Page 1169 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼君が好きだと叫びたい 佑人 06/3/8(水) 23:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 君が好きだと叫びたい ■名前 : 佑人 ■日付 : 06/3/8(水) 23:48 -------------------------------------------------------------------------
| この話は半分フィクション、半分実体験です。もし良かったら小説感覚で読んでやってくれると嬉しいです。 「お前が好きだ」 この一言を伝えることが出来たらどんなに楽だろう。 でも俺にそんな勇気なんてない。 言える訳がない。 だって俺は男で、アイツも男だったから。 有り得ない。初めはそう思った。 俺は「ノーマル」なんだ。 だからアイツへの気持ちを認めたくなくて、あんなこと・・・。 まずはアイツとの出会いから話すことにしよう。 あれは忘れもしない高校合格発表の日。 いや、正確にはアイツと出会ってたことに俺は気付いていなかったんだ。 友達と一緒に撮った合格記念写真・・・。 そこに偶然アイツが写ってた。 でもそれに気付くのはまだまだ先の話。 そのときはまだアイツの顔すらも知らなかった。 アイツ、霧島秀和(きりしまひでかず)のことを。 これから好きになってしまう人のことを。 思えばこのとき写真に秀和が写ってなければ何も始まらなかったに違いない。 そう、やっぱり俺たちの出会いはあの合格発表の日だったんだ。 俺の名前は高岸佑人(たかぎしゆうと)。 どこにでもいる平凡な高校1年生だ。 顔はすごくいいって訳じゃないけど、悪いって訳でもない。 背も高い訳じゃないし、低いって訳でもない。 勉強はそこそこ、スポーツもそこそこ。 自慢できるのはちょっと歌がうまいことぐらい。 平均点を地で行くようなそんな男だ。 でも秀和は違う。 成績優秀、スポーツ万能。 クラブはバレー部でエースアタッカー。 顔はすごくハンサムって訳じゃないけど、笑ったときの顔がすごくいいんだ。 そんな俺と秀和に接点なんて出来るわけもなく、同じクラスにいながら俺たちが話すことなんてしばらくなかった。当然その時の俺は秀和に好意をいだいていない。 むしろ、嫉妬してかもしれない。 クラスメイトからも慕われてて、非の打ち所のないアイツに。 でも事件は起きたんだ。 |