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 ▼夢の為に…続き  はるき 05/11/8(火) 21:21
   ┣夢の為に…続き  はるき 05/11/8(火) 21:30
   ┃  ┗夢の為に…続き  はるき 05/11/8(火) 21:41
   ┃     ┗夢の為に…続き  はるき 05/11/8(火) 21:52
   ┃        ┗夢の為に…続き  はるき 05/11/8(火) 21:58
   ┃           ┗夢の為に…続き  はるき 05/11/8(火) 22:21
   ┃              ┗Re(1):夢の為に…続き  はるき 05/11/8(火) 22:32
   ┃                 ┣Re(2):夢の為に…続き  ゆうた 05/11/8(火) 23:41
   ┃                 ┗Re(2):夢の為に…続き  ミツ 05/11/26(土) 1:10
   ┣待ってました☆彡  酢酸カーミット 05/11/8(火) 22:42
   ┣Re(1):夢の為に…続き  サマ 05/11/9(水) 7:21
   ┗Re(1):夢の為に…続き  優 05/11/16(水) 2:31

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 ■題名 : 夢の為に…続き
 ■名前 : はるき
 ■日付 : 05/11/8(火) 21:21
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   続きです・・長くなるけどすみません


『はるきはさ、はるきの好きな道を進めば良いと思うよ。』

帰り際、あいつはそう言ってくれた。

—ありがとう、そして—

ごめん。


2002年<進路最終決定日>

俺は家を出た、

大阪專学の資料を持って。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 夢の為に…続き  ■名前 : はるき  ■日付 : 05/11/8(火) 21:30  -------------------------------------------------------------------------
   その日は進路調査だけだったため、3年は午前中に授業は終了した。

荷物を済ませたあと、俺は鞄を置いて
速水のクラスに向かった。


「あれ、はるき鞄は?
帰るんじゃないの。」

「いいから、ちょっとカモン!」

自分を迎えに来たのだと勘違いしている速水の
腕を掴み、中庭まで引っ張った。

中庭まで着き、周りに誰も居ないことを確かめる。

「はるき?」

不思議そうな顔をしてくる速水に、
深呼吸をしてから伝えた。

「俺、速水が好きだから。」

速水は一瞬驚いたあと、にこにこしながら

「うん、俺も好きだよ。」

「ずっと、一緒に居たい。」

「うん、俺も。」

ふだん俺からは絶対言わないような言葉に
速水はにこにこしながら聞いていた。

次の言葉までは、、、

「でも、俺…東京に行くから。」

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 夢の為に…続き  ■名前 : はるき  ■日付 : 05/11/8(火) 21:41  -------------------------------------------------------------------------
   にこにこのまま速水の顔が引きつったのが分かる。

「え…?」

「東京に、行くから。」

「…はるき。」

好きなようにすれば良いと言ったものの
やっぱり速水はしょぼんとなった。

いつもは柴犬のようにピンとはった耳が
急にたれ耳になったようで・・・

(カワイイ…。)

不覚にも決意が揺らぎそうになった、
でも、もう決めたことだ。


俺達は花壇の石垣に座り込んだ、
吹き抜けの空から差し込んでくる光が気持ちいい。


「俺さ、大阪の適当に選んだ学校行って、
何気なく生活しても多分後悔すると思う。」

「俺が居ても?」

「多分…。」

速水の質問に、俺はあえて言った。

「そんな適当な毎日送って速水と居てもさ、
いつか東京に行ってたらって考えるときが来そうだから。」

そんなの嫌だから、、、

「俺は、東京でがんばる。」

静かに聞いていた速水は、苦笑気味に微笑んだ。

「…そっか、うん。」

寂しそうだった

「わかった、でも俺も大阪じゃなきゃ、
はるきと同じ考えになるかもしれないから、
東京には行けない。」

「…うん。」

分かってるよ。

だから、、、

「「さようなら」」

—ここで別れよう—

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 夢の為に…続き  ■名前 : はるき  ■日付 : 05/11/8(火) 21:52  -------------------------------------------------------------------------
   あの日から、
俺達はお互い会話することも電話する事も無くなった。

でもそれは別れた腹いせとかそうゆうのじゃなく、
お互い自分の夢が揺らがないためだった。

二人で決めたこと。

そんな長い時間でもなかったけど、辛かったな。


2003年 <卒業式>

「先輩、俺も東京行くから待っててくださいね!!」

卒業式の後、下手すりゃ俺自身より悲しんでるんじゃないかと
思うくらいに、後輩達が泣いていた。


その後も色々お世話になった先生や友達に挨拶に周った。

「先生、これ返し遅れてごめんね。」

「はい、結局骨折り損だった?」

俺から大阪專学の資料を受け取りながら
進路指導の先生は言った。

「うんうん、そんなことないよ。
ちゃんと調べたから、決心ついたしね…。」

「そう、それは良かった。」

先生は本棚に直しながらうなずいた。

俺にきっかけをくれた人、きっと一番お世話になった先生だな。

「卒業おめでとう。」

笑いながら言われたとき、
不覚にも泣きそうになった。


—ありがとう。—

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 夢の為に…続き  ■名前 : はるき  ■日付 : 05/11/8(火) 21:58  -------------------------------------------------------------------------
   最後くらい…いいかな。

教室を出た後ふいに速水のことを思った。

最後くらい、会いに行こうかな。

「・・・。」

俺は廊下でう〜んと背伸びした。

「帰ろう。」

俺はあいつに挨拶することなく教室に戻った。

決心は揺らがない、だけど気持ちはまだ…。

あいつに障害されるのも嫌だったし、
あいつの障害になるのも嫌だった。


校門前、振りかえると
早起きした桜がひらひら桜を降らせている。

桜の雨を受けながら学校をでた。

さようなら。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 夢の為に…続き  ■名前 : はるき  ■日付 : 05/11/8(火) 22:21  -------------------------------------------------------------------------
   卒業したからといって、うかうかしてはいられない
俺は引越しの準備。

この超ど田舎とももうすぐお別れ、
でもいつか帰ってくるよ、きっと。


2003年 <東京出発5日前>

家族と夕食をとった後、俺は自分の部屋に入った。

荷物はすっかりなくなってしまい、あるのはベットと、本棚くらい。

「ふぅ…。」

俺はどかっとベットに倒れこみ天井を眺めていた。

この部屋とももうすぐさよなら。
部屋だけじゃない、家族、友達、先生。

それに…

「速水…。」

みんな、さよなら。

そんなことを考えていると急にまた涙腺が緩みはじめた

「…泣くかも。」

そろそろクルかなぁ、って思ってたとき。

「兄ちゃ〜ん入るよ?」

俺の答えも待たずにまたも無遠慮な弟が入りこんできた。

「あら?兄ちゃん寝てた?」

「…お前、返事をまたないで
勝手に入ってくるのやめろよ!」

俺が呆れたように言うのを全然気にせず、
気持ち悪いくらいニヤニヤしていた。

…こいつ、ロクなこと考えてないな。

「何?」

俺が言うと、弟は実直に、

「兄ちゃんさぁ、東京いくならこの部屋俺にくれ♪」

「お前…かなりムカツクな。」

「えぇ、何でよ
いいじゃん俺の部屋小さいんだよ、ココより。」

「だからって、何で俺の部屋を…。」

「お願い、お兄ちゃんvv」

おえっ、自分より背の高くなった弟に
可愛こぶられても気持ち悪いだけだった。

俺は相手するのに疲れて、
聞こえるようにため息をついた。

「もう、わかったよ。
でもお前汚くするなよ、掃除するのはお母さんなんだから。」

「了解です♪」

俺から承諾が出るや否やテンション高めに部屋を出て行く。

「あっ、でも兄ちゃん好きなときに帰ってきていいよ。」

部屋を出る前に俺に言ってきた。

「え…。」

「兄ちゃんの部屋だし、一応綺麗に使うから。」

そういうとドアを閉めて弟は出ていった。

俺は笑いながら、弟の心の成長に
少し感謝した。

「ありがと。」

不安、少し無くなった。

帰る場所がここにあるから、
疲れたときは帰ってこよう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):夢の為に…続き  ■名前 : はるき  ■日付 : 05/11/8(火) 22:32  -------------------------------------------------------------------------
   PiPiPiPi

次の朝、急に鳴り出した携帯に俺は叩き起こされた。

「なんだよこんな早…。
うわっ、まだ5時前だし…。」

携帯に届いたのは送り主の無い
メールだった。

「え…、このメルアド…。」

忘れようと思って消してたけど…、
頭からは消せるはずなくて。

「…速水。」

俺はドキドキしながらメールを開いた。

そして…、

「っ!…あの馬鹿!!」

俺は携帯を放り投げ、部屋を飛び出した。


『今日大阪行く、そろそろ家出るから
もし気が向いたら…。』

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):夢の為に…続き  ■名前 : ゆうた  ■日付 : 05/11/8(火) 23:41  -------------------------------------------------------------------------
   すごい感動しましたm(__)m続きお願いします☆

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):夢の為に…続き  ■名前 : ミツ  ■日付 : 05/11/26(土) 1:10  -------------------------------------------------------------------------
   続きをお願いします!!
マジで気になってしかたがありませんっ!!(T_T)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 待ってました☆彡  ■名前 : 酢酸カーミット  ■日付 : 05/11/8(火) 22:42  -------------------------------------------------------------------------
   切ないですね(>_<)
ますます気になっちゃいます!続きもよろしゅうvv

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):夢の為に…続き  ■名前 : サマ  ■日付 : 05/11/9(水) 7:21  -------------------------------------------------------------------------
   凄い良いです♪続き待ってますm(_ _)m

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):夢の為に…続き  ■名前 : 優  ■日付 : 05/11/16(水) 2:31  -------------------------------------------------------------------------
   はるきさん続き書いてください。すっごい気になるので………。つづき待ってます。

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