Page 944 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼偶然 ソウタ 05/11/28(月) 10:11 ┣偶然2 ソウタ 05/11/28(月) 10:27 ┃ ┗偶然3 ソウタ 05/11/28(月) 10:58 ┃ ┗偶然4 ソウタ 05/11/28(月) 11:37 ┃ ┗Re(1):偶然4 りひ 05/12/1(木) 21:54 ┗Re(1):偶然 Λ 05/11/28(月) 16:44 ┗Re(2):偶然 タカシ 05/11/28(月) 17:19 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 偶然 ■名前 : ソウタ ■日付 : 05/11/28(月) 10:11 -------------------------------------------------------------------------
| 先日、用事があって高速バスに乗ったときの話です。 バス停は今からバスに乗り込む人達でにぎわっていました。その中にかっこかわいい系のイケメンがいて、どうやら一人のようでした。すごくタイプでもう俺の目は彼に釘付け。俺が見とれていると目があって俺はあわてて目をそらしてしまいました。 そうこうしているうちにバスがやってきました。高速バスは指定席なので、決まった席に座らなければなりません。指定席じゃなかったら、偶然をよそおって彼の隣りに座れるのに…とか思いながら自分の席へ。 すると彼がこちらのほうに歩いてくるではありませんか〜!! |
| マジ!? まさか俺の隣り!? 期待と興奮が入り乱れ彼の足取りに息を飲む。そして俺の席まで来て…通り過ぎていきました。 だよなぁ、そんなうまい話ないよなぁ↓↓ 自分の軽率さに少し落ち込んでいると、ふいに話しかけられました。 「あの、ここ3のC席ですよね?」 うっせぇな誰だよ、席番号ぐらい自分で確認しろよ、と思いながら顔をあげると…なんとそれはあの彼でした!「あ、はい3のC席ですよ」 俺が答えると彼は軽く会釈をし、なんと俺の隣りに座るではありませんか〜!!!! なんたる偶然!!!!なんたる幸運!!!!顔はすましてるけど、心の中ではテンション上がりっ放しな俺。 そんな俺をよそにジュースを飲んでる彼。 話しかけようか、歳も近そうだし…いやでも変な奴と思われたくないし… そんなことを考えているとバスが動き出した。 |
| 彼に話しかけるきっかけも掴めないまま時間はどんどん過ぎて行く。あ〜、俺って奴はなんでこう駄目なんだろう↓ そう思いながら彼のほうをチラッと見てみると、彼はすやすやと寝ていました。 あ〜あ、寝てるよ。もう話しかけらんねぇし。俺のバカ〜!! と、次の瞬間バスが急カーブに入り、大きく揺れた。同時に俺の肩に何かがもたれる。 見ると、なんと彼の頭が俺の肩にっ!! 目の前に彼の顔が!!やばいやばいやばい、俺の頭はパニック状態!心臓が早鐘みたいに鳴り響く!もたれる彼の髪から香るシャンプーのにおいが俺を一層興奮させる。 そっと彼の顔をのぞきこむと安らかな可愛い寝顔が見えた。完全に俺の肩に頭をあずけて熟睡する彼。 初めて会ったのに、名前だって知らないのに、なんだか俺は彼と仲良くなりたいって思った。 でもノンケなんだよな…。きっと。俺には1%の可能性だってない。分かってるけど、分かってるけど、やっぱ切ないもんで…。 |
| もう少しだけ、バスが到着するまでの間だけ夢を見させてくださいって…誰だか知らないけど多分神様ってやつに祈ってみた。 その甲斐があったのか彼はしばらく俺の肩で眠ってた。 だけど、いつまでも夢の時間は続かない。ふと目を覚ます彼。あわてて俺の肩から頭を持ち上げる。 俺は寝たふりをしてた。彼とこのバスに乗り合わせたのは偶然。隣りに彼が座ったのも偶然。彼が俺の肩で眠ったことだって偶然。必然なんて1つもない。もし必然があるとするなら、俺たちが知り合うなんてことは絶対ないってこと。 淡い気持ちのまま、思い出にしよう…。 バスが到着した。バスを降りると吐く息が冬の冷たい空気に白く溶けてゆく。俺の気持ちも一緒に溶けてなくなればいいのに。 振り返ると彼は俺とは反対の方向へ歩きはじめていた。 もう会うこともないだろう。 俺もまた、反対の方向へ歩き出した。 終 |
| かなり共感…。切ないですよねぇ…。そういうの…。 |
| 良かったじゃん彡良い思い出になったなら。 でもそれ以上深追いしないほうがいいね。 忘れられなくなる前に忘れな。 |
| そのキモチよくわかる!スゴイせつないよな〜。目の前に好きな人がおるのに言えやんキモチ…。 |