Page 172 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼四月は恋する入学式 瑞樹 04/9/7(火) 2:32 ┣Re(1):四月は恋する入学式 大樹 04/9/7(火) 15:56 ┣四月は恋する入学式 2 瑞樹 04/9/7(火) 23:41 ┃ ┗Re(1):四月は恋する入学式 2 大樹 04/9/9(木) 0:16 ┣Re(1):四月は恋する入学式 ゅうき 04/9/12(日) 10:50 ┗四月は恋する入学式 3 瑞樹 04/9/12(日) 23:33 ┗Re(1):四月は恋する入学式 3 大樹 04/9/13(月) 21:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 四月は恋する入学式 ■名前 : 瑞樹 ■日付 : 04/9/7(火) 2:32 -------------------------------------------------------------------------
| ある人を僕は好きになった。 ここに書き込むことで自分の気持ちを整理したいと思う。 迷惑かもしれないけど、書き込ませてください。 まずは出会ったときから。 その人と始めて出会ったのは大学の入学式だった。 僕は緊張してパイプ椅子に座っていた。僕の席は一番前で、すぐ前にステージと、「入学生」と書かれた立て看板を持った男の人が見えた。 やがて式が始まり、大学の誇る吹奏楽団が演奏を始めた。 はっきり言って眠かった。退屈の一言に尽きる。 やがて僕は飽き、すぐ横に立っていた看板を持っていた男の人を観察することにした。 男の人は、きちんとたってはいたもののやはり演奏は聴いてないようで空中をボケッと見ていた。看板に手を掛け退屈そうだった。 (この人、看板持ちだし先輩かな…?) そう思いながら見ていると、不意にこちらを向いてばっちり目が合ってしまった。 (う、うわ?) さりげなく目をそらした。 僕の心臓はいきなりの出来事にドキドキしていた。 向こうはまだ見ていた、がすぐにまた空中へと視線を戻した。 それが、僕と男の人…英樹先輩の出会いだった。 入学式が終わり外に出ると、もうサークルの勧誘が始まっていた。 僕は写真を撮るのが好きなので、写真部を探していたのだが生憎無いようだった。 諦めて帰ろうとすると、知り合いの顔が視界に入った。向こうも僕に気付いたようで近づいて話しかけてきた。 「おぅ、瑞樹。スーツかぁ…いいね初々しくって」 「え…?ケンちゃんてスーツフェチなの…?(笑)」 「バカ、ちげーよ」 この人はケンヂ先輩。高校のときからの知り合いで、僕は偶然にもケンヂ先輩のいるこの大学へ進学したのだった。 さっきの会話から予想はつくと思うけど、ケンヂ先輩もゲイ。 「なにやってんの?」 「ビラ配りに借り出されてるんだよ」 その手にあるビラを見て僕は疑問に思った。 もともとケンヂ先輩はがっしりしていて日に焼けていて、見たまんま体育会系の人だ。その先輩が手に持っていたのは全然体育会系じゃない、「映像サークル」のビラだった。 「ケンちゃんてバスケのサークルじゃないの?」 「あー、そうなんだけどさ…。友達から頼まれちゃってて」 「ふーん…」 映像系と写真とじゃ全然違うよな。入っても写真は撮れないか。 そう見切りをつけて、さっさと退散しようとしたのだが。 「じゃあ、頑張って」 「ん、。というか友達来たから、俺も行くわ」 どうやらケンヂ先輩の友達が来たらしい。 「じゃ、俺はコレで行くから」 「お、悪いな。褒美に借金返済もう少し待ってやるよ」 「ありがとうございますっ、英樹さん!」 …そういうことでケンちゃんは引き受けたのか。 大人って汚いなぁとか思いながら、何の気無しにその人の顔を見た。 (あ、さっきガンつけてきた人だ!) 後から思えば初めに見ていたのはこっちだし相手もふっと見ただけだったのだろうが、そのときの僕は入学式のあの人と、先輩の友達が同一人物だったという事実に純粋に驚いてしまいパニックになってしまった。 で、英樹先輩に背を向けて、人ごみをすり抜けて逃げた。 家に帰って、弟に入学式はどうだったかと聞かれた。 そうして思い出すのは英樹先輩のことだけだった。 もっと話をしておけばよかったなとか。 自覚した。 僕は英樹先輩を好きになったらしい。 それが四月の話。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; Lunascap...@48.245.192.61.east.flets.alpha-net.ne.jp> |
| 早く続きかいてください。それとどこの大学ですか? <DoCoMo/2.0 P900i(c100;TB;W24H11)@proxy224.docomo.ne.jp> |
| えーと、埼玉の元短大だった音楽では有名なS大学です(笑) 今度は少し長めです。 それから一週間。 英樹先輩のことを頭では考えていても、履修登録や新入生オリエンテーションなど忙しく全く…行動に移すことができませんでした。ようやく履修登録申請も終わったその日、僕は映像サークルの部室へと足を向けました。 あらかじめケンヂ先輩からもうすぐそのサークルで新入部員歓迎コンパがあると 聞かされていた僕は、ちょうどいいから、と入部することに決めたのでした。 サークル案内の冊子にそのサークルの会長さんのアドレスが乗っていたので入部 したいという旨を伝えるためにメールをすると会長さんから「入部するのなら、その説明のため一度部室に来て下さい」と返事のメールが。そういうことで僕は部室に来ようと思ったわけです。ドアは開いていて数人の人がゲームをやっていました。その中には英樹先輩もいました。 (いたっー!) 思わず五、六秒ボーっと見てしまいました。 じっとそちらを見ている僕を不審に思ったのか、部員の方が話し掛けてきました 。 「あの…何か?」 「あ、入部したいんですけど…」 「えぇ!?あー…今、会長がいないんですけど…この紙に学年と学科、名前と携 帯の番号をお願いします」 「………はい」 「はい。後、実は今日、新入部員歓迎コンパがあるんですけど、参加します?」 「はい、是非!」 それが目的でもあったから僕は即答しました。 「じゃあ三千円の会費で、六時に○○駅の改札口前に来て下さい」 六時というとまだ時間がある。暇潰しに図書館にでも行くかな。 と、図書館の入口に立つとズボンの中で携帯が震えました。着信はケンヂ先輩か ら。 「もしもっし」 「あぁ、上見てみ」 「はぁ?」 上を見るとケンヂ先輩がにこやかに手を振っていました。 「何だよ〜」 「いや、下見たらトボトボ歩いてたからちょっかい出さなきゃって思って」 「トボトボってなんだよ(笑)」 「それより、どうなったん?入部した?」 僕は今までの流れを全て話しました。 「あ、六時からコンパなんだ」 「うん、あー、もう行かなきゃ間に合わないじゃん!じゃね!」 「あー、ちょい待ってて」 「?」 「俺も行く」 なんでこうなるんだろう…。僕は居酒屋で思いました。席はくじ引きで決められて、その結果…。 斜め前にはケンヂ先輩。 英樹先輩とは顔は見えるもののかなり離れてしまいました。 (まぁ席を替えて話しに行けばいいんだからいっか) と楽観視した僕は飲み会を楽しむことにしました。 やがて席ごとに自己紹介が始まりました。 僕が驚いたのはケンヂ先輩の自己紹介。自己紹介しようとすると席の皆から「お前は自己紹介する必要ねーよ(笑)」とか野次が飛んできました。どうやらケンヂ先輩はこのサークルの飲み会では常連の様で、僕は変に感心してしまいました。 そして僕の番。でも自己紹介が終わると、何か変な空気でした。 目の前に座っていた会長さんが「あー!君が瑞貴ちゃんかー!」といきなり叫び ました。意味がわからず「は?」と思わず言うと、「いや、ミズキなんて名前だ から女かと思ってたんだよ。メールでも礼儀正しい感じだったから」 「あー、そういう間違いよくありますから。女性化粧品を売り付けられたり。い やー…男でスンマセン(笑)」 「いやいや、男でも可愛い方でしょ?」 (何言ってんだろ…もう酔ってるのかな) 適当に相槌を打ちながら、僕の目は英樹先輩を追っていました。 (あー、楽しそうに話してるし。早くあっちに行きたいんだけど…) と、僕は名案を思いつきました。 (トイレに行ったフリをして戻ってきたら英樹先輩の近くに行けばいいんだ!) さっそく、「飲み過ぎて近くなったかなー(笑)」とバレバレな演技をしてトイ レに行きました。 トイレにつくと勢いで酒を飲んだせいもあり、かなり長い間放尿してました(笑) すると誰かが入ってきました。 ケンヂ先輩でした。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; Lunascap...@48.245.192.61.east.flets.alpha-net.ne.jp> |
| あー続きが気になるぅ〜。いいとこで切りすぎですよ <DoCoMo/2.0 P900i(c100;TB;W24H11)@proxy207.docomo.ne.jp> |
| それって〇福岡と川〇にキャンパスある大学じゃないですか!? <DoCoMo/2.0 P900iV(c100;TB;W24H11)@proxy319.docomo.ne.jp> |
| あぁ〜ばれちゃった(笑) その大学です(≧∀≦)ノ 一応コレで四月は最後です…☆ ケンヂ先輩は相当飲んだみたいで寝ぼけた感じで入ってきた。 無言で隣に並ぶ。 正直怖かった。 さっさと用を済ませ、手を洗っていると…ケンヂ先輩が僕の後ろから腰の辺りか ら手を延ばしてきた。だからちょうど…僕を抱きしめるよ感じになる。ケンヂ先 輩の心臓の音が伝わるほど体が密着している。 内心焦っていた。 僕とケンヂ先輩は二人きりになったことはあっても…いままでこういうことはな かったから。 「ケンちゃん…大丈夫?吐きそう?」 ケンヂ先輩が僕の肩に顎を乗せて鏡ごしに見つめてくる。とろんとした目。 とりあえず、こんな場所で誰かに見られたらと考えた僕は、無理矢理ケンヂ先輩の手をほどいて逃げ出すようにトイレを離れようとした。しかしケンヂ先輩に手を捕まえられドアに押さえ付けらてしまった。 しばらくの沈黙。 その間僕はじっとケンヂ先輩の目を見つめていた。 だんだんと手に掛けられていた力が緩まる。 「悪い…」 そういうとケンヂ先輩ドアを開けて僕の背中をトイレの外へと追い出すように強く押した。 僕の胸はドキドキしていた。 結局飲み会に戻ったのだが、英樹先輩の元へは行く気になれず元の席に座って会長さんの話に相槌を打っていた。 そして飲み会はお開きとなり、僕は二次会へと行った。 そこでもケンヂ先輩の行動が気になり…英樹先輩どころではなかった。 他の一年生や先輩と談笑し、カラオケで歌って、新入部員歓迎コンパは終わった。 その後、授業が始まり徐々に緩やかに忙しくなっていった。 でもいまだに英樹先輩とは話せないでいた。 そんなとき、ゼミの先生が主催(笑)する飲み会に出席した。 行ってみて驚いたのが一年生だけでなく全学年合同の飲み会だったのだ。 当然、サークルの先輩も何人かいてその中に英樹先輩もい居た。 恥ずかしい話だけどその瞬間から僕のテンションは上がっていった。 程よく良いが回ってきた頃、決心した。 英樹先輩の隣に座る。 思い返すとかなり不自然だったと思う。 友達が英樹先輩の前に座っていたので、まず「あれ?お前来ないとかいってなかった?」と友達と話をするためだというように、先輩の隣に座った。 しばらく友達と話をし、チビチビ飲んでいると先輩のほうから話しかけてきてくれた。 「確か、話するのは初めてだよね?」 「あ、はい」 「入学式の日にケンヂといたよね?あの時俺も居たんだけどさ、ビラ配ろうとしたらシカトされたんだよね(笑)」 やべ、あんときのことだ。 「あぁ〜すいません、何か全然聞こえなくって…(笑)」 「あ、シカトじゃなかったんだ。よかった」 そういって英樹先輩はニコッと笑った。 「で、そしたら新歓コンパに居たじゃん?びっくりしたよ。そういや結構同じのかぶってるよね、「スペイン語」取ってるでしょ」 「あ、取ってます!」 「やっぱり、駄目だよ…一番前で寝ちゃ(笑)」 そんな話から緊張がほぐれ、楽しく話をした。 依然ドキドキしてたけど。 先輩が「このピアスかわいいね」とかいってピアスを指で触られたときとかかなりドキドキした(笑) あっという間に飲み会は終わり、あっけなく解散。 英樹先輩たちは他の先輩と飲みに行くみたいだったけど、僕は一年の二次会に行くことにしていたそこでバイバイ。 最後に英樹先輩は頭をポンとたたかれた。 「じゃあな瑞樹」 「はーい、サイナラ(笑)」 先輩は手を振ってくれた。 俺は飲みすぎでフラフラしながらも手を振った。 幸せだった。 四月が終わろうとしていた。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; Lunascap...@48.245.192.61.east.flets.alpha-net.ne.jp> |
| っえ?どこの大学?全然わからへん! それより続きがきになる!早く書いてください <DoCoMo/2.0 P900i(c100;TB;W24H11)@proxy206.docomo.ne.jp> |