Page 1259 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼咲かない華12 元晴 06/4/25(火) 17:43 ┗咲かない華13 元晴 06/4/25(火) 20:16 ┣Re(1):咲かない華13 きゅぅ 06/4/26(水) 1:12 ┗咲かない華14 元晴 06/4/26(水) 5:05 ┗咲かない華15 元晴 06/4/27(木) 3:04 ┣Re(1):咲かない華15 ちぃ 06/4/28(金) 2:22 ┗Re(1):咲かない華15 こう 06/5/1(月) 2:37 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 咲かない華12 ■名前 : 元晴 ■日付 : 06/4/25(火) 17:43 -------------------------------------------------------------------------
| 音「なんかその頃から俺歌とか人一倍好きだったから親がやらせてみたんだって。そしたら俺結構才能あるらしくて上達が早くて、初めて1年もしないでいろんな賞をとって、小学校4年で全国のコンクールで金賞とってその頃から騒がれ始めたんだ。」 俺と悠子は黙ってシオンの話を聞いていた。 音「騒がれることに俺はいい気になって余計頑張った。そしたら中学入学前に留学の話が来たんだ。でもやっぱ中学生一人で留学なんてさせられないじゃん?だから親が断ったんだ。でも俺はもともと留学なんてしたくなかったんだ、俺はた…」 『ピーンポーン。』 突然のインターホンに俺は驚いた。 元「誰だ?」 俺は悠子を見た。 悠「えっ?俊君達じゃないの?」 そういい悠子は玄関へ向かった。 元「あっ、忘れてた。」 音「さっき言ってた友達?」 元「あぁ。友達。忘れてました。なんか俺なまら無責任だな。」 俺は額に手をあてた。 元「今日俺の髪を切ってくれた友達なんだ、」 音「その頭はその人がしたんだ。」 シオンは俺の頭をじっと見た。 元「そうなんだよ、いやぁまいったよ。」 元(最初からこんなんする予定だったけど…) 元「いやすまん、明日か明後日には話絶対聞くから。それとちょっと、いや結構うるさくなるかもしれんが我慢してくれ。」 光「お邪魔します。うそぉ、もっちが二人いる。」 俊「うぉー!すげぇそっくり!」 早速二人が入ってきた。 元「はいはい、えぇこちらの女性が光、こっちの生物が俊です。どちらも俺と同い年。」 俺はシオンに二人を軽く紹介した。 俊「生物ってなんだよ。男前って言えよ。」 元「えぇ、こっちの男山が俊です。」 俊「俺は日本酒かよ!」 元「まぁ二人すわんなさい。んで見て分かるとおりこれが噂のいとこ。」 音「はじめまして。栗城喜音です。シオンって呼んでください。」 元「はい、よくできました。仲良くしてやってください。」 俊「お前は子供の親か?よろしくシオン君。」 光「よろしくシオン君。」 俊「よろしくお願いします。」 俺は俊がもっている紙袋を見た。 元(どんだけ飲むのよ…) 俺はため息をつき、今夜は騒がしくなると思った。 |
| 俊「ほい酒とつまみよーん。」 俊は持っていた両手一杯の荷物をテーブルに置いた。 やはり予想どおりボジョレーだった。ただ予想以上に量が多かった。 元「…なぁ俊?普通と言うか、まぁ好みはあるが一般的にはなワインにはクラッカーとかチーズとかそう言ったのがベターだと思うのよ。ワインに乾物はなんて言うか邪道?とまでは言わな…」 悠「あっ…するめ。」 悠子も軽く驚いてる。 俊「あっ、悠子さんするめ好き?じゃあするめ炙ろう!」 俊が立ち上がった。 元「やめろ!部屋に匂いがつく!つかほんとやめろ!」 悠「さっきファブリーズ買っといてよかったね。」 元「無理無理無理無理!ファブっても残るから!」 俺は俊を止めた。 元「するめはまた今度な。」 俊の目を見て言った。 俊「わかったよ。せっかく買ってきたのに。」 俊はしぶしぶ諦めた。 悠「ねぇ、これ…」 悠子の手にはゴムがあった。 俊「あっ、それはベッドを新しくしたお祝い。あとローションも…」 俺は俊の頭を叩いた。 俊「痛っ、なによ、照れんなって。」 元「あのなぁ、それは悠子に対するセクハラだぞ?第一シオンもいるってわかっててそう言うものもってくるなよ。」 俺は情けなさそうに言った。 悠「ありがとう。」 元「ありがとうじゃねぇよ、受け取るな。いらんわ!」 もう恥ずかしさでいっぱいだった。 音「いらんって、もっち使って無いの?」 同じ顔のシオンが俺を見た。 俊「うぉ、シオン君も食い付くねぇ!」 元「知らん。つかそんなこと聞くな!」 光「ねぇ、さっきからもっち顔赤いよ。」 痛いとこつかれた。 悠「本当だぁ、やだもっち照れてんの?」 悠子は含み笑いをした。 元「照れてない。」 俺は立ち上がりワイン抜きをとりに行った。 俊「かわいいねぇ(いつもここから風)」 光「かわいいねぇ(いつもここから風)」 音「もしかしてもっちってシャイなんですか?」 元「シオン、お前は黙ってなさい。」 俺は引き出しからワイン抜きを見つけた。 悠「いまどき珍しいくらいシャイ。」 光「真面目だよねぇ。」 俺はついでに持ってきたクラッカーとチーズをテーブルに置き、コルクにワイン抜きをとおした。 元「悪かったな真面目で。」 悠「あっ、グラス。」 悠子は立ち上がってグラスをとりに行った。 音「うわぁ、なんか悠子さん奥さんみたい。」 悠「いい妻でしょ?」 俊「もっちには勿体ないですよぉ。」 光「でもお似合いだよ二人は。」 音「だってぇ、よかったねもっち。」 俺は悠子が持ってきた5個のグラスにワインをついだ。 多分顔を赤くしながら。自分でも顔が暑かった。 |
| 待ってましたっ!!(≧∇≦) 続き楽しみにしてるんで頑張ってくださいっ |
| 俊「はい、ではではシオン君いらっしゃいと言うことでかんぱーい!」 俊は勝手に仕切っていた。 「かんぱーい。」 …………………………………………………30分後 元「シオンお疲れな。」 俺はシオンと乾杯をした。 元「うるさいだろ、こいつら。」 久しぶりの集まりだからかみんないつもよりも嬉しそうだった。 音「ううん、楽しいよ。それよりありがとうね、泊めてくれて。」 元「かまわんさ、話相手ができていいよ。落ち着くまでしばらくはゆっくりしろ。」 俊「あら、それは悠子さんでは物足りないってことかぁ?」 俊はワイン片手に乾物を食ってた。 悠「そうなのもっち?」 頬が赤くなった悠子はまた含み笑いをした。なかなか冷たく。 元「んなことは言ってないだろ。なんて言うか仕事から帰ってきてただいまって言えるのがいいかなってことだ。」 光「じゃあ悠子さんと同棲すればいいのに。」 光も俊と同じように乾物を食っていた。 元「お前等よくワインに乾物食えるな…そんな簡単に言うなよ、そんな適当に決められることじゃないだろう。ってまた俺の話?もうやめようや。」 悠「あっ、ごまかした。」 元「ごまかしてなんかない。」 悠「じゃあ同棲しようよ。」 元「その『じゃあ』って使い方おかしいだろ。同棲ってことは一緒に暮らすんだぞ?」 俊「かたいなぁ。」 といいつつ俊は4本目のワインをあけていた。 元「ちょっと君達ペースが早いんでないかい?」 あとで片付けを一人でする映像が浮かんだ。 悠「もっち!なんで同棲はダメなの!?」 悠子は半分酔っ払っていた。 弱いくせに飲みたがる。面倒見るのは俺なのに。 元「ほら、悠子ペースおとせ。って光も注ぐな!」 光はさりげなく悠子のグラスにワインを注いでいた。 光「あいたら注ぐ、これキャバ嬢の鉄則。」 音「光さんキャバ嬢なんですか!?」 光「いや、幼稚園の先生。」 元「やったこともない鉄則を言うな!」 俺以外みんな酔っ払っていた。 悠「もっちぃ、もう親も同棲していいって言ってるんだよぉ。」 悠子が一番酔っ払っていた。 元「はいはい、じゃあ今度ご挨拶にいこうな。」 もう話を合わせるしかないと思った。 悠「やったぁ!絶対だよ。」 元「あぁ、わかった。だから注ぐなっ!」 光はまた悠子のグラスに注いでいた。 光「シオン君かわいー。」 光は突然シオンに抱きついた。 音「へ?」 シオンも驚いていた。 元「いや、かわいいって顔も声も俺と同じなんですけど…」 俊「悠子さんかわいー!」 俊も負けじと悠子にじゃれついた。 悠「俊君もかわいいよ。」 悠子は俊の頭をいいこいいこした。 元「……なんだこいつら。」 俺は唖然とした。 |
| 元「…悠子は明日仕事大丈夫なんだろうか?」 俺はようやく落ち着いてワインを口にし、ソファーで寝ている悠子を見た。 俊「大丈夫かな?結構飲んでたよな。」 元「あんなに飲ませるからだぞ。明日は朝絶対味噌汁だな。」 悠子は二日酔いの朝は味噌汁などの汁物をほしがると決まっていた。 元「今日泊まってくんだろ?」 俊「あぁ、いつも悪いな。」 俊はまたワインを注いだ。 その時俊の携帯が鳴った。 元「光からか?」 俊「あぁ、家についたってよ。」 元「そっか。」 俺もグラスにワインを注いだ。 俊「そいやーシオン君は?」 元「寝たよ、ちゃんと布団しいてな。疲れてたんだろ、突然だったし。」 俊「なぁ、なんで突然こっちにきたんだ?」 俊はテーブルに肘をつき、頬杖をつきながらこっちを見た。 元「まだ詳しくは聞いてないんだか、ピアノをやっててなかなか有名らしいんだ。それでなんか留学するとかしないとかで親ともめたんだろうなぁ。」 俊「そんなことがあったんだ。それにしても本当お前そっくりだよな。」 元「似てるな。似てるって本人が認めるってあんまないよな。あときっと内面的なところも似てるのかもしれないな。」 俊「神経質なところか?」 元「多分見た目よりずっとナイーブだと思う。」 俊「お前その頭にナイーブって性格はないわ。」 俊はハハハッと笑った。 元「いや、ここまでする予定はなかったよ。悠子とシオンにも変なリアクションされたよ。」 俺は頭を掻いた。 俊「あっ、酒が切れた。」 テーブルを見ると空ビンばかりだった。 元「よし、今日はこれで終わりだ。明日早いから片付けて寝んと。」 時計を見ると1時過ぎだった。 俊「そうだな、お疲れぇ。この空ビンどうすればいい?」 俊は手伝ってくれるようだった。 元「眠たいんだろ?寝ろよ。あとは俺がやるから。」 俊「そう?じゃあ布団ひかしてもらうよ。」 元「ちょっとは躊躇えよ。まぁいいが。静かにやれよ、シオン寝てるんだから。」 俊「あいよ。」 そういい俊は客間へ消えていった。 やはり片付けは俺一人になった。俺は皿洗いをし、テーブルをきれいにし。寝る準備をし、悠子を寝室へ移動させるために起こした。 元「悠子、寝室行こうや、風邪ひく。」 悠子は起きる気配がなかった。 元「はぁ。」 俺は深くため息を吐き、悠子を抱き抱え寝室へ運んだ。 布団を掛けたとき小さな明かりに照らされた悠子をみて少し可愛らしく思った。 元(同居か…そろそろ真剣に考えるか。) 俺は顎を軽く掻いた。 俊「あの、すんません。」 突然話し掛けられて驚いた俺は素早く振り向いた。 そこにはひょっこりと顔をだした俊がいた。 元「びっくりした、なした?」 俊「明日8時前には起こしてくれるかなぁ?」 元「あ、あぁわかった。」 俊「…今何しようとしてた?」 元「なんもしようとしてねぇよ!」 俺はまた顔が暑くなるのを感じた。 俊「襲っちゃダメよ?おやすみ〜」 そういい俊は立ち去った。 元「アホか…」 俺はまたため息を吐いた。 そして俺も布団に入り、電気を消した。 元「おやすみ。」 俺は悠子の頭を撫で言った。 |
| 続き、頑張ってくださいね☆めっちゃ楽しみにしてます(≧∇≦) |
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