舌を、Tは涼しい顔をする、(所詮、モテる男の自信て奴か?)呆れながら 「自信過剰〜な所。俺お前嫌い」 そう言って俺は部室を後にした。さすがに言い過ぎたかな〜って気になったけど、Tの事だし、次の日はまた女囲んでんだろ〜と思っていた。 案の上、Tの周りには朝からテンションの高い女共の甲高い笑い声が、教室中に響いていた。俺は、変わりない光景に少しホっとした。 席に着いて教科書広げてTの背中を見る。もうコレが日課になっていた。 「ぎゃはははー」「うそ〜ありえね〜!!」 女子の下品は笑い声と、大げさなリアクションは、少し離れた俺にも不快だった。昨日のTの言っていた事が分かる気がした。同時に、言い過ぎてしまった事に胸が痛んだ。 俺は、言いすぎた事を謝ろうかと、思い放課後、部室に向かった。 ・・・続く |
| おもしろくなってきましたね♪でも、なるべく同じツリーに書きましょう。他の人に叩かれますよ?(笑) |
| 続きかなり気になりますぅ〜 |
| ツリー表示のやり方分かってなくて別になっちゃいました、マジごめんなさい。初心者なもんで(泣 感想くれた方々、ありがとうございます。 気を取り直して続き書きます。 俺は部室の前で、音を立てないように少し扉を開けて中を覗いた。 Tの姿を見つけると、緊張して手に汗が滲む。呼吸を整え扉を開けるとTは、 机に足を乗っけて、でかい目を丸くしていた。俺は引き戸の取っ手に、手をかけたままお互いが顔を見合って固まった。 (ウワ、気まず・・)いざ謝ろうかと思うと不器用な俺は部室の淀んだ空気と、沈黙で出かかった言葉を飲み込んでしまった。 その空気を取り繕ったのはTだった。 「・・今日バイトじゃなかった?」 「あ・・サボった。」 「んで、ここに来たんの?w」 ハハっと笑ったTの笑い声に場の空気が和んだ気がした。俺も、肩の力が抜けてTの隣に座ると、何度も座り直しソワソワしながら昨日の事を謝った。すると「お前が謝るとは思わなかった。」と、意外そうに、また目元を緩めて口端を吊り上げながら笑った。その笑顔に俺も調子を取り戻すことが出来きてしばらくTと喋っていた。 日が暮れて、部室に影を落としても俺とTはくだらない話で盛り上がっていた。 男前の顔をクシャクシャに崩しながら笑うTの横顔を見て、嫌いな奴だと思ってたのに気付いたら俺も笑っていた。汚くてホコリっぽい部屋の中で、俺とTの笑い声が響いた。 ・・あ。何か楽しいかも・・俺はTの横顔を見ながらぼんやり思う。 (あ、そっか。みんなもそうなんだ。)俺はTの周りに人が集まるのが何となく分かる気がした。Tの雰囲気は一緒にいると心地がいいと言うか、・・何か良かった。 話も一段落を終えて、二人とも沈黙になる。気まずいとかじゃない別の空気が流れた その沈黙をTはゆっくり破った。 「俺、Hといるのが一番楽かも」 「・・え?」 「ん〜なんつうか、人にいい顔ばっかしてても、たまに虚しくてさ。つまんない話聞かされてしんどかったんだけど、、」 「うん、」 「お前にダメだしされて考え直した。・・あんなハッキリ言われて結構へ込んだけど。」 「・・、それは、俺もムキになってたから、、ゴメン」俺は勢いに任せて言ってしまった事をTに申し分けなく思って謝った。 「い〜よ。お前に言われて気付いた事の方が大きかったんだし、感謝してるよ。」 「やめろよ。キモイ」 Tの言葉に俺は胸が痛んだ。俺が言った悪口に感謝なんかされると俺は急に胸が熱くなったから憎まれ口をたたいてやった。 Tも「だな、キモイなw」と笑っていた。 帰りも、俺とTは一緒に帰った。高校入って初めて誰かと一緒に帰ったけど、Tの隣で喋るのは楽しかったし、やっぱり意心地が良かった。 別れ際に俺は少し物足りなさを感じてると、Tがいつもの特徴ある笑い方でイタズラぽく 「じゃっまた明日、読書クラブで」とポーズをしながら言った。 「読書クラブゆーなw」その仕草に思わず俺も吹きだした。 名残惜しそうなTが家へと歩き出した。俺はその後ろ姿を見えなくなるまで見送っていたTの背中を見る自分の目は確実に変わっていくのを感じながら。 |
| ▼ハレルヤさん: おもしろい話ですね!!続き気になります!!続きが知りたいです!!! お願いしま〜す!!! |
| 続きめちゃめちゃ気になります!! 続きお願いいたします! |
| 読んでくれた方、感想くれた方、本当ありがとうです! 書き出したら色んな事がありすぎて、少し長くなりますが、出来れば書き終えたいんでお付き合いください。 俺はバイトがない日は、クラブ活動?にも励むようになり、Tと一緒に部室を賑わせていた。俺の部活動と言うと、もっぱら授業の復習がメインで、読書なんて3ページ読んだだけでポイって感じだったから、俺の横で黙々と本を読むTが信じらんなかった。 Tは小説をよく読んでたけど、たまに哲学や、心理学みたいな難しい本も読んでいた。Tの真似して読んでみたけど、俺にとってそれは最高の子守唄でやっぱりポイっとする俺をTは笑っていた。 「何で、本好きなの?」 俺は前々から疑問に思っていた事を聞いた。 「ん〜、言葉の引き出し増やすため?(笑」 「何だそれ?」 変なやつ。その場はそう流したけど、俺は内心焦っていた。顔も良いし、背も高いし、性格も悔しいけどいい奴だ、その上、トークまで上手くなられたらお前・・・。 「やっぱ、お前嫌い」 「え?」 俺は変わらず、Tに対して毒舌だったしTの周りにも相変わらず女子がいた。だけどこのクラブを通して俺達の距離は急速に縮まりクラスでも行動するようになっていた。 休み時間、いつも後ろで悪態を突いていたTの背中はいつしか俺の隣にいた、それを取り囲む女子達。気付いたら俺の周りにも人が集まっていた。 もともと、グループで騒ぐのが苦手だったけど、やっぱりTが醸し出す雰囲気は心地良くて楽しかった。 女子はウザかったけど、Tとこうして過ごす時間は好きだと思った。気に喰わなかったあの口端つりあげて笑う笑顔も、俺は好きだと思った。 読書効果があってか、Tの磨きかかったトークに俺も女子も大笑いだったけど、近づいたTの顔に内心俺は違う意味で焦った。 ・・ちょっと 、マジ勘弁して・・ 俺はTに惹かれていた。 |
| すごく読みやすいです!続き楽しみにしてます |
| ▼ハレルヤさん: 本当に読みやすくて面白い話ですね!!続きが気になります!! 早く続きお願いしま〜す!!! |
| 読みやすく、人を惹きつける文章に傑作の予感がします。何があっても最後まで書いて下さい。期待してます! |
| すごく読みやすくて文章の作り方もうまくて好きです☆とても続きがきになります♪オレも本とかすぐ飽きちゃうけどこんな作り方の本なら毎日でも読むのになぁぁ笑!!だから早く続きかいてください♪ワクワクすんだけど(o^ー^o) |
| 温かいコメント書いて下さった方、本当嬉しいです。ありがとうございます。 頑張って、俺も出来る限り最後まで書きたいと思ってます。 でもこの調子で書いて行くと、最後まで相当長い話なんです(泣 気長にお付き合いして下い。 |
| 俺とT、それを囲む女子。嫌いだったこいつ等の輪の中にいるようになって、俺も人と少しづつ打ち解けられるようになっていた。 嫌いだった奴の意外な一面を知ると親近感も沸いて、何だ、意外とイイ奴等じゃん。なんて好感も持てたりした。 ・・・そう、Tもそれと同じだろ? 俺は引っ掛かる気持ちを飲み込んで、自分に言い聞かせていた。 ・・俺はTの事が好き・・・・? ・・うん、友達の好き この頃からTの周りに集まる人の輪が少しずつ、でも確実に広くなっていた。 購買へ昼飯を買いに行くと、誰?って女と親しげに喋るT。 廊下で違うクラスの男子に肩を叩かれ喋りこむT。 俺は横で密かに電波を張りながら聞き耳を立てる。そしてTの顔につい目がいく。 (お前こんなつまんね〜話に何で笑えんの? 何が、そんなに楽しいの・・?) 俺の目には、来る奴みんなTと喋って舞い上がってるように映った。それでもTは前と変わらず例の笑顔で愛想を振り撒くし、むしろ生き生きしているようにも見えた。 (こいつ、懲りてね〜な) 俺は腹が立った。 人にいい顔し過ぎて疲れる。そう言ってなかったっけ? 放課後、Tが遅れて部室にやってきた。 「遅かったね、、、(怒 」 大体、察しはついてた俺は、Tの顔も見ずに自分でも驚くほど低い声で聞いていた。 「ああ、Rにつかまっちゃってさ〜」 誰だよ、、、怒 開いてた教科書に、皺が寄った。 イラつく俺と、機嫌のいいT。 Tは俺の横に座ると、読みかけの小説を手に取りページをめくり始めた。 ・・ちょっと待てよ。俺とは喋んないわけ? 俺は、自分でも分からない程イラ付いていて吐き出すように、小さく震えたため息をついた。 「どうした?今日元気ないな」 「えっ?」 Tが横目で俺を見ていた。自分にしか聞こえないほどのため息に気付かれたのかと思って俺は慌てた。 「別に、いつも俺こんなん感じだけど」 「ん〜、そっか、・・何となくそう思ったんだけど」 Tは俺の顔を確認してから本に視線を移した。俺の小さな変化にTは気付いてた。そう思うと俺は自然に顔がほころんでいた。 帰り道、他愛もない話をしながら、俺は胸に溜め込んでいた事をさり気無く話題に振ってみた 「そ〜いや、お前最近楽しそうじゃない?」 「そうか?」 眉をあげて、そう?って顔するTを見たら俺もあんまり突っ込む気になれなかったけど。 「あ〜。でも楽しいかも」 「どっちだよ。」 「いや、お前といるようになってから楽しくなってきた。」 ・・・・えっ? Tの言葉に俺は心臓が宙に浮いた。 「前は、人付き合い面倒くさかったんだけど、お前いてくれると、助かるんだよ」 「な、なんで?」 俺はの体は密かに強張り、走り出す心臓にロレツが回らなくなりそうになりながらTの言葉に期待する。 「お前、毒舌だから喋ってると、ウケんだよね〜。」 ・・・あ、そういう事、、、。がくっと力が抜ける。 期待させてんじゃね〜よ・・・怒。 「・・・お前にだったらいくらでも毒吐いてやるれわ。」 ズボンに手を突っ込みながらケッとしてる俺にTがブっと吹出して笑った。 「や〜っぱ 好きだわ お前のそーゆー所」 ・・そんな事言うなよ、 だって、俺、お前の事、好きなんだよ・・・。 |
| ▼ハレルヤさん: 続きがとても気になります!!! 失礼かと思いますがこの話実話ですか?? |
| はい、実話です。 ここまでの書いた話の段階は、実際は、もっと色んな事がありました。そのまま書くと、ダラダラしちゃうんで、結果だけ書いてます。 |
| ハレルヤさんは才能あるから大河ドラマ級の長編投稿でも皆読むよ。書き急がないでぜひ残る作品にしてください。 |
| 早く続きみたいです☆ 頑張ってください☆ |
| エロの掲示板に、場違いな俺の青臭い話を読んでくださる方、応援してくださる方、嬉しい書き込みをして下さる方々、ありがとうです。(感激 Tが好き。 その事実を必死に否定していた俺はしんどかった。 でも、好きだって認めた途端、もっとしんどかった。 T=男=ゲイ=無理。 頭ん中ではじき出された公式に俺は頭を抱えていた。 何度考えても、Tは男、俺も男。 でも、自分がゲイなんてありえないと思った。部屋にはエロ本あるし、女の体見りゃ普通にムラムラするし。タイプの子がいれば、気になったし。 ・・・でも体操着に着替える時の、Tが制服を脱ぐ、一時の瞬間が男っぽくってスゲー色っぽかった。 ボタンを外すに連れて徐々に現われるTの浮き出た鎖骨から、胸、割れた腹筋。妙な気分になった。心臓が早まる俺と、シャツを潔く脱いだTの体に・・眩暈がした。 ・・・スッゲ、エロ ・・・ ゲイじゃない、否定してた気持ちと裏腹に俺の股間はTに反応していた。 日増しに高まるTへの気持ち。何するにも手付かずで、ぼ〜っとしたり、急に苛だったり。 授業なんて、喋る先生の話はもうお経だった、理解できない言葉が右から左へ。いつも開いていた教科書には落書き。 、、、成績はがた落ちだった。 俺には、これと言った取り柄がないのに負けず嫌いだった。運動もダメだし、頑張れるもんとしたら勉強位だったから、返されたテストの悲惨な点数に立ちくらみがした。 ワイワイ点数を見せ合うグループの中で、そんな声も聞こえない程、顔面蒼白だった俺は、「Tのは?」という女子の声にピクっと反応した。 「ま〜ま〜出来た。」余裕こいたTの隣で俺は絶句。要領が良いTは、平均点ソコソコ、国語、倫理に関しては、ずば抜けていた。 (読書効果?!!) 「Hは??」 ヒラリと取り上げられた俺のテスト用紙を見た一同は同時に凍りついた、、、、、、、あの空気は一生忘れない・・。 唯一、Tに勝っていたものまで俺は、落ち込むなんて表現できない程に落とされた。 それを追うようにして、Tには彼女が出来た。 立て続けにのしかかった3重苦にもがく俺にできたものはと言えば、ニキビ位で・・。 ・・何てぶっこけない、、、、部室でTの口から聞いた瞬間、意識が遠のいた。目の前が暗む。顔面から血の気がひいて、耳の奥がキーンとした、岩のように重くなった体が地面に吸い付かれそうなのを、ただ耐えていた。 Tが何か言ってたけど、耳の穴に膜が張られたみたいで、その声は、遠かった。 何て言って帰ったのか、どうやって帰ったのか、頭の中は真っ白で覚えてない。 自分の部屋に着いた瞬間、俺はむせび泣いていた。ショックと悲しみがただ痛くて、痛くて、塊が込み上げても、喉で引っ掛かる。声にならなかった。 こんなに好きなんて思ってもみなかった。俺はゲイだのじゃないだのウジウジしていた自分に激しく後悔した。 次の日、教室でTが心配そうに聞いてきた。 「お前大丈夫か??昨日、顔色やばかったけど。 どうしたんだよ?」 俺は返答に詰まった。いつもの調子なら多分俺は、「お前なんかに彼女出来て俺だけ出来ないのがショックで気分悪くなった、」と。 でも、昨日の尋常じゃないほど青ざめた俺にTは薄々気付いてる気がした。 二人を見届けようとか、身を引いて友達でいようとか、散々悩んだ結果。 「別に、お前に彼女が出来てショックだっただけだよ。」 「・・・何、どういう意味の?」 「。。。分かるだろ?」 二人を見届ける、身を引いて友達でいる・・・ 俺の出した答えは、どっちも嫌。 冗談で流そうとするTを俺は無言でじっと見つめていた。追い込まれた俺にはもう後戻りできなかった。 |
| やばい、この話面白すぎる。思わず釘付けになってしまいます。 ハレルヤさんがんばってください。応援してます☆ |
| 続き待ってました!続きお願いします! |
| キリが悪いのでここまで同じツリーにしました。 次回から、新しく建てますので、良かったら読んで下さい。いつも、読んでくれてありがとうです!! 「ナニそれ。俺の事好きみたいじゃん、(笑」 「・・・・・・・・・・・。」 「おい・・・」 「・・・・・・・・・・。」 「何黙ってんの???(笑」 「・・・・・・・・・・。」 俺にとっての精一杯な告白を、冗談にとって流そうとするTに、顔が引きつった、でも俺は黙って、泣きはらして真っ赤に腫れ上がった目でTを睨んでいた。 Tが次第にてんぱり始めた。 「えっ・・・・ ちょっと、え? ナニ?え?ちょ、マジ???」 「・・・マジ。」 不貞腐れたように俺は枯れた声でボソっと言い放った。 Tの眉間に皺が寄り、驚いたような、戸惑ったような顔で、目が泳ぎだした。 Tもさすがに言葉が出てこない。そんな感じだった。 (・・・もう、限界) その顔見た俺はやるせなくて教室から飛び出した。 (!!!!!ぎゃああああああ★$%▼”■#$△●◇) 頭がパニくった俺はトイレに駆け込んだ、心臓が今更のようにバクバク音を立てて、手足の震えが止まらなかった。 胸が、はちきれそうだった。 1限が始まるチャイムがなっても動けない、帰りたい、でも鞄が、でも教室にはTが。 身動きが取れなかったオレは仕方なく、部室で身を潜めていた。 俺のキワどい告白は伝わったのか、どうなのか。、、告って、後悔してしまった。もうTの隣にいれないし、嫌われたんだろって思いながら、反面ちょっとすっきりしていた、 きっと、俺はTと彼女が仲良くするのを見たら耐えられない、どっちにしてもTの隣には彼女が、全て彼女に取られるの黙って見てるなら 俺は自爆してよかったかも。そう思い込ませた。 勝ち目のない勝負に出た俺は、負けず嫌いな自分にホトホト呆れてしまった。 2限終了まで部室にいた、ずっと、ここにいらんなかったし、先生に見つかったらマズイし、迷って結局教室に戻る事にした、重たい足取りで騒がしい教室の後ろからこっそり入る。Tの姿をいち早く見つけて胸を痛めた。 席に着いて、チャイムが早く鳴るように祈っていた俺を、グループ内の女子が、 「あ〜、Hじゃん!どうしたの?サボリ〜〜???」 (バカやろ〜!!!声でかいんだよ!!!!) みんなの視線が俺に集まった、その中にいたTと目が合わせられなかった。 離れた場所から二人にしか分からない空気が流れた。 いつも通り騒ぐ女子。気まずい俺とT...、女子にちょっと感謝した。 俺は部活に出るのが怖かった、二人でいられなかった。 でも女子の取り持つテンションの高さに助けられ、息苦しくもTと近くにいる事ができた 何も言わない俺。何も聞いてこないT, そんな日々を過ごしていた。 「で,彼女とどうなの?上手くいってんの?」 突然、女子が地雷を踏んだ。俺と、多分Tにも緊張が走った。 「え、いや、別に。どうも無いけど、、、、、」 俺に気使ってんのかTは話をはぐらかした。いつも余裕〜こいてるTが、動揺していた。 でも、俺はずっと気になっていた。あの後、彼女とどうなったのか。 俺の気持ちをどう感じたのか? チクリと刺す痛みを抑えて、俺は恐る恐る、Tの顔を見た。僅かに目が合った。 「、、別に、何にもないよ」 何となく、俺に言い訳しているように聞こえた。 女子が、チューした?もうやっちゃった??? なんて聞きたくないけど、俺が一番気になる質問をバンバン責めてた。 「もう、お前ら、本当ウザイ(苦笑」 否定も肯定もしない、交わすTを見て、俺はやっぱこのままじゃダメだと思った。 いい加減この虚しいだけの空気に耐えられなくなった。 あそこまで言ったなら、ちゃんとケリをつけたかった。 そしてダメなら、もうそれまで。 おれは覚悟を決めた。 授業中、俺はこっそりメールを打つ。 ー 話あるから、放課後、部室に来てくんない? − 手に汗かきながら、震える指先に力が入らなくてカチャカチャと小さな音を立てた。意を決して送信ボタンを押す。 飛び出しそうに早い心臓を押さえて、Tの背中に息を潜めた。 ・・・・・・数十秒後、Tがズボンのポッケを押さえ出した。 先生の目を盗みながら、こっそりポッケから取り出した携帯を机の下で画面を開いていた。 俺の、緊張もピークに。心臓がもう止まってしまいそうに速かった。 Tの背中は動かない。返事待ちしてる間、口はカラカラに渇く。生きた心地のしない俺はその数分後、震える携帯を取り出した。 ー 分かった。 − その返事に俺は携帯を持つ手が震えた どうしようもない、不安と後悔で恐くなった。 |
| ヤバいまぢ気になるぅ☆なんかふつーの体験談と違っておもしろいし((☆ゝω・)♪続き待ってます♪ |
| 俺もめちゃめちゃ気になります! |