Page 833 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼永遠に続く大恋愛 ゆう 05/9/27(火) 22:00 ┗永遠に続く大恋愛 ゆう 05/9/27(火) 22:18 ┗永遠に続く大恋愛 ゆう 05/9/27(火) 22:44 ┗永遠に続く大恋愛 ゆう 05/9/27(火) 23:15 ┗永遠に続く大恋愛 ゆう 05/9/27(火) 23:24 ┗Re(1):永遠に続く大恋愛 カヲル 05/9/28(水) 0:12 ┗Re(2):永遠に続く大恋愛 ゆう 05/9/28(水) 1:42 ┣Re(3):永遠に続く大恋愛 色彩 05/9/28(水) 21:28 ┗Re(3):永遠に続く大恋愛 トシ 05/9/29(木) 2:45 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 永遠に続く大恋愛 ■名前 : ゆう ■日付 : 05/9/27(火) 22:00 -------------------------------------------------------------------------
| 僕には大親友がいます。親友って呼び合う友達は何人かいるけど、本当にお互いのことを思いあって、大事にし合って、強い絆で結ばれているのはたった一人だけです! 高2のとき、仲いい友達がクラスの中にはいなくて少しつまらない高校生活を送っていました。休み時間になるとすぐに他のクラスに行っての繰り返しで…。 高2の最後の修学旅行の最初の夜それは変わりました!男子の覗きがばれてクラスのOが疑われてたときに、僕が仲裁に入ってそいつを助けてあげました!それからはクラスの皆も僕に前より親しくしてきて、何よりOが僕にくっついてくるようになりました!それから修学旅行中はずっとOが違う部屋の僕を自分の部屋に誘ってくれて、一緒の布団でほとんど抱き合うくらいの近さで寝たり、班をごちゃまぜにして僕と見学したり、すごい積極的に僕と一緒にいてくれました! 修学旅行が終わる頃には3日分とは思えないくらい一気にいろんな思い出を作って、すでにかなり仲良くなっていました。 その後すぐに学期末テストの期間になったときにOが、「俺んちでとまりで勉強しようよ!」って誘ってくれて、そこから4連泊もして、色々なことを語り合い、仲を深めていきました。 いつからOのことを本気で好きになったのかはわかりません。修学旅行の初めの夜に一緒に寝たとき、一人で興奮してドキドキして、Oに対してそういう感情を持ち始めました。でもそれはまだ、Oが自分に好意を寄せてくれたから…みたいな、受身的な感情だったと思います…それでもいつしか、急速に仲を深め合っていく仲で、僕の頭は気が付いたらOのことでいっぱいになり、学校に行くのも楽しくなり、Oのことが本気で好きになっていました。それから、僕の永遠に続く大恋愛が始まりました…。 |
| Oに一刻も早く、より深く近づきたくて、僕は休みが来るたびにOの家に泊まって、次第に平日でもOの家から一緒に登校したりするようになって、向こうの家族の一員になるぐらい仲良くなりました。過去の思い出から将来の夢までお互いのことをいっぱい話して、たった数ヶ月で16年分の時間を縮めあいました。 二人の仲のよさは以上で、クラスでも「ホモ〜」とかってからかわれました。 Oはいつも「ふざけんなよ!」って反論してたけど、僕はそんなOを横目に、複雑な心境でそっと肩を組んで、こうしたら思いが通じるといいのにな…って祈るだけでした…。その頃Oは新しいサッカー部のキャプテン。男らしいOの身体は、触れ合うたびに僕に安心感をくれて、僕はOに抱きついたり、肩を組んだりするのが大好きでした…。 夏の体育のサッカーでは二人ともいつも上半身は裸でやってましたが、点が入ると汗だくなのも構わず真っ先にお互いに駆け寄って抱き合いました。さすがに汗だくの裸で抱き合うような人はいなかったけど、そんなことが気にならないくらい、Oも僕のことを好きで居てくれたんだなって思います…。 夏休みから、文化祭の準備が始まりました。ちなみに、うちの学校は3年のクラス替えは無いです! 3年は劇をやるって決まってる学校だったのでうちのクラスももちろん劇。僕とOは二人ともいつもクラスの中心で、劇決めから脚本アレンジ、何から何までいつも二人で遅くまで作業しました。夏休みもほとんど毎日顔を合わせて…僕の思いはますます強くなっていって、Oが恋愛話をしたり、女の話をするたびにあからさまに態度に出して嫉妬して、Oを意味不明に当惑させたりするようになっていました…。そんな時、二人の間に最大のピンチが訪れました…。 |
| 文化祭も近づいてきて劇の練習も締めくくりになりだした時でした。ちなみに僕は主役で、Oも役者、それに二人とも共同監督として中心で頑張ってました。この頃になると夜は遅くまで練習して、朝練もほとんど毎日ありました。皆高校生活最後の行事に本気に取り組んで、賞がもらえるようにと一生懸命でした。 しかし…もともと朝が苦手な僕は、次第に朝練を毎日遅刻するようになってきて…悪いなと思いながらも直せず、段々遅刻者も増えるようになってしまいました…。 そしていつものミーティングのとき、ついに事件は起きてしまいました。 僕「本番が近いのに、まだ台本を覚えてなかったり声が小さかったり、ちょっとこのままじゃ劇なんか絶対成功しないよ!」僕が監督の立場として役者の皆に喝を入れました。僕は演技が得意だし台本もすぐに覚え、自分には絶対の自信を持ってました…しかしほとんどの人は劇なんかやったこともないし演じるのが照れるみたいで、中々上手くいっていませんでした。Oもその一人で、むしろ演技は役者の中でも出来ないほうでした…僕がきつい調子で発言すると空気は悪くなり沈黙になって、しばらくたって突然Oがこう言いました。 「ってか遅刻ばっかしてるやつにえらそうなこと言われたくねぇよ」 その瞬間僕は凍りつきました。Oが僕に対して放った冷たい言葉…Oの顔は知らない不良とやりあうようなキレた目で、僕を睨んでいました。僕はその一瞬で何もかもが終わってしまったような感覚で、心の中では死ぬほど動揺しながらも、とっさに反抗して食ってかかってしまいました。 「俺の演技に問題ねぇだろうが!人のせいにすんな!」 そこから先は自分が何を口走ったのかも分からず、ただ興奮して自分を守っていました。輪になったまま固まった僕らはそのまま1時間も動かず、学校が閉まってしまうので公園でその続きを話し合うことにしましたが、僕は一人怒り狂って、あちこち蹴り飛ばしながら飛び出しました。 このまま何もかもバックれて全部台無しにしてやろうとか、劇だけは真面目にやって、そっから先クラスとは縁を切ろうとか色々考えながら一人で歩く途中、次第に落ち着いていくとともに頭の中に浮かぶのはさっきの僕をにらむOの怖い目… 思い出すと独りでに涙がこぼれてきました…あんなに仲良かったOが見せたあの顔…二人の仲がこんなことで終わってしまうなんて考えたら、死ぬほど怖くて立ってさえいられず、僕は電柱の陰にうずくまって一人で膝を抱えました… ふらつきながらも勇気を出して公園に辿り着くと、皆は先に来て待っていました。 僕は再び身体をいからせ、不機嫌な顔を作ってめいっぱい強がりました。 輪になってしばらく沈黙が流れた後…そこからはもう覚えてません。誰かがしゃべりはじめて、涙が抑えきれなくなって…気が付くと僕の顔の前にはOの顔があって、僕のほほをOの涙が伝っていました。 二人は顔がすりあうように抱き合って、耳元で何度もごめんごめんとつぶやき合いました…。 初めての衝突、この日、僕とOは本当の親友になりました。ただ仲がいいだけじゃない、お互いのことを知っているだけじゃない、全てぶつけあって、お互いの本当に大事なものを確認しあって…僕とOは本当の親友になれました。 |
| 「O、ちょっと今時間空いてる?相談があるんだけど…」 あれから1ヶ月ほどたった寒い日の夜、僕はOにメールを送りました。 Oの家に原付を走らせて、死ぬほど速い鼓動を抑えながら呼び鈴を押しました。 「おう、あがれよ」 「いや、ちょっと聞かれたくないから、どっか外で二人になれるところ無い…?」 「…わかった」 あの日、僕とOは本当の親友になりました。しかし、まだ僕にはOに隠している、一番大事なことがありました。本当の親友なら理解してくれる…そう自信はありながらも、踏み出せずにいたこと…僕が同性愛だってことを告白すること…。 今までずっと悩んで、苦しんできた自分の悩み…Oに分かってもらいたくて、手伝ってもらいたくて…だけどOがこれを聞いてほんの少しでもぎこちない態度を見せたらどうしよう…その時は笑ってくれても、陰では気持ち悪がられるかもしれない…自分の中で何回も議論してこの日が来るまで何日もかかりました。 「言おう!」そう決めた後でも心の中では大きな不安が渦巻いて、毎日何も考えられなくなっていました。 そして、その日が来たのです…今となりにはOがいて、二人っきりになれるところに向かってる…そしてその目的地まで来たら、僕はOにそれを言わなくちゃいけない。。 目的地までのたった数分、自分の頭は諦めたり、迷ったり、忙しく考えて大混乱でした…そして、目的地につきました。。 「ここでいいよな!座ろうぜ」 「…ん」 「……相談って何?」 ずいぶん長い間沈黙が流れました。僕はいや、とかあのさ、とか繰り返し、今になってもまだ言うのかどうか決まってないみたいで…それでもようやく意を決してしゃべり始めました。 「俺Oのことはほんとの親友だと思ってるんだけどさ…」 「当たり前じゃん!俺もそう思ってるよ」 「言うかどうか迷ったけど…本当の親友だから…って言おうかと思って… 俺は…男が好きな…同性愛なんだ…ホモなんだけど…」 そこまで言うと声も震え、涙も流れ出していました。何を理由に涙が出るのかもわからず、とにかく頭ではもう何も考えられなくて、勝手に涙が出ていました。。 Oはしゃべらず、そっと顔を見てみると、目をひらいて、びっくりした様子でこっちをただ見ていました。 だめか…そう思ったとたんさらに涙が流れてきて僕はもう声が漏れるほど泣きじゃくってしまいました。言うんじゃなかった…後悔してももう遅く、今すぐそこから走り出そうかと思ったときでした… Oはうつむいた僕の頭に手を置いて、抱き寄せるように包んで頭をなで始めました…そして搾り出すように言ってくれました… 「頑張ったんだな……ありがとな…言ってくれて…」 僕はもう声も涙も少しも抑えることが出来ず、ただ声をあげて泣きました。 「お前はほんっと泣き虫だなぁ…泣くなよ〜」 Oはひたすら僕の頭をやさしくなで、僕はその手から伝わる本当のやさしさに全て委ねて、しばらく泣き続けました。時々真上を通る電車の音も、横を流れる川の音も、人の声も犬の声も、何もかも遠くなって、夜の中に僕とOの二人だけがいて、僕の世界にはOしかいなくなってしまったように感じられて…十月の夜の寒さも、涙にぬれた袖が冷たいのも、全てOの優しさと友情に溶けてなくなってしまったかのようでした…。 |
| Oは僕と違い、男を愛する気持ちはありません…彼女が出来ればその子を愛し、僕には見せないような姿をいっぱい見せて、僕には言ってくれない言葉、与えてくれないもの、色々なものを特別にあげるかもしれません…。 そんなことが悔しくて、Oを好きになって8ヶ月間、ずっと悶えて苦しんでいました。 でも、そうじゃありませんでした。僕の全てを受け止めて、抱きしめてくれる優しさ、頭をなでてくれたり手をつないでくれる優しさ、僕の全てを包み込んでくれる本当の優しさを得られるのは恋人でもなんでもなく、親友なんだなって気づきました。別れることのない、隠しあうことのない、他の誰よりも思い出を共有しあって、大切に思いあって、頼りあって、そして愛し合う、男にとっての本当の友情で結ばれた親友こそが、僕がOを永遠に好きでいて、愛して、そして愛されることが出来る一番のモノなんだなって気づきました…。 上手く語れずに長々となってしまったけれど、これが僕のこれから永遠に続く大恋愛です。この思いを一生大事にして、そしてOを一生大切にして、人生を一緒に歩いていきたいと思います…。 |
| 涙が出ました。 そんなふうにお互い支え合える親友がいることは、本当にすばらしいことだと思います!俺にも親友がいます。でもまだカミングアウト出来ずにいます。 俺に勇気がないから…。でもいつか話せる日が来るといいな。ゆうさんのように(^O^) |
| 返信ありがとうございます!気恥ずかしいですけど、こんな恋愛の形もありですよね(^−^)あれからもう3年たったけど、今でもOはあの頃のまま、僕のあの頃のまま、二人とも変わらないまま大好きな親友同士でいますよ! 本当はずっと、何をしてでもOを同性愛にしたいとか、Oの体を知りたいとか考えてたけれど、それ以上にOのことを独占できることが、一生親友でいることだなって思いました。親友は一生の宝ですもんね! カヲルさんもカミングアウト出来て、本当に包み隠さずに知り合える親友を作れるといいですね!!!僕も応援してます!!(^−^) |
| いい話しだ(泣)泣いてしまいました。 |
| 普通に感動してしまいました。いい話をどうもありがとう。 |