| | 次の日、俺は授業中はFを常にちらっ、ちらっと見てしまっていた。あちらも俺を意識していたはずだと思い、こっちを向いてくれると思っていたが、一度も視線は合わなかった。くやしかったけど、俺は24時間前には全く何の意識もしていなかったが、24時間経った今、完全にFに対しての想いは変わっていた。言葉は古臭いかもしれないが、すごくFが愛しかった…。休み時間は別の友達と話したりしていたけど、完全にその話もうわの空。放課後、せめて『昨日はごめん』とだけ謝りたくてFを探すも、俺から逃げたかったのかもう学校のなかに姿はなかったので、しょうがなく諦めて家に帰った。それからというもの、気付けばもうその日からはFとの一件があった前の日までと同じ生活になっていた。まるでFと出会ってなかったかのように…。
ただ変わったことと言えば、一人でのオナニーの回数が増え、おかずはいつも妄想上のFになった。気付けば『F、ぁあ…Fっ…。』と小さく喘いでいて、そう喘ぐ度想いは膨らんでいった。けれどもオナニーが終わるといつも腑に落ちないなと思うようにもなっていた。どうしてあそこまで体を許して、発展は嫌がったのか。ただ純粋にはずかしかったのか、それとも恐かったのか。俺は自然とFに好きな想いと苛立ちを抱いていた。けれどもそれからというもの、全くFとの関わりはなくなってしまい、俺も嫌われたんだなと完全に諦めていた。
しかしまたFとの関係がもてる機会ができた。その続きの話は、この日から一ヵ月先の話になる…。
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