Page 1017 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼もう一度会えるなら「再会」 リュウタ 06/1/1(日) 3:21 ┣もう一度会えるなら「再会」2 リュウタ 06/1/1(日) 8:24 ┃ ┗もう一度会えるなら「再会」3 リュウタ 06/1/1(日) 9:14 ┃ ┣Re(1):もう一度会えるなら「再会」3 犬 06/1/1(日) 19:40 ┃ ┗もう一度会えるなら「再会」4 リュウタ 06/1/1(日) 21:39 ┃ ┗もう一度会えるなら「再会」5 リュウタ 06/1/1(日) 22:44 ┃ ┗もう一度会えるなら「再会」6 リュウタ 06/1/1(日) 23:19 ┃ ┣もう一度会えるなら「再会」 涙 06/1/2(月) 9:58 ┃ ┣ありがとうございます リュウタ 06/1/2(月) 21:42 ┃ ┗Re(1):もう一度会えるなら「再会」6 兎 06/1/5(木) 4:56 ┗Re(1):もう一度会えるなら「再会」 くす玉 06/1/2(月) 8:57 ─────────────────────────────────────── ■題名 : もう一度会えるなら「再会」 ■名前 : リュウタ ■日付 : 06/1/1(日) 3:21 -------------------------------------------------------------------------
| 以前「もう一度会えるなら」で投稿したリュウタです。 あれから4ヶ月経ち、今日進展がありました。 興味のある方は、過去ログ検索キーワードに「もう一度会えるなら」を記入してサーチしていただければ読むことができると思いますのでそちらを見てみてください。 簡単なあらすじ 中学の頃からずっと好きだったアイツとは親友で、嫌われるのが怖くて気持ちを伝えることもなく過ごしてきた。でも、アイツが他の友達と楽しそうにしてるだけで俺はヤキモチをやき、彼を困らせた。自分だけを見てて欲しかった。 そして高校2年の冬。遂に俺は言ってはならないことを言ってしまった。 「俺と他の友達どっちが大切なんだ」って。それは絶対に言ってはいけない言葉だったのに…。 アイツにそんなこと比べることは出来ないと分かっていたのに…。それから俺たちはギクシャクし始め、あることをきっかけに、俺はアイツを避けるようになった。 ガキだった俺は、つまらない意地のせいで大切な友達を、大好きなアイツを失った…。 あれから5年たった。今でも、アイツを失ったことを後悔してる。だからもし、もう一度会えるなら、彼に謝りたい。素直な気持ちで彼と向き合いたい…。でも、5年も前のことだし、もうアイツには嫌われてるかもしれない…。そう思うと勇気が出ない。 でも、それでも、このままモヤモヤした気持ちで後悔するのはイヤだから…。 彼に謝ろうと思います。 ここまでが以前に投稿した内容です。 |
| 俺は何とかして親友と連絡を取ろうとした。でも、彼は引っ越していたし、携帯番号も変わってしまっていたので、どうしようもなかった。 しかし、俺たちは思いもよらない場所で再会することになる。 1月1日。深夜。 俺は中学時代の友達と一緒に近所の初詣に来ていた。 人波で溢れる神社。 お参りをするために長蛇の列が出来ていた。その最後尾に友達と並び、他愛のない話をして時間をつぶした。 夜の風が冷たい。 境内からこぼれるかがり火がどこか幻想的に見える。 気がつけばあともう少しで自分達の番だ。 あわてて財布からお賽銭を出そうとしたその時だった。 「あそこにいるの○○(親友の名前)じゃない?」 え…? 友達が漏らした言葉に俺は一瞬とまどう。 あわてて辺りを見回すと… いた…。 アイツだ。 少し背が伸びたかなぁ。少し髪の毛も染まって大学生って感じだね。まだバレーボールはやってるのかなぁ? でも、無邪気な笑顔はあの頃のまま…。 俺が大好きだったアイツ。 ずっと好きだった。 ずっと謝りたかった。5年間ずっと後悔してた。 会いたかった…。 でも、同時に会いたくなかった。 今さらどんな顔してアイツに会えばいいと言うんだろう。 完全に嫌わてれるかもしれない…。 気持ち悪いって思われてるかもしれない…。 俺の頭の中は、一瞬で彼のことでいっぱいになった。 |
| お参りして、賽銭を投げ込み、俺は願った。 (どうか、アイツと仲直りする勇気を俺にください) 10円玉にのせるには大きすぎる願いだったかもしれない。 肝心のアイツといえば、何人かの連れと一緒におみくじを買っているようだ。 そのとき、一瞬目が合ったような気がした。 アイツ、俺に気付いたかな…? お参りを終えると俺もおみくじを買うことにした。 そして、自分の中で1つのルールを決めた。もし「大吉」が出たら、そのときはアイツに話しかける。 「大吉」以外なら…、そのときは話しかけない。 自慢じゃないが「大吉」を引いたことは数えるほどしかない。 それでも今「大吉」が出てくれたなら… 頑張れそうな気がする。 箱の中に詰まったおみくじを1つだけ選ぶ。いつもより慎重に。 慎重にしたからって何かが変わるわけじゃないけど、それだけこのおみくじに想いを込めた。 ゆっくりとおみくじを開く。指が震えるのはきっと夜の寒さのせいじゃない。 緊張の一瞬。 「大吉」 …。 もう一度見る。 「大吉」 …出た。 大吉が出た。 覚悟を決めよう。 俺は今からアイツに話しかける。 気さくに、久々にあった友人のように。 そしてあの時のことを謝ろう。 簡単なことだ。 |
| その後どうなったんでしょうか?よかったら教えてください! |
| リクエストありがとうございます! 続きです。 今、あんなに会いたいと思っていたアイツが目の前にいる。 呼び掛ければ振り向いてくれる距離にいる。あとは俺の勇気だけ。 楽しそうに連れの友達と笑っているアイツ。アイツにとって、俺はもう過ぎ去った過去にすぎないのだろうか。いや、もしかしたら思い出すにも値しないのかもしれない。 そう思うと怖くなってきた。 今さら謝って何の意味があるんだ? もう終わったことだろ?蒸し返す必要なんてないんじゃないのか? 鳴り響く除夜の鐘の音が頭の中で目まぐるしく反響する。 早く、早く話しかけないと彼が帰ってしまう。でも、俺は…。 心臓があり得ない速さで鼓動を打つ。 めまいさえ感じる。 そうこうしているうちにアイツは家に帰るために、神社の階段へと歩み始めた。 彼が帰ってしまう…! その時、思い出した。前に掲示板でこの件について相談したときにある人に言われた言葉。 「もしかしたら傷つくかもしれない。会う直前でおびえる弱い自分に気付き、自分を嫌いになるかもしれない。それでも、正面から向き合えたなら、今の君ならきっと素直に謝れるよ」 俺は走った。 無我夢中だった。 もし今を逃せば一生会えないかもしれない。後悔だけはしたくないから… アイツにだけは素直な気持ちでいたいから… 昔みたいに、あの頃のように、通学途中にアイツを見つけた時のように、俺はアイツの名前を叫んだ。 |
| 振り返るアイツ。 視線が交錯する。 一瞬の沈黙…。 驚いた顔で俺を見つめるアイツ。 5年振りのアイツ…。 「久しぶり!」 俺はカラカラに乾いた喉から必死に言葉を吐き出した。 出来る限り自然に。 仲が良かったあの頃のように。 アイツの言葉を待つ一瞬が永遠のように感じられる。 「久しぶり」 優しい声…。 5年前と同じだ…。 「あの、俺のこと覚えてる…?」 「もちろん覚えてる」 確かめるように聞く俺に笑顔で答える彼。 「そ、そっか!良かった〜!あの、大学とかどこに行ってんの?」 「あぁ、K大学に行ってる!一年浪人したんだけどな(笑)」 …なんて顔で笑うんだろう。 いたずらっぽくて、無邪気で…。 この笑顔が俺は大好きだったんだ…。 「そうなんだ!へぇ〜そっかそっか。俺はS大学なんだ。」 「知ってる。友達づてに聞いてたから。」 「そっかぁ〜。」 緊張のせいもあって、話題に詰まる。 早く本題に入らないと…! そう思った瞬間だった。 「お〜い、○○(親友の名前)行くぞ〜?」 アイツと一緒にいた連れが向こうから呼び掛けてくる。 俺「あ、ごめん!友達?」 彼「え?あ、うん」 俺「ごめん!友達いるのに呼び止めて!」 彼「いや、大丈夫だけど」 俺「久しぶりに話せて嬉しかった!」 俺は何を言ってる? 彼「あぁ、俺も!…じゃあな!」 遠ざかってくアイツの背中。 本当にこれでいいのか…? 本当に帰していいのか…!? |
| 俺「あの、俺!」 沈黙。 彼「何?」 立ち止まり、振り返るアイツ。 俺「高校時代のこと」 彼「…うん」 俺「俺、ずっと後悔してたんだ。」 彼「…うん」 俺「許してもらえるなんて思ってないけど、この5年間、ずっとお前とのことが胸ん中に引っ掛かってて…」 彼「…うん」 俺「ずっと、ずっと、謝りたかった…。」 彼「…。」 俺「本当にごめん」 素直に言えた…。 謝ることが出来た…。 沈黙。 アイツは何も言わない。 言わないかわりに、大きな手で俺の頭をくしゃって撫でた。 「バカだな、せっかく久しぶりに会ったのにそんなこと気にすんなよな〜!」 俺は… ずっとその一言が聞きたかったんだ…。 ただアイツにもう一度笑いかけて欲しかったんだ…。 俺「話はそれだけ!聞いてくれてありがとな!」 こぼれそうになる涙を必死にこらえながら、俺は精一杯の笑顔でアイツに言った。 俺「あ、今さらだけどあけましておめでとう(笑)」 彼「初めに言うべきことを別れ際に言うとこ、お前らしいな(笑)」 俺「そっか?(笑)」 彼「それじゃ、よいお年を!」 俺「よいお年を!」 そう言って、俺はアイツと別れた。 別れたあと、こらえてた涙が一粒こぼれた。 5年も遠回りしたけど、ちゃんと謝ることができた…。 携帯番号、聞いておけば良かったかなぁなんて今さら思う。 いや、未練が残るから聞かなくて正解だったかもしれない。 多分、もう会うことはないだろう。 だけどアイツと出会えて本当に良かった。 最後の最後に分かりあえて本当に良かった。 大好きだったよ… 本当にありがとう。 |
| 新年早々泣いちゃいました↓↓↓感動しました(>_<)すごくイイ話(*^_^*) |
| 最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。 アイツを神社で見つけた瞬間、本当に時間が止まって、全ての音も消えてなくなったように感じました。 この偶然に本当に感謝しました。1年の初めの日に1年ぶんの運を使ってしまったような気がします(笑) 余談ですが、アイツは相変わらずかっこよかったです(*^_^*) 背が高くて優しい顔立ちで、笑顔も無邪気で。さすが俺が好きになっただけありました(笑) 多分もう会えないけど(^_^;) でも、今回のことで本当にすっきりしました。ずっと胸に引っ掛かってた想いをやっと解放してあげることができました。 ほんの少しの勇気、忘れずにいたいと思います。 |
| 本気で泣いちゃいました。俺が中学時代に好きだった人を思い出して。 そいつも同じようにバレー部で俺のせいで仲が悪くなって会うことは無くなったんですが記憶がよみがった感じがしました。 そいつとは二度と会う事は無いと思います。色々後悔してるけど、俺の場合例え会ったとしても謝ったところで決して許してもらえないんで。まるで自分の事のように思えて感動しました |
| スッゴい切ないケド、こうゆう一生懸命ガンバッテル人憧れる彡これからも頑張れ(^O^) |