Page 914 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼夢の為に…続き はるき 05/11/8(火) 21:21 ┣夢の為に…続き はるき 05/11/8(火) 21:30 ┃ ┗夢の為に…続き はるき 05/11/8(火) 21:41 ┃ ┗夢の為に…続き はるき 05/11/8(火) 21:52 ┃ ┗夢の為に…続き はるき 05/11/8(火) 21:58 ┃ ┗夢の為に…続き はるき 05/11/8(火) 22:21 ┃ ┗Re(1):夢の為に…続き はるき 05/11/8(火) 22:32 ┃ ┣Re(2):夢の為に…続き ゆうた 05/11/8(火) 23:41 ┃ ┗Re(2):夢の為に…続き ミツ 05/11/26(土) 1:10 ┣待ってました☆彡 酢酸カーミット 05/11/8(火) 22:42 ┣Re(1):夢の為に…続き サマ 05/11/9(水) 7:21 ┗Re(1):夢の為に…続き 優 05/11/16(水) 2:31 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 夢の為に…続き ■名前 : はるき ■日付 : 05/11/8(火) 21:21 -------------------------------------------------------------------------
| 続きです・・長くなるけどすみません 『はるきはさ、はるきの好きな道を進めば良いと思うよ。』 帰り際、あいつはそう言ってくれた。 —ありがとう、そして— ごめん。 2002年<進路最終決定日> 俺は家を出た、 大阪專学の資料を持って。 |
| その日は進路調査だけだったため、3年は午前中に授業は終了した。 荷物を済ませたあと、俺は鞄を置いて 速水のクラスに向かった。 「あれ、はるき鞄は? 帰るんじゃないの。」 「いいから、ちょっとカモン!」 自分を迎えに来たのだと勘違いしている速水の 腕を掴み、中庭まで引っ張った。 中庭まで着き、周りに誰も居ないことを確かめる。 「はるき?」 不思議そうな顔をしてくる速水に、 深呼吸をしてから伝えた。 「俺、速水が好きだから。」 速水は一瞬驚いたあと、にこにこしながら 「うん、俺も好きだよ。」 「ずっと、一緒に居たい。」 「うん、俺も。」 ふだん俺からは絶対言わないような言葉に 速水はにこにこしながら聞いていた。 次の言葉までは、、、 「でも、俺…東京に行くから。」 |
| にこにこのまま速水の顔が引きつったのが分かる。 「え…?」 「東京に、行くから。」 「…はるき。」 好きなようにすれば良いと言ったものの やっぱり速水はしょぼんとなった。 いつもは柴犬のようにピンとはった耳が 急にたれ耳になったようで・・・ (カワイイ…。) 不覚にも決意が揺らぎそうになった、 でも、もう決めたことだ。 俺達は花壇の石垣に座り込んだ、 吹き抜けの空から差し込んでくる光が気持ちいい。 「俺さ、大阪の適当に選んだ学校行って、 何気なく生活しても多分後悔すると思う。」 「俺が居ても?」 「多分…。」 速水の質問に、俺はあえて言った。 「そんな適当な毎日送って速水と居てもさ、 いつか東京に行ってたらって考えるときが来そうだから。」 そんなの嫌だから、、、 「俺は、東京でがんばる。」 静かに聞いていた速水は、苦笑気味に微笑んだ。 「…そっか、うん。」 寂しそうだった 「わかった、でも俺も大阪じゃなきゃ、 はるきと同じ考えになるかもしれないから、 東京には行けない。」 「…うん。」 分かってるよ。 だから、、、 「「さようなら」」 —ここで別れよう— |
| あの日から、 俺達はお互い会話することも電話する事も無くなった。 でもそれは別れた腹いせとかそうゆうのじゃなく、 お互い自分の夢が揺らがないためだった。 二人で決めたこと。 そんな長い時間でもなかったけど、辛かったな。 2003年 <卒業式> 「先輩、俺も東京行くから待っててくださいね!!」 卒業式の後、下手すりゃ俺自身より悲しんでるんじゃないかと 思うくらいに、後輩達が泣いていた。 その後も色々お世話になった先生や友達に挨拶に周った。 「先生、これ返し遅れてごめんね。」 「はい、結局骨折り損だった?」 俺から大阪專学の資料を受け取りながら 進路指導の先生は言った。 「うんうん、そんなことないよ。 ちゃんと調べたから、決心ついたしね…。」 「そう、それは良かった。」 先生は本棚に直しながらうなずいた。 俺にきっかけをくれた人、きっと一番お世話になった先生だな。 「卒業おめでとう。」 笑いながら言われたとき、 不覚にも泣きそうになった。 —ありがとう。— |
| 最後くらい…いいかな。 教室を出た後ふいに速水のことを思った。 最後くらい、会いに行こうかな。 「・・・。」 俺は廊下でう〜んと背伸びした。 「帰ろう。」 俺はあいつに挨拶することなく教室に戻った。 決心は揺らがない、だけど気持ちはまだ…。 あいつに障害されるのも嫌だったし、 あいつの障害になるのも嫌だった。 校門前、振りかえると 早起きした桜がひらひら桜を降らせている。 桜の雨を受けながら学校をでた。 さようなら。 |
| 卒業したからといって、うかうかしてはいられない 俺は引越しの準備。 この超ど田舎とももうすぐお別れ、 でもいつか帰ってくるよ、きっと。 2003年 <東京出発5日前> 家族と夕食をとった後、俺は自分の部屋に入った。 荷物はすっかりなくなってしまい、あるのはベットと、本棚くらい。 「ふぅ…。」 俺はどかっとベットに倒れこみ天井を眺めていた。 この部屋とももうすぐさよなら。 部屋だけじゃない、家族、友達、先生。 それに… 「速水…。」 みんな、さよなら。 そんなことを考えていると急にまた涙腺が緩みはじめた 「…泣くかも。」 そろそろクルかなぁ、って思ってたとき。 「兄ちゃ〜ん入るよ?」 俺の答えも待たずにまたも無遠慮な弟が入りこんできた。 「あら?兄ちゃん寝てた?」 「…お前、返事をまたないで 勝手に入ってくるのやめろよ!」 俺が呆れたように言うのを全然気にせず、 気持ち悪いくらいニヤニヤしていた。 …こいつ、ロクなこと考えてないな。 「何?」 俺が言うと、弟は実直に、 「兄ちゃんさぁ、東京いくならこの部屋俺にくれ♪」 「お前…かなりムカツクな。」 「えぇ、何でよ いいじゃん俺の部屋小さいんだよ、ココより。」 「だからって、何で俺の部屋を…。」 「お願い、お兄ちゃんvv」 おえっ、自分より背の高くなった弟に 可愛こぶられても気持ち悪いだけだった。 俺は相手するのに疲れて、 聞こえるようにため息をついた。 「もう、わかったよ。 でもお前汚くするなよ、掃除するのはお母さんなんだから。」 「了解です♪」 俺から承諾が出るや否やテンション高めに部屋を出て行く。 「あっ、でも兄ちゃん好きなときに帰ってきていいよ。」 部屋を出る前に俺に言ってきた。 「え…。」 「兄ちゃんの部屋だし、一応綺麗に使うから。」 そういうとドアを閉めて弟は出ていった。 俺は笑いながら、弟の心の成長に 少し感謝した。 「ありがと。」 不安、少し無くなった。 帰る場所がここにあるから、 疲れたときは帰ってこよう。 |
| PiPiPiPi 次の朝、急に鳴り出した携帯に俺は叩き起こされた。 「なんだよこんな早…。 うわっ、まだ5時前だし…。」 携帯に届いたのは送り主の無い メールだった。 「え…、このメルアド…。」 忘れようと思って消してたけど…、 頭からは消せるはずなくて。 「…速水。」 俺はドキドキしながらメールを開いた。 そして…、 「っ!…あの馬鹿!!」 俺は携帯を放り投げ、部屋を飛び出した。 『今日大阪行く、そろそろ家出るから もし気が向いたら…。』 |
| すごい感動しましたm(__)m続きお願いします☆ |
| 続きをお願いします!! マジで気になってしかたがありませんっ!!(T_T) |
| 切ないですね(>_<) ますます気になっちゃいます!続きもよろしゅうvv |
| 凄い良いです♪続き待ってますm(_ _)m |
| はるきさん続き書いてください。すっごい気になるので………。つづき待ってます。 |