Page 1288 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼I love you ① 椛 06/5/5(金) 2:31 ─────────────────────────────────────── ■題名 : I love you ① ■名前 : 椛 ■日付 : 06/5/5(金) 2:31 -------------------------------------------------------------------------
| あなたに出会ったのは、空が白い息を吐きはじめた12月。その頃、僕等の前に立ちはだかった壁は、乗り越えられそうにない壁ばかりだった。 ******************時は12月。 俺は、藍沢じゅん。東京のとある中学校に通う普通の中学2年生。 ただ1つ違う事は、好きになる人の性別。そう、俺は同性愛者だ。 『じゅ〜んちゃん!!おはよっ!』 今、馴れ馴れしく話しかけてきたこいつは、中田啓。 生まれた頃から一緒でもう長い付き合い。腐れ縁。 『あ、おはよ。お前こんな寒いのにテンション高いな。』 『それだけがとりえですから!!!!』 啓はいつまでも1人で喋っている。 それを俺はいつもの様に軽く流す。 そうこうしてるうちに、やたら古い校舎が見えてきた。 『あ、じゅん!遅刻するよ!!』 『やべっ…あと5分だ!!!』 俺達は全力疾走で玄関まで走った。 そのおかげてぎりぎり間に合った。 あ、嫌な事を思い出した。 こいつとクラスが一緒って事、そして席が隣って事。 『おまえら今日も遅刻ぎりぎりだぞ!!もっと早く起きろ!!』こいつは、川田隆之先生。通称川先。 『すんません』 『それじゃ授業をはじめる!』 今日もいつもと変わらず、めんどくさい1日が始まってゆく。 ******************〜放課後〜 『じゅん!!今から、いつものメンバーとカラオケ行くから、じゅんも来いよ!!』『あ、いいよ』 『んぢゃ、行こうぜ!玄関でみんな待ってるから!!』 『おう』 カラオケ。みんな盛り上がっていた。 俺もそれなりに。 『じゅん!あれ歌ってよ、あれ!何だっけ。キャリーなんとか!』 『あ、おう!』 俺は歌い終わり、トイレがしたくなって、トイレに行った。 トイレのドアを開けようとした時、 !!!!!!!!!!!!!!!!!! 顔面に激痛が走った。 『いってぇ!!!!』 『あ、ごめんね!!!大丈夫!!!???』 どうやらドアを開けようとした瞬間、中からドアを開けられて、顔面をぶつけたようだ。 『あ、大丈夫っす』 俺は気にせず、用を足した。 自分があの人に惹かれていくなんて知るはずもなく。 あの人に全てを捧げる覚悟をする事など知るはずもなく。 そして、何も変わらないはず今日が、月の光と共に終わりを告げる。 まだまだ続きます!! |